クッキーやカップケーキなどをデコレーションする「アイシング」は、見た目もポップで可愛くて人気。
お菓子づくりの上級者の方ならともかく、あまり普段お菓子を作らない方はちょっとハードルが高いと思っている方が多いかもしれません。
けれど、アイシングはやってみると思ったより簡単で、少ない材料で作ることができます。好きなイラストを描いたり、メッセージで気持ちを伝えることも。
初めてアイシングクッキーを作ってみたいと思っている方へ向けた基本のレシピから、慣れている方に作ってみて欲しいおしゃれなアレンジレシピまでをご紹介します。
お家にあるものでOK!必要な道具や材料と作り方
市販のクッキーもアイシングでデコレーションすればオリジナルの可愛いクッキーになり、プレゼントとしても喜ばれます。アイシングをするために必要な道具や材料と、アイシングソースの作り方についてご紹介します。
1.特別な道具は不要!道具はお家にあるものを使おう
まずは、アイシングソースを作るために必要な道具についてご紹介します。特別な道具は必要ありません。
- ボウル
- ハンドミキサー(なければ泡立て器)
- ジップロック(または代用できる丈夫な袋)
- セロハンテープ
- 小皿
- つまようじ
セロハンテープは、ジップロックを絞り袋の形に固定するために使います。お家にある道具や日用品ばかりで、新しい調理道具を買い足す必要がないのが嬉しいですね。
2.必要な材料も家の近くのスーパーでそろう
アイシングソースを作るのに必要な材料も、製菓の専門店に行って買わないといけないものではなく、近所のスーパーで調達できるようなものばかりです。
高価なものでもないので、お財布にも優しいです。必要な材料はこれだけ!
- 粉砂糖:150g
- 卵白:25g
- 食紅(色付けをする場合)
ホワイトのデコレーションをする場合は、材料が最低2つで作ることができます。
3.ロイヤルアイシング(アイシングソース)の作り方
ボウルまたは深めのお皿に粉砂糖と卵白を計量し用意します。アイシングがやわらかくなりすぎたときのために、用意した粉砂糖のうち10gほどは別で残しておきます。
- 卵白を泡立て器で軽くほぐします
- 卵白がほぐれたら分けた粉砂糖の残りを全量ボウルに加えます
- ハンドミキサーでアイシングにツヤが出るまで混ぜます
- アイシングにツノがたてば完成
ひたすらに混ぜるだけなので、お菓子づくり初心者さんでも簡単に作れます。
手順は動画で見るとわかりやすい
出典:YouTube/レシピ動画「アイシングでデコクッキーを作ろう」 ABCクッキングスタジオ
動画では、使っている材料や分量などは違いますが作り方は同じです。こちらの動画ではアイシングにレモン汁を入れていますが、レモン風味がつく、漂白作用がある、酸で乾燥が早くなるなどのメリットがあります。
お家にある方や準備ができる方はプラスで使ってみてもいいかもしれません。
4.ジップロック(クッキングシート)に移して絞り出す!
ソースができあがったら、絞り袋に移してデコレーションしたいものに絞り出します。好きな模様を描き、2時間ほど乾燥させれば完成です。
お子様と一緒に作れる◎基本アイデア4選
アイシングクッキーの作り方を覚えたら、まずは食紅を使わないホワイト一色だけで描くだけでできるデコレーションをしてみましょう。火も刃物も使わず安全なので、お子様と一緒に作業するのもおすすめです。
2.まるでジュエリーのようなおしゃれなデザインクッキー
シンプルな形のクッキーにアイシングをした上に細かい食用の金箔を散りばめたおしゃれなクッキーは、まるでジュエリーのようで素敵です。
金箔がない場合は、細かく砕いた粉砂糖を置いても美しく仕上がります。
広い範囲を塗る場合は、アイシングソースをゆるめに作り絞り袋のソースで縁取りをしたあと、スプーンで数滴垂らすようにすると綺麗にできます。