春夏は行楽シーズンで外出が多くなりますね。外に積極的に遊びに行きたいけれど、日焼けはしたくない・・・。 そんな風に葛藤しながらお出かけしている女性も多いことでしょう。
今回は、日焼けどめの効果や正しい塗り方や顔・体・髪別の日焼け止めをご紹介します。
紫外線ケアは年中必要
太陽がでていない曇りの日でも、日焼けどめが必要なのはご存知でしたか?日差しがでていなくても私たちの元にはしっかりと紫外線が届いています。
それは部屋の中にいても同じで、窓からの紫外線でも日焼けします。もし塗らずに紫外線を浴び続けているとどんな症状が起こるのか知っておきましょう。
肌老化の原因は紫外線が大きい
人間の肌は紫外線を浴びると、メラニン色素が増えます。メラニンが増えるとシミ、そばかすが発生しやすくなり老けみえの原因に。
他にも日焼けによる乾燥によって引き起こされるシワや、細胞の破壊で皮膚が炎症を起こしたりとさまざまな影響がでます。
皮膚ガンになるリスクが高まる
若いうちから日焼けどめを塗らずに、長時間紫外線を浴び続けていると皮膚ガンのリスクが高まります。皮膚ガンの全ての原因が紫外線によるものではありませんが、高齢になってから症状が出てくるケースも。
リスクを抑えるためにも外出の際は、女性だけではなく男性や子供も日焼けどめを塗る必要があります。
知っておきたい3つの選び方
日焼けどめのパッケージを見ると、よくSPFやPA+という文字を目にしますよね。数値が大きい方が効果は高いですが、刺激も強く取れにくいという性質を持っているので、逆に肌への負担になってしまう可能性も。
負担をかけないためにも肌に優しい成分のものや、生活にあった日焼けどめを選ぶ必要があります。
SPFとPAの違い
SPFとはお肌が紫外線を受けてから実際にダメージを受けるまでの時間の指標ともいえます。もっと詳しくいうと、肌を赤くする原因のUV-Bという紫外線B波を防ぐ指標として最高値を50としています。
PAはシミやシワの発生の元となるUVA(紫外線A波)を防ぐ効果の程度を「PA+」「PA++」「PA+++」という指標で表しており、+が大きくなるほど効果が高くなります。
UVAは窓からも侵入してくるので、部屋の中で日焼けどめを塗る場合この指標が高いものを塗る必要があります。
生活シーンをイメージして選ぶ
短時間しか外に出なのに、SPFやPAの効果の高い日焼けどめを毎日つけているとお肌の負担が大きくなります。
そのため、その日の予定や生活シーンに合わせて日焼けどめを選ぶ必要があります。例えばお休みで家にで過ごしたり、通勤程度の外出なら SPF15/PA+ほどあれば十分です。
仕事での外回りや、買い物などの外出であればSPF15〜30++/PA++、海や山でのアウトドアの日はSPF30〜50/PA+++といったように、その日は何時間外にいるのかで決めることも大切です。
洗い流しのしやすさも重要で、しっかり紫外線防止できてもゴシゴシこすらないと落ちにくい日焼けどめは、キメを壊し肌の負担になります。
用途や使い心地で選ぶ
日焼けどめのテクスチャーは、ジェル、クリーム、スプレー、乳液、パウダー、ローションと種類豊富です。ジェルは伸びがいいので体用、クリームは落ちにくいので顔用、スプレーは髪用などと、体の部位によって使う種類を分けることがおすすめです。
乾燥肌であれば、 セラミド・ヒアルロン酸などが配合されていクリームや乳液の日焼けどめがいいでしょう。
テクスチャーのタイプごとに特徴や使い心地、落ちにくさ、効果の持続性が異なるので、用途や好みによって選びます。
顔と体の正しい塗り方
効果の高い日焼けどめでも、間違った塗り方や適量を塗らないと効果が半減してしまいます。紫外線がどんどん強くなる季節の前に正しい塗り方を再確認して、紫外線対策を万全にしておきましょう。
【顔】細かな部分も入念に
1.塗る前に化粧水でお肌を整えておきます。
2.日焼けどめを500円玉大の量をたっぷりと手に取ります。
3.手の平ではなく指の腹で顔全体に優しく伸ばします。
4.目尻や目頭、口角や小鼻の脇はポンポンとお肌に入り込むようにしっかりとなじませます。
5.また適量を手に取り、耳の裏や、デコルテ、首、うなじまでまんべんなく塗ります。
6.最後に顔全体をティシュでオフし余計なベタつきを抑えます。
ベタ塗りするだけだと、目尻や、口角の細かなところまで濡れていない場合があります。細かな部分は日焼けによる赤みが出やすいので小指で重ね塗りして落ちにくいようにします。
首や耳までが顔の一部としてとらえ、塗り残しがないように気をつけましょう。顔は汗や皮脂で落ちやすいため塗り直しは必須です。
UVカット効果のあるスプレータイプや、パウダータイプは紫外線も化粧崩れも防止できるので◎
【体】多めにたっぷり塗る
体も顔と同じくたっぷり塗りが基本です。範囲が大きいため、塗り残しが多くなりがちです。顔と同じく、勿体ないという気持ちは捨てて多めの量で全身に伸ばします。
多めに取ることでムラなく塗ることができます。足の甲や手の甲は日差しを浴びやすく焼けやすいので塗り忘れがないように気をつけましょう。
体も塗り直しが必要で、長時間外にいる場合2〜3時間を目安に塗り直せば、効果を持続させることができます。
こちらの記事も読まれています
[nlink url=”https://arvo.showcase-tv.com/74944/”]