フリーダイビングとスキューバダイビングの違いと必要な費用!

フリーダイビングとスキューバダイビングの違いと必要な費用!

この記事は広告・PRを含みます。

水中に潜るアクティビティには様々な種類があります。最近ではフリーダイビングの世界大会で優勝した岡本美鈴さんがメディアで取り上げられるようになり、フリーダイビングとは何なのか?スキューバダイビングと同じような遊びなのか?

疑問に思う人がいるでしょう。しかしフリーダイビングとスキューバダイビングは全くの別物です。それぞれの違いや楽しみ方を知ればあなたもきっと始めたくなるはずです。

フリーダイビングとは人類の限界に挑戦すること

息を止めて水中に潜り潜水時間や距離を競います。ゆったり遊ぶスキューバダイビングよりも競技性が強く、世界大会も行われています。大会で優秀な成績を収める選手が実は日本人の中にたくさんいます。

人類は息を止めた状態でどこまで深く長く潜ることができるのか?記録は毎回のように更新され続け、日々その限界に挑戦し進化しているといっても過言ではないでしょう。

体調管理でフリーダイビングの危険性は回避可能?

どんなスポーツにも常に危険はつきものです。フリーダイビングも例外ではなく、あくまでスキューバダイビングとは違い競技のひとつですから危険性が全く無いということはありません。

たとえば水圧による肺の締め付けや酸素不足による気絶などがあります。

しかし、それらのほとんどは事前の体調管理や判断で未然に防ぐことができます。少しでも不調を感じたら無理をしないことやきちんと休息をとることが大切です。

フリーダイビングにかかる初期費用は60,000円ほど

フリーダイビングは競技なので、プロを日指すとなるとキリがありませんが、ここではあくまで趣味として楽しむ程度の費用について解説します。

まず初心者は必ずショップで講習を受けてからフリーダイビングを楽しみましょう。我流で海や深場でいきなり挑戦すると、確実に事故に繋がるからです。

その講習にかかる費用がおよそ30,000円ほどであり、本格的に始めるならばロングフィンという器材もそろえる必要がありますから30,000円かかります。つまり初期費用が合わせて60,000円かかります。

フリーダイビングの種類

フリーダイビングといっても様々な種類があります。水中で呼吸をしないことには変わりありませんが、水面を泳ぐのかそれとも垂直に深く潜っていくのか?

足ヒレもといフィンを付けるのか付けないのか?潜り方のスタイルがそれぞれ違います。

プールの水面で息を止める【スタティック・アプネア】

View this post on Instagram

A post shared by 沖縄フリーダイビングスクール OkinawaFreedive (@okinawa_freediving_school)


プールの水面でうつぶせになりながら浮かび、どれくらい長く息を止めていられるかを競う競技です。世界記録はフランス人選手が持つ11分35秒です。

プール内で自力の泳力を試す【ダイナミック・アプネア・(フィン無し)】

View this post on Instagram

A post shared by 沖縄フリーダイビングスクール OkinawaFreedive (@okinawa_freediving_school)


25Mプールで行われることが多い競技です。泳力を補助するフィンを付けないで、水面に沿って水中をどれだけ長く進めるかを競います。

フィンをつけて泳ぐ【ダイナミック・アプネア・(フィン有り)】

View this post on Instagram

A post shared by 베윤정 (@ozibaebae)


上記のダイナミック・アプネア・(フィン無し)とほぼ同じです。唯一異なるのは、名前の通りフィンをつけた状態で水面に沿って水中をどれだけ長く進めるかを競います。

己の力でどんどん潜る【コンスタント・ウエイト・(フィン無し)】

View this post on Instagram

A post shared by 沖縄フリーダイビングスクール OkinawaFreedive (@okinawa_freediving_school)


呼吸を止めたままフィンをつけないかつ重りを少々身に着けた状態で水中に垂直に潜っていきます。自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競います。

【コンスタント・ウエイト・(フィン有り)】でさらに深く潜る

View this post on Instagram

A post shared by 沖縄フリーダイビングスクール OkinawaFreedive (@okinawa_freediving_school)

上記のコンスタント・ウエイト・(フィン無し)とほぼ同じスタイルで競う競技です。唯一異なる点はフィンを付けた状態で潜ることです。

自力で潜行と浮上を行う【フリーイマージョン】

View this post on Instagram

A post shared by 沖縄フリーダイビングスクール OkinawaFreedive (@okinawa_freediving_school)

呼吸を止めて、重りを身につけてかつフィンを装着しないところはコンスタント・ウエイトと同じ競技スタイルですが、この競技はガイドロープにつかまりながら自身の力のみでどこまで深く潜ることができるかを競います。

日本記録はまだない!?【ヴァリアブル・ウェイト】

View this post on Instagram

A post shared by 沖縄フリーダイビングスクール OkinawaFreedive (@okinawa_freediving_school)


サボーラという特殊な乗り物に乗って水中を潜行していきます。途中で身に着けている重りの量を変更してもかまいません。

浮上する際はガイドロープをつたって浮上します。一呼吸でどれだけ深く潜ることができるかを競う競技です。公式の大会種目になっていないため日本記録は今の所無いようです。

【ノー・リミッツ】で人間の限界に挑戦する

View this post on Instagram

A post shared by Fox David (@picturecast)


こちらもザボーラという乗り物に乗って潜降し、浮上時にはエアリフトやガイドロープをつたって浮上します。

フリーダイビング競技の中で最も身体を動かすことが無いため、大会で出される記録もかなり深い記録がほとんどです。世界記録はオーストラリア人が残した驚きの-214Mです。

ゆったり海中散歩をするならスキューバダイビング

スキューバダイビングは専用の器材を使用しつつ空気の入ったタンクを背負い、呼吸ができる状態で水中に潜るスタイルをいいます。

また潜ることができる深度に限界が設けられており、アマチュアダイバーかつ一本のタンクの場合は水深40Mです。

スキューバダイビングの最大のメリットはなんといっても水中で呼吸ができることでしょう。海の生き物や景色をじっくり観察することができます。

フリーダイビングとは違い競技ではなくレジャーに近い要素が強いため、周りと競うことは無く自分のペースでゆったり水中世界を楽しむことができます。

スキューバダイビングはライセンスが必要

フリーダイビングとは違いスキューバダイビングはしっかり講習を受けてライセンスを取得する必要があります。

最低でも2日はかかり、始めるにあたり手間ではあるのですが、一度取得してしまえば世界中に存在するダイビングショップを利用して海中散歩をすることができます。

スキューバダイビングにかかる初期費用は約535,000円ほど

ダイバーの見た目から想像が付くように、フリーダイビングに比べて初期費用は割りと高めです。まずライセンスを取得するために約30,000 円かかる講習を受ける必要があります。

加えてフル器材レンタル代がそのときに約5,000 円かかり、ライセンス取得後に本格的に始めるのであれば器材を購入する必要がありますから、スーツとフル器材購入で約500,000円、つまり初期費用があわせて約535,000円かかります。

フリーダイビングとスキューバダイビングあなたはどちら?

フリーダイビングとスキューバダイビングは水の中に潜る点では同じですが、潜水方法や使用する器材が全く異なるマリンアクティビティです。

初期費用や始める際のお手軽さは断然フリーダイビングに軍杯があがりますが、実際に楽しんでいる人口や楽しめるショップ、そして続けられる年齢の長さはまだ圧倒的にスキューバダイビングといえます。

水の中という場所は私たちをリラックスさせ楽しい気持ちにさせてくれるので、ぜひどちらかチャレンジしてみてくださいね。もちろんそれぞれの楽しみ方や魅力があるので両方試していただくのもおすすめです!

こちらの記事も読まれています

[nlink url=”https://arvo.showcase-tv.com/9189/”]
[nlink url=”https://arvo.showcase-tv.com/2767/”]
[nlink url=”https://arvo.showcase-tv.com/4799/”]

ライフスタイルカテゴリの最新記事