夏こそ「天体観測」♡ 楽しみ方やおすすめスポットをチェック!

     
夏こそ「天体観測」♡ 楽しみ方やおすすめスポットをチェック!

空に輝く星を見ると、なんだか幸せな気持ちになります。空に浮かぶ星は7年かかり、ようやく地球にいる私たちの目にうつります。つまり、私たちが見ている星は、7年前にその場にあった星なのです。そう考えてみると不思議ですよね。今回は、夏の天体観測の楽しみ方やおすすめスポットをご紹介します。

夏に観測するならこの2つ!

空に浮かぶ星には、たくさんの星座があり、たくさんの物語があると聞いたことはありませんか? 複数の星を繋げ、できたものを「星座」と言い、神様や英雄、動物や器物などの名前が付けられています。空を見るだけでは、想像しにくい形の星座が多いので、想像力が大切ですね。夏になると、それまで見えにくかった星座が少しずつ浮かび上がってきます。

空に浮かぶ3つの明るい星「夏の大三角」

夏といえば3つの明るい星で作る「夏の大三角」です。初心者でも見つけやすいので探してみてください。

「夏の大三角」を作る3つの星

「夏の大三角」には3つの星が含まれていて、それぞれ異なる星座に含まれています。3つの中で最も明るい星が「こと座のベガ」です。「こと」のような形をしている「こと座」の一番明るい星でもある「ベガ」は、「織姫星(the weaver)」とも呼ばれています。次に明るいのが「わし座のアルタイル」です。空を飛び回る「わし」のような形をしている「わし座」の最も明るい星が「アルタイル」で、「彦星(the herdsman)」とも呼ばれていますす。最後の1つが、「はくちょう座のデネブ」です。十字形に並んでいる「はくちょう座」にある「デネブ」は、3つの星で一番光度がありながら、太陽から距離があるため、3つの中では一番暗く見えます。

真上に広く探すのがポイント

「夏の大三角」は空の高い位置に存在しているので、まずは真上を見上げて、広い範囲で探しましょう。肉眼で見ても他の星に比べて明るいので、とても見つけやすいです。

  • 真上を見上げた時に、一番明るく輝いている星が「ベガ」です。
  • 「ベガ」が見つかれば、東側に見える明るい星が「アルタイル」です。
  • 最後に探すのが、2つの星から二等辺三角形を作る位置にある明るい星が「デネブ」です。

夜空を横切る「天の川」

「天の川」は膨大の数の星の集団であり、天に見える光の帯です。日本では七夕になると、笹や竹の葉とカラフルなたんざくに書かれた願い事が現れますよね。そんな七夕の「おりひめとひこぼしの伝説」に出てくるのが「天の川」です。

「おりひめとひこぼしの伝説」の話

愛し合っている織女星と牽牛星は、距離がとても遠いです。そんな二人が年に1度、旧暦7月7日に「天の川」を渡って会えるといわれています。日本ではよく知られている話ですが、その物語に出てくる織女星と牽牛星が、「夏の大三角」にも含まれている「ベガ(織姫星)」と「アルタイル(彦星)」です。旧暦7月7日が、「ベガ(織姫星)」と「アルタイル(彦星)」が天の川を挟んで最も明るく輝く日と言われていることから、「おりひめとひこぼしの伝説」が始まったそうです。

光害のない場所で見るのがポイント

「天の川」は一年中見ることはできますが、夏は濃く、冬は薄く見えます。夏だと8月から9月にかけてが一番綺麗に見えます。「ベガ(織姫星)」と「アルタイル(彦星)」のように明るい星は見やすいですが、淡い光を放っている星を含めて光の帯に見えるので、月の光が少ない新月、そして人工光などの光害がない場所で見ることをおすすめします。

夏の月別にみられる流星群をチェック!

流星群を聞いたことはありますか? 名前の通り、夜空の出現する一群の流星です。想像しただけでロマンチックですよね。一時間にたくさんの流星が見られるので、星にお願い事をしたい方は是非流星群を見に行ってみてください♡

【6月】 「うしかい座流星群」

放射点がうしかい座にある「うしかい座流星群」は6月25日から7月2日ぐらいにかけて見られます。時間辺りの流星の数は年毎に変動している、少し予想がしにくい流星群です。2018年のピークは、6月27日の深夜から28日の明け方までが予想です。しかし、ちょうど梅雨の時期であり、流星群の規模も大きくはないので、見るのは少し難しい流星群ではあります。

【7月】「みずがめ座δ流星群」と「やぎ座流星群」

本格的な夏の始まりを感じさせてくれる「みずがめ座δ流星群」と「やぎ座流星群」は、7月15日から8月20日にかけて活発になる流星群です。長い期間に渡って見られる流星群で、2018年のピークは、「みずがめ座δ流星群」が7月28日、「やぎ座流星群」が7月31日になる予想です。どちらもピーク時が満月ということがあり、少し見にくいことは予想されますが、流星のスピードが遅めなので、肉眼でも比較的見やすい流星群ではあります。

【8月】「ペルセウス座流星群」

夏の流星群の中でも、「ペルセウス座流星群」は流星の数も多く、年間三大流星群の1つです。お盆や夏休みの時期に重なるので、得に人気があります。2018年のピークは、8月12日から13日にかけての夜が予想です。その時期は、月明かりの影響はなく、見やすい条件が整っています。流星のスピードは早めですが、光が強く、1時間に40個近くの流星が見られるといわれているので、とても見やすい流星群です。

東京のおすすめ天体観測スポット4選

夜でもビルの光などの人工光害が多い街では、星空を見る機会も少なくなりました。しかし、少し場所を変えるだけで、満点の星空や流星群を楽しむことができます。

1. 東京にいることを忘れてしまう「奥多摩湖」

車があると便利な「奥多摩湖」エリアですが、東京で一番綺麗に星が見える場所と言われています。東京都の外れではありますが、街の光がない「奥多摩湖」エリアから見る満点の星空は、東京とは思えないほど綺麗です。

「奥多摩湖」の詳細はこちらから

2. 広大な大自然「武蔵野の森公園」

府中市、調布市、三鷹市の3つの市にまたがる「武蔵野の森公園」は、周りに高い建物がない、開放感溢れる大きな公園です。ゆっくりと天体観測が楽しめます。また電車でのアクセスも良く、気楽に行ける天体観測スポットです。

「武蔵野の森公園」の詳細はこちらから

3. 高速道路の真上にある「目黒天空庭園」

高速道路の真上という珍しい場所にある「目黒天空庭園」は、ビルに囲まれているにも関わらず、綺麗な星空が見える大人気天体観測スポットです。近場で天体観測がしたい、そんな方におすすめです。

「目黒天空庭園」の詳細はこちらから

4. 深夜でも入れる「都立夢の島公園」

広大な芝生広場がある江東区の「都立夢の島公園」は、夜になると辺りは真っ暗になるので、星空がとても綺麗に見えます。また、常時開放されている公園なので、遅い時間の天体観測にもおすすめです。

「都立夢の島公園」の詳細はこちらから

あると便利な天体観測アイテム4選

天体観測というと、持ち物としてまず「天体望遠鏡」をイメージするかもしれません。「天体望遠鏡」がないと見えない星はたくさんありますが、「夏の大三角」など、肉眼でも綺麗に見える星もたくさんあります。今回は、肉眼でも楽しめる天体観測で持っていると便利なアイテムをご紹介します。

1.「防寒着」で暖かく


出典:amazon.co.jp

夏とはいえ、夜は冷え込むので、防寒着は必要です。流星群観測など、長時間外にいる予定がある場合は得に必需品です。風邪をひかないように厚着していきましょう。

2.「懐中電灯」で安全確保


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綺麗な星空を見るためには、光がない場所に行く必要があります。辺りは真っ暗なので、懐中電灯は持って行きましょう。懐中電灯をつけたままだと星は見えにくので、一定の場所に落ち着いたら光を消してみてください。

3.「ブランケット」で座って星座鑑賞


出典:amazon.co.jp

自然の中で楽しむ天体観測は、プラネタリウムにあるようなふかふかな椅子はありません。ブランケットなどを地面に敷いて座ったり寝転がりながら見ると、心地よく天体観測ができます。また、寒さ対策にもなるので、あると便利です。

4.「星座図鑑」があればさらに楽しく


出典:amazon.co.jp

星座を理解しながら星を見たい方は「星座図鑑」があると更に楽しくなります。本に書いてある星座を実際の空で見つけた時は、嬉しい気持ちになります。もちろん辺りは暗いので、懐中電灯やヘッドライトなどの光を忘れないようにしてください。

夏見た満点の星空は一生忘れない思い出に♡

最近は夜中も明るい街の光に負けてしまい、綺麗な星空を見ることは少なくなりました。しかし、夜も暖かい天体観測にぴったりな夏が近づいてきました。夜空に輝く満天の星を見た時の感動は、いつのになっても忘れることはありません。晴れた夏の日に「天体観測」で美しい星空を目に焼き付けてください♡

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