沖縄でひと足お先にお花見♪大自然と歴史が楽しめるスポット8選

沖縄でひと足お先にお花見♪大自然と歴史が楽しめるスポット8選

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国内唯一の亜熱帯気候である沖縄県は、絶景スポットや歴史的建造物などの観光名所が多くあり、マリンアクティビティも楽しめることから毎年多くの観光客が訪れています。

1年中温暖な気候から、日本でいち早くお花見を楽しめる名所が多くあります。

そこで本記事では、沖縄で大自然と歴史が楽しめるおすすめお花見スポットをご紹介します。

沖縄の桜の満開はいつ頃?

沖縄の桜満開時期
沖縄本島の桜は1月中旬から咲き始め1月下旬・2月初旬には見頃を迎えます。1年中温暖な気候により、日本一桜の開花が早いことが特徴です。

また桜の色をイメージする時、多くの方は薄ピンクの桜をイメージすると思いますが、実は沖縄の桜の色はとても濃いピンク。

というのも、本州の桜は「ソメイヨシノ」であるのに対し、沖縄の桜は「カンヒザクラ(寒紺桜)」という異なる品種です。

南から北へ北上する本州の桜前線と異なり、北から南へと桜前線が南下していく不思議な特徴を持つ桜となっています。

沖縄で歴史や大自然を楽しめるお花見スポット8選

沖縄おすすめお花見スポット
沖縄の桜の満開時期・特徴がわかったら、沖縄のお花見スポットを8ヶ所ご紹介します。
桜とともに、沖縄ならではの歴史や大自然を満喫できるスポットが満載です。

それぞれのスポットを、沖縄北部・中部・南部の地区別に分けてご紹介します。

2021年は新型コロナウイルスの影響で中止になっているイベントも多いため、足を運ぶ際には公式サイト・SNS等で確認することをおすすめします。

残念ながら今年は開催が見送られた桜まつりの多くは、例年同時期に開催されていますので、来年以降のお花見の参考にしてください。

沖縄北部のお花見スポット

沖縄北部
沖縄北部は、亜熱帯海洋性気候のならではの美しい風景に囲まれたエリアです。

ジャングルやマングローブなどの手付かずの自然を楽しめるだけではなく、水族館や名勝地など人気スポットも存在するなど、多種多様な観光資源に恵まれています。

沖縄北部のお花見スポットは以下の通りです。

沖縄北部のおすすめお花見スポット

  • 世界遺産で桜を楽しむ|今帰仁城跡
  • 「日本一早咲き」がキャッチフレーズ|八重岳桜の森公園
  • 海と桜のコントラストが圧巻|名護城公園

世界遺産で桜を楽しむ|今帰仁城跡

今帰仁城跡

出典:今帰仁城跡公式サイト

沖縄県北部で唯一の世界遺産である「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」
標高100mの城跡と、石造りの長い階段の両側に美しい桜が咲き誇ります。

例年1月下旬〜2月上旬には、「今帰仁グスク桜まつり」が開催され、午後6:30〜9:00の時間帯はライトアップイベントにより、幻想的な夜桜を楽しむことができます。

2021年は新型コロナウイルスの影響で中止になった桜まつりに代わって、観光協会主催でライトアップイベントが開催されました。

今帰仁城跡の情報

  • 住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地
  • 駐車場:あり(無料)
  • 観覧料:大人400円・320円(団体)、小中高生300円・240円(団体)、小学生未満無料

「日本一早咲き」がキャッチフレーズ|八重岳桜の森公園

八重岳桜の森公園

出典:沖縄観光情報Webサイト

八重岳桜の森公園は、八重岳中腹に位置している公園です。

「日本一早咲き」をキャッチフレーズに、例年1月下旬〜2月下旬に沖縄県で1番手の「本部八重岳桜まつり」が開催されます。

八重岳一帯には約7,000本の桜が咲き誇っており、ドライブをしながら・ゆっくり散歩しながらなど多種多様な方法で桜を楽しむことが可能です。

八重岳の入り口付近には、沖縄そば屋さんなど伝統料理を楽しめるグルメスポットがたくさん。

また公園内施設には休憩施設や遊具などの設備も充実しているため、小さいお子さんも1日中楽しむことができます。

八重岳桜の森公園の情報

  • 住所:沖縄県国頭郡本部町字並里921番地
  • 駐車場:あり(無料)
  • 入場料:無料

海と桜のコントラストが圧巻|名護城公園

名護城公園

出典:沖縄観光情報Webサイト

沖縄県北部の玄関口とも呼ばれる名護市に位置している「名護城公園(なんぐすくこうえん)」。

桜は1月中旬から2月上旬に見頃を迎え、2kmにわたる遊歩道に約2万本の寒紺桜が咲き誇ります。

県内最大級の桜の名所であることから、「桜の名所100選」にも選出されています。

また丘の上の展望台からは、名護市を一望できる美しい海と濃いピンク色の桜のコントラストを楽しむことができます。

例年1月最後の土日には、「名護さくら祭り」が開催されます。

パレードや特設ステージでのイベントなど様々な催し物が行われ、県内外から多くの観光客が名護城公園を訪れています。

また名護城跡内・奉納殿横にある寒紺桜の幹には手のひら大のハート型の穴が空いており、恋愛成就の「恋さくら」として恋のパワースポットとしても人気を集めています。

名護城公園の情報

  • 住所:沖縄県名護市名護5511
  • 駐車場:あり(無料)
  • 入場料:無料

沖縄中部のお花見スポット

沖縄中部
沖縄中部は伝統工芸「やむちん(陶芸)」の名産地として有名です。

西側には米軍基地があることから、アメリカンカルチャーが色濃く根づいたショッピングモールやビーチなど、沖縄とアメリカの「チャンプルー文化」を味わうことができます。

そんな沖縄中部から、おすすめお花見スポットを1ヶ所ご紹介します。

沖縄中部のおすすめお花見スポット

  • 水面に映る桜が美しい|ヌーリ川桜並木

水面に映る桜が美しい|ヌーリ川桜並木

ヌーリ川桜並木

出典:沖縄観光情報Webサイト

うるま市を流れる「ヌーリ川」。沖縄県内でも川辺に桜並木のある珍しいお花見スポットです。川辺約1.5kmに約600本の桜並木があり、例年2月中旬頃に見頃を迎えます。

例年は、同時期に「うるま市ヌーリ川桜巡り」が開催され、カヌー体験教室など様々なイベントが行われています。

川面に映る桜がとても印象的で、平成27年には、うるま市の「景観賞」を受賞しました。

中でも川面に向かって枝が伸びている桜は「ど根性桜」と呼ばれ、テレビに取り上げられたこともあります。

川辺をゆっくり散策することも、道路沿いのためドライブスルー方式でも、様々な方法で桜を楽しむことができます。

ヌーリ川の情報

  • 住所:沖縄県うるま市赤野1393−1 地先
  • 駐車場:あり(無料)
  • 入場料:無料

沖縄南部のお花見スポット

沖縄南部
例年2月頃には、桜前線が南下し沖縄南部でも少しづつ桜の開花が始まります。

那覇空港のある沖縄南部は、那覇最大の繁華街である「国際通り」やショッピングモールなど都会的なムード溢れるショッピングエリアとなっています。

南部の海岸沿いには豊かな自然だけではなく、「ひめゆりの塔」や「県営平和祈念公園」などの戦争の悲惨さを自世代に伝える歴史施設も数多く存在しています。

そんな沖縄南部のおすすめお花見スポットは以下の通りです。

沖縄南部のおすすめお花見スポット

  • 南部の桜の名所|八重瀬公園
  • 国際通りからも徒歩圏内|那覇与儀公園
  • 桜と自然の両方を堪能するなら|漫湖公園
  • 車で行くなら|アーラ林道

南部の桜の名所|八重瀬公園

八重瀬公園

出典:やえせ観光サイト

沖縄南部随一の桜の名所として知られる「八重瀬公園」。高台に位置しており、展望台からは沖縄南部一帯・慶良間諸島まで一望することができる絶景スポットでもあります。

園内には約500本の桜が植えられており、2月の第1日曜日には「やえせ桜まつり」が開催されます。

美しい桜を見るだけではなく沖縄県産の農作物や加工品の物産展も開催されるなど、県内外から多くの人が訪れています。

桜まつりの時期のみ、夜には桜並木がイルミネーションで彩られるほか、公園内は行燈で照らされ幻想的な雰囲気の中お花見を楽しむことが可能です。

八重瀬公園の情報

  • 住所:沖縄県島尻郡八重瀬町字東風平1187番地
  • 駐車場:あり(無料)
  • 入場料:無料

国際通りからも徒歩圏内|那覇与儀公園

那覇与儀公園

出典:沖縄観光情報Webサイト

沖縄県内随一の繁華街である国際通りから徒歩15分と、アクセスの良さが特徴の「那覇与儀公園」。

普段は地元の人や子供で賑わう公園ですが、那覇の桜の名所として人気のスポットです。

約400本の寒紺桜が植えられており、例年2月中旬には「なはさくらまつり」が開催されます。

まつり期間中には屋台・花木の展示即売会だけではなく、沖縄の伝統芸能であるエイサーが特設ステージで催されるなど、人々を楽しませる様々なイベントが行われています。

性別年齢問わず、春の訪れを楽しむことができます。

那覇与儀公園の情報

  • 住所:沖縄県那覇市与儀1−1 与儀公園
  • 駐車場:あり(有料)
  • 入場料:無料

桜と自然の両方を堪能するなら|漫湖公園

八重瀬公園

出典:沖縄観光Webサイト

沖縄唯一の湖である漫湖。1999年に湿地の保存に関する条約であるラムサール条約に登録された貴重な湿地帯でもあります。

そんな漫湖のほとりにある漫湖公園で例年2月に開催される「那覇美らさくらまつり」は、約1,000本の寒紺桜を眺めながら、カチャーシー(舞踊)大会やマジックショーなどアットホームな雰囲気で楽しめる地元密着型のイベントとなっています。

またウォーキング・ジョギングコースとしても親しまれているため、体を動かしながら桜を楽しむのもおすすめです。

世界的に守られている湿地として、生い茂るマングローブ林や野鳥の観察など、桜とともにあふれる自然を体感できます。

漫湖公園の情報

  • 住所:沖縄県那覇市古波蔵
  • 駐車場:あり(無料)
  • 入場料:無料

車で行くなら|アーラ林道

出典:久米島町公式サイト

沖縄本島から少し足を伸ばしたい方は「アーラ林道」がおすすめ。沖縄本島から飛行機で30分・フェリーで約3時間の所に位置している久米島の中のお花見スポットです。

アーラ林道には4kmの道のりに約1,500本の桜が植えられており、例年1月下旬〜2月上旬に開催される「久米島桜まつり」では花見シャトルバスに乗って桜を楽しむことが可能です。

徒歩や自転車でも鑑賞は可能ですが、かなり険しい道のりになるため自動車で行かれることをおすすめします。

アーラ林道の情報

  • 住所:沖縄県島尻郡久米島町上江洲
  • 駐車場:−
  • 入場料:無料

沖縄でお花見をするなら

沖縄で桜を見るなら
沖縄のおすすめお花見スポットを8ヶ所ご紹介しました。

1月下旬〜2月上旬に見頃を迎える沖縄の桜は、北部・中部・南部それぞれにおすすめスポットが存在しています。

有名な桜の名所から地元の方に愛される隠れた名所までご紹介したので、ぜひ気になるお花見スポットで楽しい時間を過ごしてみてください。

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