100均で人気商品になっている「すのこ」。本来の使い方とはちょっと違う、DIYの材料として注目されているアイテムなんです。
収納家具から犬小屋まで幅広い家具も作れます。DIY初心者でも扱いやすく、ゼロから始める方にもおすすめです!
100均すのこは優秀なDIY素材
すのこは数枚並んだ薄い木材の上に丈夫な角材を打ち付けてできた格子状の板です。
本来は押入れなど湿気がこもりやすい場所で風通しを良くするために使われます。
100円ショップでも販売されていますが、今ではDIYの素材として人気に。
ちょっと手間を加えるだけで自分好みのオリジナル家具に変身させることができ、DIY好きのSNSでもブームです!
軽くて小さい100均すのこが便利な理由
ホームセンターで売られているすのこに比べて100均のすのこは小さくて軽いものがほとんど。
この大きさがすき間家具や棚板に使うにもぴったりで、サイズも色々あるので、のこぎりを使わなくても組み立てが可能な場合も。
また、ゲタ部分を利用した組み立てが便利で扱いやすいところもポイント。軽い板だから女性でもカットや分解もラクにできますよ。
木目調を活かしたり、ペンキやニスを塗ってテイストを変えることもできるのでアレンジは無限大。
なんといっても100円だから気軽に扱えるのも人気の理由です!
解体しても使いやすい
すのこはそのままDIY素材として使用するだけでなく、解体しても便利に使えます。
ホームセンターで買う木材は自分でカットしなくてはならないし、面取りが必要なものもあるので意外と大変なんです。
一方で100均すのこを解体すれば、同じサイズのまっすぐで面が整っている板が100円で数枚手に入ると思うとお得ですよね。
解体の方法も板を下にしてトンカチで軽く叩くと角材が外れてばらばらにできるので簡単です。
結束バンドやグルーガンなどで固定できる
すのこは格子状になっているので、結束バンドを使って連結できたり、棚板をつけることもできます。
また、グルーガンや木工用ボンドでも接着できるので、釘を使わないお手軽DIYも可能!
しかし、強度はでにくいので重いものを載せる場合には釘や螺子で固定するようにしましょう。
すのこDIYにあると便利な道具
すのこ単体を組み合わせて接着するだけで作れるものもありますが、DIYに必要な工具を持っていると更に作れるものの幅が広がります!
すのこDIY以外でも使える道具なので、これからDIYを始めよと考えている人は少しずつ揃えていくと良いでしょう。
1.定規は直角になったすこや定規がおすすめ
すのこをカットする位置を確認したり、ビス打ちする場所を決める為に欠かせないのが定規。
中でも「すこや定規」と呼ばれる直角になった定規を使うと便利です。
2.時短で作業できる電動ドライバー
ねじ(ビス)を電動で回転させて固定することができる道具。手動では力と時間が要る作業が数秒でできるので持っておくと便利です!
また、先端を付け替えればドリルにもなるので下穴を開けるときにも使えます。
3.表面を滑らかにする紙やすり
木材をカットした断面を滑らかにしたり、すのこを解体したときにできてしまうささくれなどにも使います。
表面が滑らかだとペイントやワックスののりも良くなります。やすりの目の粗さも種類があるので必要に応じて使い分けます。
4.仮止めに便利な木工用ボンド
すのこのDIYは木工用ボンドだけでも接着できますが、よりしっかり固定するときには、木工用ボンドで仮どめしてから螺子で締めると◎
5.刃が収納できるカッタータイプの のこぎり
木材をカットする為に必要な道具。
100均のすのこは軽くてカットしやすいので、女性の力でも簡単にカットできますよ。カッターのように刃がしまえるのこぎりもおすすめ!