【群馬】赤城南面千本桜|1.3キロにわたる桜並木が絶景
名前の通り、約1000本のソメイヨシノが約1.3km以上の道の両側に咲き誇る“赤城南面千本桜”。
樹齢は60年近く、1本1本の枝ぶりが見事で、満開時にはとても長い桜のトンネルが。
「さくら名所100選」の地にも選ばれています。
開花は関東の見頃より少し遅く4月上旬から中旬にかけてで、他の名所を楽しんだ後や、お花見の計画が出遅れてしまったという方にもおすすめです。
令和3年4月3日から開催予定でした「赤城南面千本桜まつり」は中止となりました。
「周遊バス 赤城南麓 花めぐり号」の運行も中止となります。
【住所】群馬県前橋市苗ヶ島町2511-2
【アクセス】赤城南面千本桜まつり期間中はJR前橋駅(毎日)・東武桐生線赤城駅(土日のみ)から有料直通バス運行
奥行きのある見事な夜桜
桜の開花時期に合わせて開催される「赤城南面千本桜まつり」の開催期間中は、日没から夜21時半までライトアップが開催されます。
昼とはまた違う、奥行きがあって幻想的な桜を眺めながら、散策してみるのもおすすめですよ。
みやぎ千本の森には「世界の桜ゾーン」
桜並木の横には“みやぎ千本桜の森”が隣接されており、37品種500本の桜と15万株の芝桜、菜の花畑とカラフルで美しい共演も楽しめます。
広々としているので、散策したり、ゆったりシートを広げてお弁当を食べたりと、自由に満喫できますよ。
物産展や郷土芸能、地元グルメ、ステージパフォーマンスなど様々な楽しみも用意されていますので、県外からのお花見客にも好評です。
【栃木】太平山(おおひらさん)|山全体をソメイヨシノが彩る
桜の名所として有名な太平山は、春になると山全体を約7000本のソメイヨシノが染め上げます。
山頂に近い謙信平からは、関東平野を一望しながらのお花見ができ、陸の松島とも称される雄大な景色が楽しめます。
太平山の名物である団子や焼鳥、卵焼きを味わいながらのお花見もおすすめです。
【住所】栃木県栃木市平井町
【アクセス】東北自動車道栃木ICより15分
樹齢360年のシダレザクラ
太平山麓にある太山寺(たいさんじ)境内には、樹齢360年(推定)の高さ9メートルもある大きなシダレザクラがあります。
3月下旬ごろに見頃を迎え、ライトアップも行われます。
桜の枝ぶりが、滝から流れ落ちる清水が岩にあたってはね飛ぶ姿に似ていることから、「岩しだれ桜」と呼ばれ、栃木市の天然記念物として指定されました。
2キロに亘る桜並木
山の麓から続く遊覧道路には約2キロの桜並木があり、見事な桜のトンネルを作ります。
桜が舞い散る様を見ながら、遊覧道路を駆け抜けられるのはこの時期限定なので、春のドライブにおすすめです。
【茨城】亀城公園(土浦城址)|歴史ある建築物と桜の調和が美しい
室町時代後期に築かれた、土浦城の本丸と二の丸の一部を整備してつくられた公園で、桜の名所としても知られています。
園内には約70本のソメイヨシノが咲き、見頃になる3月下旬から4月上旬にかけて例年開催される、「土浦桜まつり」のメイン会場になるお花見スポットです。
【住所】茨城県土浦市中央1-13
【アクセス】JR土浦駅より徒歩10分
関東地区唯一の櫓門
関東唯一の城郭建築の遺構として知られている、「櫓門」と桜のコラボレーションは美しく、見ごたえがあります。
城をバックにした景観は、歴史ロマンと桜の美しさを同時に感じられるでしょう。
約4キロに亘る桜川堤の桜並木
亀城公園からほど近い桜川堤は、約4キロに亘る桜並木があります。
ゆったりと散歩しながら桜を楽しむのもおすすめ。
桜まつりの期間中はライトアップも開催されます。
他にも亀城公園を中心に、様々な桜を楽しむスポットが点在していますので、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
春の訪れを桜の名所で満喫
今回は、恋人とのデートや家族と一緒に楽しめる、関東で一押しのお花見スポットをご紹介しました。
日本の春の象徴でもある桜。美しい桜で春の訪れを、見逃すことなく満喫したいものですね。
自然を感じられるスポットや都会のビルとのコラボレーションなど、名所の特徴も様々。
関東でも南から北にと桜前線が北上するので、いろいろな場所へ訪れてみるのもおすすめです。