夏の風物詩といえば花火大会。たくさんの人が集まる席で見るのも良いけれど、たくさんの人で賑わっている観覧席はちょっと窮屈で苦手。
そんな方におすすめなのが、穴場スポットから観る花火です。
関西で行われる、なにわ淀川花火大会・天神祭奉納花火・みなと神戸海上花火大会・白浜花火大会の4つのイベントをより楽しめる穴場スポットをそれぞれご紹介します。
なにわ淀川花火大会のおすすめスポット3選(大阪)
平成元年に市民ボランティアによる手作り花火大会としてスタートしたなにわ淀川花火大会は今や大阪の夏の風物詩。
毎年、迫力のある大型花火やスターマイン100連発などで見る人を楽しませてくれるイベントです。
2018年は、30回の節目となる年のためこれまでにない趣向を凝らした演出が企画されるそうなので見逃せませんね。
1.本庄公園が比較的空いていて利便性が高め
なかなか穴場スポットの少ないなにわ淀川花火大会ですが、そんな中でも比較的ゆっくり鑑賞できるのが河川敷から少しだけ町の方にある本庄公園。
高い建物も無く、近くにコンビニもいくつかあるのでお手洗いやちょっとした買い物をしたい時も便利です。
近年少しずつ認知されている場所ですが、メインとなる淀川の北側や南側よりは例年混雑が少ないので狙い目です。
◾️住所:大阪府大阪市北区本庄西3丁目11
◾️アクセス:大阪市営地下鉄「中津駅」から徒歩11分
2.海老江地区野球場は家族連れにおすすめ
駅からのアクセスもよく、シートを広げて比較的ゆったり過ごせるのが海老江地区野球場。
高速道路の高架があり仕掛け花火などはよく見えませんが、空中の大迫力の花火は十分楽しめます。
3.日本ペイントビル前から花火を真下から観覧
梅田側有料席のすぐ後ろにある日本ペイントビルは、ビル正面は立ち入り禁止となっていますが、そこから少しずれた位置がベストポイント。
打ち上げ会場が非常に近く、臨場感たっぷりの打ち上げ花火を真下から眺められます。
◾️住所:北区大淀北2丁目1-2
天神祭奉納花火のおすすめスポット3選(大阪)
1000年以上続く日本三大祭の一つ大阪の天神祭は、毎年130万人が訪れる関西最大のお祭り。
約100隻の船団のかがり火と、約4000発の花火が作り出す光景はとても幻想的です。
たくさんの人が訪れるこのお祭りを、うまく混雑している場所を避けて鑑賞できたら嬉しいですよね。
そんな方におすすめな穴場スポットをご紹介します。
1.ゆっくり花火を鑑賞したい方は川崎橋へ
川崎橋は天満と都島区網島町を結ぶ、大川に架かる自転車・歩行者専用斜張橋です。
打ち上げ場所からは少し離れてしまうため混雑はそれほどなく、視界をさえぎるものが無いため花火がよく見えます。
混雑していない場所でゆっくりと花火を楽しみたい方はこちらがおすすめです。
2.都島橋でライトアップされた大阪城×花火の贅沢ビュー
会場からは少し離れますが、ライトアップされた大阪城と天神祭の花火を同時に楽しめる絶景スポットの都島橋。
年に一度この瞬間しか見られない情緒たっぷりの景色が見られます。
3.大阪の風物詩を帝国ホテルから間近で
帝国ホテル大阪では、ホテルから奉納花火と船渡御を合わせて見られる「ホテルディナーと天神祭観覧席の夕べ」を販売しています。
あわせて宿泊プラン、レストランの特別メニューもあり、少々お値段は張りますが忘れられない日になること間違いなしです。