この記事では、時短料理に便利な魚の下味冷凍レシピをご紹介します。
魚は肉と比べ、身がやわらかく組織がダメージを受けやすい食材です。そんな繊細な魚の鮮度を保ち、いつでも美味しい魚料理を作るには下味冷凍がぴったりの保存法です。
ぶりや鮭など定番の魚を使った、簡単に調理できる下味冷凍レシピをお届け!忙しいママや一人暮らしの方は参考にしてみてください。
まずは基本から!魚の下味冷凍レシピ3選
まずは基本から!魚の下味冷凍レシピ3選
- 魚の下味冷凍 基本レシピ1. かじきの照り焼き
- 魚の下味冷凍 基本レシピ2. さばのみそ煮
- 魚の下味冷凍 基本レシピ3. タンドリーサーモン
「これから魚の下味冷凍を始めよう」という方に、まずは覚えていただきたい基本レシピを解説していきます。
普段から食べ慣れているしょうゆやみその和風味からスパイシーなカレー味まで、多彩なアレンジが楽しめる3品目です。
ぜひチャレンジしてみてください。
魚の下味冷凍の基本手順
- 切り身に水分やドリップが付いていれば、ペーパータオルなどでしっかり拭き取りましょう。
- 塩を振ります。(お好みでこしょうをプラスしても可)
- 保存袋に切り身と調味料を入れて、味をなじませます。
- しっかりした濃いめの味付けにしたい場合は、冷蔵庫で1~2時間寝かせてください。
- 冷蔵庫の「急速冷凍」モードにする、もしくは金属製のバットなどに乗せて冷凍庫に入れます。
魚の下味冷凍 基本レシピ1. かじきの照り焼き
しょうゆとみりんを使う下味冷凍は、焼くと照り焼き、水を足して煮ると煮魚にアレンジが可能です。
ひとつの手間で2つの味が楽しめる、便利なレシピはぜひマスターしておきましょう!
どんな魚にもよく合い、カジキの他にもさわらやぶり、たらなどがおすすめです。
うす味がお好みの方は、しょうゆを控えめにしてショウガの薄切りを2~3切れプラスすると美味しく仕上がります。
下味冷凍したカジキは解凍せずに焼けるので、時間がない朝にもおすすめです。
【下味冷凍】かじきの照り焼き by 若子みな美|レシピサイト「Nadia|ナディア
魚の下味冷凍 基本レシピ2. さばのみそ煮
晩ご飯のメインで食べたいさばのみそ煮も、下味冷凍しておけば、当日の下ごしらえが一切なく、臭みもしっかり取れた状態で調理できます。
食べるときは解凍せずに煮るだけなのに、じっくり煮込んだような仕上がりになります。
みそをしっかり落として焼けば、しっかり味がついた焼き魚へのアレンジも可能です。
【下味冷凍】鯖の味噌煮 by 若子みな美|レシピサイト「Nadia|ナディア
魚の下味冷凍 基本レシピ3. タンドリーサーモン
淡泊な白身魚と比べて少々クセがある鮭やさばなどは、スパイシーなカレーの下味冷凍でも美味しくいただけます。
トースターやグリルで焼く他に、小麦粉や片栗粉をつけて揚げるアレンジもおすすめです。
辛味が苦手なお子さんには、スパイスを控えめにしてハチミツを足すと、まろやかに仕上がります。
タンドリー鮭(フィッシュティッカ)【下味冷凍OK】 by みずか|レシピサイト「Nadia|ナディア
西京焼きからステーキまで!魚の下味冷凍レシピ5選
西京焼きからステーキまで!簡単下味冷凍レシピ5選
- ぶりのガーリックステーキ|魚嫌いのお子さんにおすすめ
- ぶりの柚子胡椒オイル焼き|簡単トースター調理
- 銀だらの西京焼き|味噌の香りで食欲そそる
- たらのホイル焼き|塩麹と酒で旨味アップ
- 切り身の粕漬け|保存にぴったりでまろやか風味
特売日に買い込んだ大量の切り身は、ほんのひと手間加えるだけで、その後の調理が驚くほど簡単になります。
難しい工程は一切なく、食べる直前に煮るだけ焼くだけで、あっという間に手の込んだような料理に早変わり。時短調理にはかかせない下味冷凍レシピや、応用レシピをご紹介します。
ぶりのガーリックステーキ|魚嫌いのお子さんにおすすめ
食欲そそるぶりのガーリックステーキは、生臭さがしっかり消えるのでお子さんでも食べやすいです。
レシピではニンニクだけを乗せた後に冷凍ですが、しょうゆ、酒、みりん、砂糖も一緒に合わせるとしっかり味がつきます。
ご飯に合う♡絶品お魚おかず『ぶりのガーリック醤油ステーキ』 by RINATY(りなてぃ)|レシピサイト「Nadia|ナディア
ぶりの柚子こしょうオイル焼き|簡単トースター調理
柚子こしょうの風味でいただくオイル焼きは、大人向けの味付けなのでお酒のおつまみによく合います。
解凍後は、オーブントースターで焼く簡単調理です。フライパンやグリルでも焼けます。
ごまの風味が好きな方は、オリーブオイルの代わりにごま油もおすすめです。
オーブントースターでぶりの柚子胡椒オイル焼き【下味冷凍OK】 by みずか|レシピサイト「Nadia|ナディア
銀だらの西京焼き|味噌の香りで食欲そそる
京都発祥の甘口で上品な味わいの西京味噌と、調味料を一緒に漬け置きしてから焼く西京焼き。香ばしい香りが食欲をそそる一品です。
切り身をガーゼに包んでから漬け置くと、焼く時に味噌が綺麗にはがれます。
冷蔵庫でつけ置いた後に、すぐ焼かない場合は冷凍保存しておけば便利です。銀ダラをサワラに変えても美味しいですよ。
銀だらの西京焼き by 野島ゆきえ|レシピサイト「Nadia|ナディア
たらのホイル焼き|塩麹と酒で旨味アップ
塩麹と酒に漬け込んだたらは、旨味とやわらかさがアップしてとても美味しく仕上がります。すぐに焼かない場合、下味の段階で冷凍保存しておくと便利です。
焼くときも柚子こしょうやマヨネーズなどの調味料を合わせたものを塗り、アルミホイルで包んでトースターで焼くだけなので簡単調理。
マヨネーズのまろやかなコクに柚子こしょうの辛みがアクセントになり病みつきになりそうな美味しさです。
トースターで簡単お手軽!「鱈の柚子こしょうマヨ・ホイル焼き」 by deco|レシピサイト「Nadia|ナディア
切り身の粕漬け|保存にぴったりでまろやか風味
切り身魚は、粕漬けやみそ漬けにすると風味や鮮度を保ち、保存性がよくなります。まろやかなコクの粕漬からの旨味がしっかり染み、魚の臭みも取れ美味しく仕上がります。
粕漬け焼きは、焦げやすいので焼く時にはしっかり焼き色を確認しながら弱めの火加減で調理しましょう。