健康や美容に良いと言われている発酵食品のひとつ甘酒は「飲む点滴」としてよく知られています。
市販のものも美味しいですが、自分でも簡単に作ることができます。甘酒には米と米麹を使ったノンアルコールのタイプと、酒粕と砂糖から作るアルコール分が含まれるタイプの2種類があるので、お子さんやアルコールが苦手な方は注意しましょう。
ここでは甘酒の基本的な作り方や飲み方、調味料として使ったアレンジレシピをご紹介します。
作り方いろいろ♪基本の甘酒4選
ノンアルコールタイプの甘酒を作る場合、米麹を発酵させるため一定の温度が保てる器具を使います。人気なのが炊飯器やヨーグルトメーカーですが、保温できるという点でポットでも作れますよ。酒粕の甘酒は時短で簡単に作れるので便利です。
ポットで手軽に
手作り甘酒の失敗しないコツは、発酵温度を55℃~60℃に保つことです。ポットで作る場合、保温機能がない魔法瓶などは時間が経つと温度が下がってしまいます。
ポットをタオルで巻くなどして、保温状態をキープできるように工夫しましょう。
●基本の甘酒● by 吉永 麻衣子|レシピサイト「Nadia|ナディア」
米から炊飯器で
炊飯器で作る甘酒は、おかゆを炊いてから米麹を合わせて発酵させます。発酵のムラができないように、おかゆと米麹はしっかり混ぜ合わせて下さい。
自家製甘酒 by Y’s|レシピサイト「Nadia|ナディア」
ヨーグルトメーカーで手軽に
温度設定と保温機能の点で、イチオシなのがヨーグルトメーカーで作る甘酒です。時間も設定できて簡単に作れます。メーカーに入れて8時間ででき上がるので、夜寝る前にセッティングすれば翌朝に甘酒が楽しめますね。
簡単!米麹だけで作る甘酒 by 尾上雅子|レシピサイト「Nadia|ナディア」
飲みたい時にすぐ作れる♪酒粕甘酒
酒粕から作る甘酒は発酵時間がいらないので、すぐに飲みたい時に便利です。酒粕には、雑味の少ない吟醸酒と濃厚な味わいの普通酒の二種類があるので、お好みで選びましょう。
酒粕あまざけ by 横田 尋香/ひなちゅん|レシピサイト「Nadia|ナディア」
ポカポカ温まるホットアレンジ4選
甘酒は発酵食品であるため、独特な風味があります。好きな方にはクセになりますが、苦手な方もいらっしゃいます。甘酒をアレンジして味や風味を代えると、美味しく飲めます。
毎日飲んでいる方にとっても、違う味が楽しめるのでおすすめです。
風邪に効きそう!たまご甘酒
風邪をひいた時によく飲まれるたまご酒ですが、甘酒を使うと卵黄一つで簡単に作れます。お鍋に卵黄を入れ、甘酒を2、3回に分けて加えて混ぜながら温めてでき上がりです。ショウガのすりおろしを加えれば、より体が温まりますよ。