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アスリートやモデルなど、多くの有名人が実践しているというファスティング。
2、3日の期間、一切食べ物を口にせずに空腹を我慢して体重を落とす、という過酷なイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
今回はファスティングの本来の目的や正しいやり方、基本的なルールをご紹介します。
- ファスティングに興味がある人
- 長期間のダイエットが続かない人
- 体や肌の疲れを感じている人
ファスティングの意味や目的とメリットを知ろう
ファスティングの意味や目的とメリット
- ファスティングはダイエットではない
- 毒素をデトックスして体を健康な状態にリセットすること
- 一定期間摂取カロリーを減らすため、結果的に体重を落とすことにつながる可能性がある
決められた一定期間、食べ物を摂取しないことで内臓を休ませることで体に溜まっている毒素をデトックス&リセットすることです。
ファスティング(fasting)とは、英語で断食する、絶食するという意味。
もともと断食は、古来より世界各国で宗教的な儀式として、またはヨガなどの精神修行の一環として行われていましたが、近年ではファスティングが科学的に研究されるなどして欧米だけでなく日本でも注目されるようになってきています。
ファスティング=ダイエットではない
ファスティングは一定期間食事を摂らないことで摂取カロリーが減るため、結果的に体重を落とすことにつながる可能性があります。
しかし本来の目的は、毒素をデトックスして体を健康な状態にリセットすること。
ファスティングしたからといってダイエットになるわけではないことを知っておきましょう。
食生活や生活習慣により、体内には様々な毒素が少なからず蓄積されています。
高脂質高タンパクな食品の食べ過ぎや食品添加物、残留農薬、大気汚染など内臓に負担をかける原因は普段から食べているものや空気から体内に吸収してしまっているのです。
そのため、一度吸収することをやめて内臓を休ませて毒素を排出する、というのがファスティングの最大の目的です。
ファスティングよって起こるメリット5つ
ファスティングは体内に蓄積された有害物質をデトックスでき、体の中から綺麗になれる有効な美容法として注目されています。
ファスティングすることによって体に起こるメリットを5つ、ご紹介します。
女性にうれしいメリットもありますよ。
ファスティングのうれしいメリット
- 内臓を休ませる
- 腸内環境が整う
- 美肌効果
- 味覚改善
- ダイエットの準備ができる
1.内臓を休ませることができる
高カロリーの食事を食べ過ぎたり、アルコールや刺激物の摂取は、内臓を忙しく働かせることになります。
働きすぎの内臓は疲れてその機能を十分に果たすことができないことも。
ファスティングで内臓を休ませ、機能を回復させることができます。
回復した内臓は、毒素排出機能のアップが期待できますよ。
2.腸内環境が整う
ファスティングすると、腸内の悪玉菌が死滅して腸内環境が整う効果が期待できます。
固形物を食べないことで消化や吸収にエネルギーを使わず、排泄を行うことができ、便秘の改善にもなります。
腸内の善玉菌が増えて腸内環境が整うと免疫機能がアップして、病気になりづらいという効果も期待できます。
新陳代謝も上がり脂肪が溜まりにくくなることで、太りにくい体を目指せますよ。
3.美肌効果にも期待!
どんなにスキンケアをがんばっても、体内に毒素が溜まっていると思うような効果が得られません。
腸内環境が整い、老廃物を排出することで美肌効果も期待できるのがファスティングのよいところ。
腸がきれいならお肌もピカピカになり、吹き出物や肌荒れの悩みからも解放されます。
4.味覚の改善
食品添加物や嗜好品の摂り過ぎで鈍っていた味覚が、ファスティングすることによって本来の味覚を取り戻す効果も期待できます。
薄い味付けで食材をそのもののうま味を味わえるようになり、塩分や食品添加物の摂り過ぎを防ぐことにもつながります。
塩分や食品添加物を控えると、むくみを軽減したり、生活習慣病を予防することにもなります。
5.ダイエットがしやすくなる体に近づく
ファスティングでは、体重や体脂肪を減らす効果が期待できますが、あくまで一時的なものです。
痩せるための体の準備期間としてファスティングを利用しましょう。
デトックスしてリセットされた体になると新陳代謝が上がり、脂肪を溜めづらい・むくみにくい・便秘が改善されているなどの効果が表れやすくなるのがメリットです。
ファスティングをおすすめできない人
こんな人は気を付けたい
- ファスティングに不向きな人もいる
- 自分が該当しないか確認しよう
ファスティングする際に注意が必要な人もいらっしゃいます。
自分が該当するかどうか、しっかり確認してみてください。
下記の方がどうしてもファスティングしたい場合、医師に相談することをおすすめします。
- 妊婦・授乳中の人
- 成長期の子供
- 体調に不安のある人
- 持病がある人
- 過去に心筋梗塞、脳卒中を起こした人
- 日常的に投薬または薬を服用している人
ファスティングの基本的なやり方と進め方
ファスティングの基本3ステップ
- 準備期間
- ファスティング
- 回復期間
ファスティングは、間違った方法で行うと失敗したり、体調を崩してしまう可能性があります。
注意点を確認して、正しいやり方や基本的なルールをしっかり把握しておきましょう。
ファスティングの基本の流れ
ファスティングは、必ず準備期間→ファスティング→回復期間の流れで行います。
ファスティングの流れ | |
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準備期間 | ゆっくりと食事量を減らしてファスティングに備えて準備をする期間。食事は消化によいものを軽めに食べ、夕食は20時までに済ませる |
ファスティング | 水分を多めに取り、酵素ジュースや野菜スープなどを飲む |
回復期間 | 内臓に負担をかけないよう、消化のよいスープなどから始める。食物繊維の多い食事を摂る。食べる量も最初は腹5分目程度から徐々に増やしていく |
ファスティングに適した期間は?
現在ファスティングの主流は、難易度が低く初心者でも成功しやすいとされる3日間ファスティング。
他にも初心者向けで半日~1日の短期間で実践できるもの、1週間と本格的なものがあります。
最初から長い期間でやるのが不安な方は、無理をせず短期間から始めてみることをおすすめします。
5日以上の長期間行う場合、必ず専門家の指示を仰ぎましょう。
半日~1日ファスティング
初めてファスティングをする人向けのファスティングです。
ファスティングに興味はあるけどできるかどうか自信がない人や、ファスティングを試してみたい人に向いています。
飲み会などが続いて胃腸が疲れている人にもおすすめな軽めのファスティングです。
3日間ファスティング
現在、ファスティングの主流となっているのが3日間ファスティングです。
かなり効果が期待できますが、準備期間、回復期間ともに十分に時間をとって丁寧に進めることが大切です。
1週間ファスティング
本格的なファスティングにチャレンジしたい人向けです。
1週間ファスティングは、自分で判断せずに専門家の指示を仰ぎながら進めましょう。