独特の風味と香りが特徴のうどは、春の山菜の1つです。シャキシャキした歯ごたえのうどは、春の小鉢として和え物などによく使われますが、ほかにも炒め物や洋風マリネなどさまざまな使い方ができます。
そこで今回はうどを使った和洋おすすめの味わいレシピをご紹介します。
食感を楽しむお惣菜レシピ6選
ウドにはアクがあり、切ったらすぐに変色してくるので水に浸すなどの下処理を手早く行うことが大切です。
生のままで食べる場合には皮を厚めにむき、酢水につけてさらします。茹でる場合も、同様に酢を少し加えると色白に仕上がります。
特有の香りがあるうどを使った料理といえば、酢の物や和え物などサクサクとした歯ざわりや食感をいかしたものが多くあります。
ややクセがある食材なため、好みがわかれてなかなか食べる機会が少ないという方も多いですが、ここからはうどを使ったいろいろな食べ方のレシピをご紹介しますので、ぜひ春の味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。
食感の違いを楽しむ!春食材のぬた
サクサクした歯ごたえのうどと食感の異なる春の食材と組み合わせたぬたです。
新物のわかめは柔らかく、プルッとした食感のホタルイカも季節限定の春の食材ですね。和え衣は、味噌と酢ときび砂糖で覚えやすい分量です。素材の味を堪能しましょう。
旬を味わう * ホタルイカとうどのぬた by 庭乃桃|レシピサイト「Nadia|ナディア」
さっぱり酢味噌はやみつきの味
シンプルにうどの味わいと食感を堪能できるレシピです。
うどは薄めの短冊切りにして酢水につけてからしっかり水気を切って用意します。酢味噌は調味料を混ぜ合わせておき、一緒に和えず食べる直前にうえからかけて仕上げます。
小鉢に酢味噌を用意してディップしながら食べても良いですね。
シャキシャキ食感のきんぴら
香りと食感がが引き立つうどとニンジンのきんぴらです。
うどとニンジンの形は揃えてから千切りにします。サラダ油を熱したフライパンにニンジン、うどの順番に炒め、うどが透き通ったら調味料を加えて混ぜ合わせます。
形を揃えておくことで均一に火が通って、見た目も仕上がりもきれいになりますよ。
ウドと人参のきんぴら。ウドの香りが引き立つ! by いがらしかな|レシピサイト「Nadia|ナディア」
豚バラで巻いたごはんがすすむおかず
うどを豚肉で巻いた主菜に使えるおかずメニューです。
コクとうま味のある豚バラ肉を使うと味わい深くなっておすすめです。豚バラ肉を数枚まな板の上に広げ、皮をむいたうどをのせて巻いていきます。
温めたフライパンにこんがり均等に焼き目がつくまでコロコロと転がしながら焼き、最後に粉山椒、しょうゆ、みりんで調味したタレを回し入れて馴染ませれば完成です。
うどと山椒の香りが広がりごはんやお酒によくあいます。
独活(うど)の豚巻き山椒醤油焼き by YOSHIRO|レシピサイト「Nadia|ナディア」
菜の花とうどの春色お浸し
ほろ苦さが春を感じさせてくれる菜の花とうどのお浸しです。
うどは3cm幅に切ってから4等分し酢水にさらします。鍋に酒、みりん、白だしで調味しただし汁を煮たてたところにうどを加えて2分ほど煮ます。
菜の花は別鍋で塩を加えた熱湯でサッと色よく茹でておき、冷ましたうどとだし汁に浸して半日ほどおけばできあがりです。
長時間浸しておくことで優しい味わいがなかまでしっかり味がしみ込みます。
菜の花とウドのお浸し by manngo(河野ひとみ)|レシピサイト「Nadia|ナディア」
しっかりとした食べ応えの炒め物
牛肉とうどの炒め物は食べ応えがあってごはんが進みます。
うどとニンジンは食感を楽しめるように斜め切りにし、牛肉には味が絡んでとろみがつくように片栗粉をまぶしておきます。
あとは熱したフライパンで牛肉、ニンジン、うどの順に炒めて、オイスターソースで味付けしたらできあがり!
オイスターソースと牛肉のコクで淡泊なうどもしっかりおかずメニューになりますね。