【生後7~8カ月】離乳食の進め方や注意点と時短レシピ10選

【生後7~8カ月】離乳食の進め方や注意点と時短レシピ10選

離乳食を始めて1、2ヶ月ほどすると、ほとんどの赤ちゃんが食事にだいぶ慣れてきます。

回食になり食事のリズムもできてくるころなので、新しい食材にもチャレンジしたい時期。 どのようにステップアップしていけばいいのか、まだまだ分からないことだらけですよね。

今回は7~8ヶ月の離乳食の進め方と注意点、時短調理と楽チンレシピをご紹介します。

モグモグ期の進め方と注意点


1日2回食に移行して、離乳食を上手に食べられるようになり、モグモグと口を動かせるようになることから「モグモグ期」とも呼ばれています。

この時期の食事では、舌と上あごで離乳食をつぶし、「モグモグできるようになること」が目標です。

食べられる食材も食べる量も増えてくるので、いろいろな味や舌触りを楽しませながら食事させましょう。

食材のかたさとステップアップの目安


食材は、徐々に水分を減らし細かく切って、舌でつぶせるやわらかさに移行します。

かたさや大きさを変えると、最初は上手につぶすことができず、丸飲みしてしまう場合もあるので、赤ちゃんの様子を見ながらゆっくり与えていくことがポイントです。

【赤ちゃんの様子】
・2回食を嫌がらずに食べている
・水分を減らした食材を口をもごもごさせながら食べる
・食べる量が増えてきて1回分の量で茶碗半分を食べる

少しずつ新しい食材にチャレンジしよう


この時期は、とりのささみ、赤身魚、乳製品、卵などゴックン期では与えられなかったタンパク質食品が食べられるようになります。

その分組み合わせも増えるので、レシピの幅も広がり見た目も華やかに! 卵は黄身から全卵へ、魚は白身から赤身へと徐々に与えて少しずついろいろな食材にチャレンジしていきましょう。

新しい食材を食べさせる時の注意点


卵や乳製品のタンパク質の新しい食材は、しっかり加熱したものをほんの少しだけ与えて様子を見ます。

その後すぐにじんましんや嘔吐の症状がでれば、受診が必要です。食べてから2~3時間以上がなければ心配はないでしょう。しかし翌日に症状がではじめることもあるので注意してください

前半の進め方:椅子にしっかり座らせる

食べる時間は午前と午後の授乳タイムに組み込んで食事のリズムを作ります。量は目安量がありますが、多すぎたり少なすぎても、まだ母乳やミルクで7割ほど栄養を補っているので心配いりません。

食べさせ方はママの抱っこを卒業して赤ちゃん用の椅子に座らせます。

しっかりモグモグ食べさせるためには、足に力を入れて踏ん張る力が重要です。椅子に座らせて足を地面につけて座らせましょう。

足置き台付きのベビーハイチェアは、ダイニングテーブルに赤ちゃんとママが座れて離乳食をあげやすくなります。

後半の進め方:食への意欲を高めよう


上手にモグモグできるようになったら、食材を前半よりも少し大きめのあらいみじん切りにして様子を見ます。2ヶ月目の後半は精神面も発達してくるので、赤ちゃん自身も食べる意欲がわいてくる時期です。

スプーンを話さなかったり、ご飯を手づかみしてみたりと何にでも興味津々でママは大変ですが、これも成長の証。ダメと言わず、自由にさせておおらかな気持ちで見守りましょう。

床に新聞紙を敷いたり、テーブルに張り付く食器があるので片付けでストレスにならないように工夫が必要です。

フリージング&解凍が効率的


離乳食は毎回すぐに作れるように、まとめて調理して冷凍保存するのが効率的です。だしやスープなどの液体を保存する場合は、グラム単位で小分けにできるように、製氷皿や離乳食専用のやわらかい保存容器が便利です。

茹でて細かくした野菜はフリーザーバックで密閉して保存しましょう。

おかゆやじゃがいもは、フリーザーバックに5ミリほどの厚さに平らにして、1回分で使う量に箸で筋をつけておけば、折って取り出しやすくなります。

解凍する時は自然解凍だとうまみが落ちてしまうので、凍ったままラップをかけて電子レンジで加熱します。時間がない時は、フードプロセッサーで一気に刻めば素早く作れます。

おすすめ楽チンレシピ10選


モグモグ期の献立は、1日2回の離乳食で主食+主菜+副菜を組み合わせます。この時期はまだ足付けはせず、素材の味中心で、細かく刻んだり、すりつぶしたり、とろみをつけるのが基本です。

ついつい同じようなメニューになりがちですが、酸味のあるトマトや果物、ヨーグルトや市販のベビーフードのホワイトソースを使うと簡単に味に変化がつきます。

とろみづけは、納豆やのり、おくら片栗粉などを使えばつきますが、手軽にできる市販のとろみづけが便利!

おかゆアレンジは自由に|納豆がゆ

出典:ナディアロゴ
おかゆは、赤ちゃんが舌でつぶせるかたさの7倍がゆにステップアップ。ひきわり納豆を混ぜれば、味に変化がつきます。

形が残っていてもやわらかければ食べられるので、野菜を混ぜたり鮭をのせたりおかゆのトッピングをアレンジしてみてくださいね。
【離乳食】納豆がゆ by藤原朋未|レシピサイト「Nadia|ナディア

簡単調理で食べやすい|野菜うどん

出典:ナディアロゴ
うどんはみじん切りにして細かく刻んでだしで煮るだけ!野菜を入れてうどんと一緒に煮込めば簡単に野菜うどんができます。

かぼちゃやおくらを入れれば、とろみがうどんに絡んで食べやすくなります。
離乳食 うどん 初期~中期うどん by藤原朋未|レシピサイト「Nadia|ナディア

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