日常的に使用するガラスコップですが、洗ったはずなのにくもっていることはありませんか?
お店のグラスのようにピカピカな状態を保つためにはコツがあります。簡単なのでおうちでもぜひ試してみてください。
ピカピカにするための汚れ別4つのコツ
透明度が重要なガラスコップ。美しさを保つコツは洗い方と乾かし方にあります。まずはくもりの原因を分析して、それに合わせた対処をすることが必要です。
水あかにはクエン酸かお酢を
ガラスコップのくもりの原因の一つが、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムによる水あかです。
浄水器を使ってこれらの成分を取り除くという手もありますが、それが難しい場合にはクエン酸かお酢を使います。
クエン酸の場合は水200mLにスプーン1,2杯のクエン酸を混ぜたものを洗剤代わりに使います。
お酢の場合は布に少量垂らしてガラスコップを拭きましょう。
クエン酸の代わりにレモン汁を使っても構いません。水あかはアルカリ性の汚れなので酸性のものを使えば落とせます。
クリスタルガラスには使えないので注意
クリスタルガラスには酸性のものが使用できないので注意してください。クリスタルガラスのくもりをとりたい場合は中性の洗剤を使用しましょう。
油汚れには重曹を使う
牛乳やオリーブオイルが入ったスムージーを飲んだ場合、また手あかがついている場合には重曹を使用します。
これらの汚れは酸性のためアルカリ性の重曹が効果的です。使い方はスポンジに重曹を振ってガラスコップを磨きます。
茶渋には塩または重曹を
茶渋がこびりついてしまっている場合には塩か重曹を使うのがおすすめです。この2つであればガラスコップを傷つけることなく茶渋を落とすことができます。
使い方は塩または重曹を振りかけてスポンジで磨くだけです。
重曹の場合は振りかけた後お湯を流し入れてしばらく放置しておくと頑固な茶渋も落とすことができますよ。
黄ばみを取りたいなら漂白剤
水1Lに台所用の塩素系漂白剤を10mL入れたものにガラスコップを30分から1時間ほどつけておくと黄ばみが取れます。酸素系洗剤ならお湯で薄めて10分ほどつけておきます。
茶渋も取れて殺菌もできるので効率的です。
普段のやり方を見直す8つのコツ
普段何気なくやっていることがガラスコップのくもりの原因になっている可能性があります。ここでは洗い方や乾かし方におけるポイントをご紹介します。
スポンジはガラスコップ専用のもので
食器を洗うものと同じスポンジを使用していると、油がガラスコップにもついてしまうことがあります。ガラスコップを洗うときは専用のスポンジを用意するようにしましょう。
傷をつけないようにするために、やわらかい素材を選ぶのがポイントです。
金属製のたわしやクレンザーは使わない
金属製のたわしや研磨作用の強いクレンザーを使うと、ガラスコップに傷がついてしまう可能性があります。傷によるくもりをとることはできないので、ガラスコップを扱う際は力加減にも注意しましょう。
メラミンスポンジなら洗剤不要
100均でも売っているメラミンスポンジを使えば、洗剤をつけることなく水だけで汚れがするっと落ちます。高価なグラスは特に薄いので、やさしく磨くことを心がけましょう。
メラミンスポンジは掃除でも活躍するので、購入しておくと便利です。