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高知の民謡である「よさこい節」を起源とし、現在は全国に普及した「よさこい祭り」。
目を奪われる色鮮やかな衣装と、夏の暑さを吹き飛ばすような迫力ある踊りが魅力です。
今回は、そんなよさこい祭りの魅力と、2019年に開催される代表的なイベントをご紹介していきます。
高知発祥「よさこい祭り」の魅力とは
よさこい祭りとは、華やかな衣装を着た踊り子たちが、それぞれチームごとにアレンジした「よさこい鳴子踊り」の楽曲に合わせて踊るものです。
1954年に高知にて「戦後の沈滞したムードを一新しよう」という有志の思いから開催に至ったことが始まりです。
街ぐるみで催される大規模なものが多く、全国で老若男女を問わず愛されています。
目を奪われる華やかな衣装たちが魅力
よさこいは、それぞれのチームにコンセプトがあることが基本です。
楽曲のアレンジや振り付け、そして衣装といった数々の要素が絡み合ってひとつの世界観を作り出しています。
よさこい衣装の面白さは、ドレスコードとしての決まりがない点です。
和調の着物風衣装もあれば、チームロゴの入ったTシャツにバンダナというラフなもの、フラダンスやジャズ、ヒップホップなど、チームによって個性的な衣装を身にまといます。
どのようなコンセプトの衣装であっても、共通して言えるのが、目を奪われるほど華やかであることです。
楽曲や振り付けはもちろんのこと、チームごとに異なる衣装のこだわりや魅力を観察することもよさこい祭りの醍醐味です。
よさこい祭りの踊りは2種類
よさこい祭りの踊りには、「ストリート演舞」と「ステージ演舞」の2種類が存在します。
ストリート演舞は、封鎖した道路や商店街などを舞台に踊り子たちが練り歩くものです。
ただ歩きながら踊るわけではなく、時には立ち止まったり、フォーメーションを変更したりと、強弱を感じられる動きが見どころです。
一方でステージ演舞は、公園の舞台上などで行われます。ストリート演舞とは違い、フォーメーションによりこだわった演舞を楽しむことができます。
また、ステージ演舞ならではの魅力として、ステージ上での生演奏の臨場感や、旗を大きく使った迫力あるパフォーマンスを楽しむことができる点も挙げられます。
チームによって異なる魅力が楽しめる
よさこい祭りの見どころは、それぞれのチームによって踊りや衣装の雰囲気が異なることです。
各チームが毎年異なるテーマを掲げ、多様なスタイルのよさこいを披露してくれます。
女性を主体としたチームでは、蒸し暑い夏の気候の中でも爽やかさを感じるような、しなやかで華やかな舞踊を楽しむことができます。
一方で、男性が主体となったチームでは、女性にはない力強さや躍動感を堪能することができます。
中には10メートル近い旗をなびかせるスタイルもあり、そのダイナミックさは圧巻です。
また、中学生までの子供だけで構成されたチームも存在し、よさこい祭りが世代を超えて愛されるイベントであることが伺えます。