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磯の香りと凝縮されたうま味が美味しいあさりは、和食と洋食どちらの料理にも良く合う食材です。
新鮮なあさりはすぐにでも調理して使いたいところですが、砂抜きに時間がかかるのがネックに。
そこで今回は、じゃりじゃりさせずに早く砂抜きを済ませる方法と、おすすめのあさりレシピをご紹介します。
あさりの砂抜きが早くできるコツ
酒蒸しやパスタなど和洋問わずいろいろな料理に使えるあさりですが、せっかくの美味しそうな香りと見た目でも、口のなかでじゃりじゃりと砂が当たってしまうとトーンダウンして美味しさも半減してしまいます。
そのため、あさりの調理には砂抜きが欠かせないですが、一般的な方法で砂抜きするとなれば、海水と同程度の水に浸して数時間置く必要があり、なかなか面倒です。
夕食の準備も迫り、早く砂抜きを済ませたい!そんなときにおすすめなのが、熱めのお湯で砂抜きをする方法です。
たった5分ほどで砂を吐き出させることができるので時短で便利ですのでぜひ覚えておきましょう。
早くできるあさりの砂抜きの手順
熱めのお湯を使ったあさりの砂抜きの方法は、まず水道水で殻についた汚れなどを洗い流して取り除きます。
次にあさり同士が重ならず、完全に沈むくらいの大きめのバットを用意し、50℃程度のお湯をたっぷり注ぎます。
後はあさりを広げて待つこと5分!口が少し開く状態で砂を吐き出させ、あさりをゴシゴシとこすり合わせながら洗えば砂抜きが完了です。
お湯洗いで気をつけるポイント
熱めのお湯で時短に済ませるあさりの砂抜きですが、注意点がいくつかあります。
1つはお湯の温度です。50℃のお湯の熱さにすることであさりが勢いよく呼吸し、早く砂を出すと言われています。
熱湯ほどの高い温度ではあさりが茹で上がってしまうので、気をつけましょう。
50℃のお湯は、沸騰させた湯と真水を半分づつ入れるとほぼ適温になります。手を一瞬つけて熱いと感じる程度を目安に調整しましょう。
もう1つは時間です。10分、20分と熱い湯につけているとあさりのだしが抜けてしまいますので、短時間で切り上げることが大切です。
あさりで作る絶品和のおかずレシピ4選
時短で砂抜きしたあさりを使って、パパッと手軽に作ることができる和のおかずレシピをここからはご紹介します。
蒸し焼きなどシンプルな調理方法ながら、あさりのむき身もだしもしっかり堪能できて、ほかの具材にしっかり味がしみ込む絶品レシピをぜひ試してみて下さい。
レンジで簡単!酒蒸し
時短で簡単に作ることができる電子レンジを使ったあさりの酒蒸しです。
砂抜きしたあさりを耐熱ボウルに入れ、ふんわりラップをかけてレンジ加熱すること4分ほど!あさりの口が開いたらできあがりです。
一緒に入れるわかめから良いだしが出て、口の中に海の幸の香りが広がります。
あさりのだしで小松菜が絶品に
あさりのうま味が小松菜にしみ込んだ美味しいおかずです。
砂抜きしたあさりとオリーブオイルとニンニク、赤唐辛子をフライパン入れて蒸し焼きにし、途中で小松菜を加えて炒めて作ります。
調味料はしょう油だけですが、あさりから出るだしと塩気、ニンニクの風味でしっかり味が決まります。
キャベツの甘みが抜群の組み合わせ
ひと口大のざく切りにしたキャベツの甘みとあさりの組み合わせは絶品!
フライパンにバターを熱してキャベツを炒め、バターがコーティングできたらあさりを上にのせて蒸し焼きにします。
仕上げに白だしを入れて混ぜ合わせ、味を調えればできあがりです。
あさりの塩分で塩辛くなりすぎないよう、味をみながら白だしの量を調整しましょう。
あさりとキャベツのバター蒸し。 by 栁川かおり|レシピサイト「Nadia|ナディア」
ご飯がすすむあさりのつくだ煮
あさりのむき身を使って作るショウガの風味がきいたつくだ煮です。
鍋にあさりとショウガ、酒などを入れて火にかけ、途中で調味料を加えて強めの火力で煮詰めていきます。
うま味が詰まった煮汁はやや多めで、あさりを浸しておくことで時間が経つにつれ味馴染みが良くなります。
ご飯おかわり~♪あさりと生姜の佃煮 by 鈴木美鈴|レシピサイト「Nadia|ナディア」
あさりのうま味が凝縮!おすすめ洋食レシピ5選
凝縮されたうま味と塩気が口いっぱいに広がるスープやパスタなどの洋食も、あさりを堪能できるメニューです。
加熱しすぎるとあさりのむき身が縮んでしまうので、後から加えたり、軽く煮込む程度にすることが美味しく作るポイントです。
ここからは、あさりの美味しさをまるごと味わうおすすめの洋風レシピをご紹介します。
トマトのうま味で相乗効果!
栄養満点のあさりを使って作るトマトパスタです。
フライパンでニンニクを炒めてから、あさりと白ワインを加えて蒸し焼きにし、缶詰のカットトマトを加えて軽く煮詰めたソースを準備します。
パスタが茹で上がったらソースと混ぜ合わせ、器に盛り付けたら完成です。凝縮されたトマトソースのうま味をしっかり絡めましょう。