氷の下へ潜ろう!北海道の知床で流氷ダイビングにチャレンジ

     
氷の下へ潜ろう!北海道の知床で流氷ダイビングにチャレンジ

北海道の知床半島という場所をご存知でしょうか?国の指定国立公園になっており、ここには毎年1〜2月頃になるとロ シアから流氷がやってきます。多くの氷が岸にぶつかって固まると、見渡す限り美しい雪原のような状態が広がります。しかし、実はこの氷の下に潜ってダイビングができることは知っていましたか?そのダイビング方法と、楽しさについてお伝えします。

北海道・知床半島の基本情報

流氷ダイビングの舞台となる北海道の知床半島は、北海道の中でも北側に位置しているため夏でも平均気温は19℃以下であり、冬になれば-5℃と低い時期が多いです。半島の先端まで観光するならば4~10月の間に行きましょう。それ以外の時期に行くと、積雪量がかなり多くなるため、半島の先端まで行くことができません。

知床半島までの行き方

知床半島の周りは、自然保護の観点から交通があまり発達していません。短くとも丸一日かけて近くの宿泊施設まで移動し、次の日からダイビングや観光を楽しみましょう。下記の方法で行くことをおすすめします。

・飛行機で女満別空港へ→バスで網走駅→バスで斜里町ウトロまで
・札幌空港から車で→旭川経由で斜里町ウト口まで

陸上の服装は綿素材のものは避けよう

どうしても気になることは、やはり気温と服装ではないでしょうか?流氷が来る時期の知床半島は、平均気温がおよそ −5℃で、当然ですがかなり低いです。けれどもしっかり防寒対策を行っていれば寒さに苦しむことはないでしょう。お勧めの服装は、頭から

【毛糸の帽子、耳あて、マフラー、下着、インナー、薄いトップス、厚手のトップス、ダッフルコート、厚手のコート、 厚手のタイ ツ、撥水性のあるズボン、スノーブーツ、撥水性のある手袋】

全ての服装において、綿素材はできるだけ避けましょう。汗を吸収すると冷えてしまいやすいからです。

体中の適切な場所にカイロを貼ろう

服装において得に大切なことが、貼るカイロを体中に貼ることです。貼る場所は下記のようにしてみると快適に過ごすことができるでしょう。

【上半身】

  • インナーの上から背中に4枚
  • おなか部分に2枚

【下半身】

  • 下半身は太ももに表裏1枚ずつ
  • ふくらはぎに1枚
  • 足の裏に1枚

流氷ダイビングを楽しむためのポイントや遊び方

OWD(オープンウォータダイバー)のライセンスを持っているならばだれでも挑戦することができます。流氷ダイビングは普通の海で潜るスキューバダイビングとは異なり、かなり特殊な環境下で潜ることになります。水温は-1〜2℃なので、装備も潜り方もそれなりに特殊な内容になります。しかし、だからこそ一つ一つがとても貴重で、 潜った後の風景は感動的と言えるでしょう。

潜れる時期は1〜2月

流氷ダイビングはもちろん流氷が来なければ潜ることができません。流氷は毎年1~2月頃訪れますが、流氷がしっかり着岸する期間は短く予想がしづらいです。潜る際はショップの人とよく相談してから日にちを決めましょう。

潜るときの装備と服装

水温は-1〜2℃程。その中を潜るのですから、普通の装備で潜れば凍えてしまうでしょう。寒冷地に適したフードとグローブを着用します。グローブは厚さが5mmで3本指になっています。フードは目の部分だけ穴が開いており、マスクをつけると完全に塞がる仕組みになっています。

口には切れ込みのみ入っているので、空気を吸うための器材を加える際に、切れ込みにねじ込むようにしてくわえるため水が入ってきません。そのほかの装備はドライスーツと共にいつもの物で大丈夫です。

潜り方と陸上へ上がる方法

普段よりも物がつかみにくいグローブをはめるため、器材の着脱は周りのスタッフに手伝ってもらうことになります。ダイビングポイントの氷にあらかじめドリルで開けた穴があります。そこに腰掛けて、器材を付けてもらいます。

器材を全て付けたらいよいよエントリーです。頭から飛び込むようにしてエントリーしましょう。潜水時間は約20 分程と短いで すが、あまり長く入っていると足のつま先から冷えてきますので、程よい時間といえます。陸上へ出るときは自力であが るのはなかなか大変なので、周りのスタッフに引き上げてもらう必要があります。

見られる2つの生き物

クリオネ:氷の下で真っ先に思い浮かぶ生き物といえばこの子でしょう。流氷の天使という名で親しまれています。大きさは5mm〜1cmと小さく、ヒラヒラと中層をかわいく泳いでおり食べ物を捕食する際には頭から触手を出して相手を飲み込むという意外な一面も見せます。

ウミウシ:流氷ダイビングでしか見る事のできないウミウシがいます。伊豆や千葉など他の地域に生息しているウミウシは岩にくっついていることが多いのですが、流氷の下で見られるウミウシは中層を泳いだり漂ったりしていることが多いです。

流氷ダイビングができるショップ

流氷ダイビングは特殊な環境下で潜ることになります。よって、ガイドが可能なダイビングショップが非常に少ないです。そんな貴重なショップを2つご紹介します。

湖でも海でも北海道のマリンアクティビティはお任せ【タルタルーガ】


出典:MARINE&DIVING TAR2UGA

1日2ダイブ3万円 (別途機材レンタル代が必要です)

流氷ウォーキングや屈斜路湖でダイビングができるツアーも開催しています。冬だけでなく、夏の知床でも潜ることができますので、冬の流氷ダイビングが楽しかったのならば夏の知床も見てみたいですね。

公式サイト:MARINE&DIVING TAR2UGA

北海道ダイビングのツアー数がすごい【ROBINSON】


出典:ROBINSON

30年以上続く北海道のベテランダイビングショップです。スタッフの数も多く、ファンダイビングはもちろんオープンウォーターからプロコースまで受けることができます。自社ボートがあるため、積丹半島へのダイビングも数多く開催しているため、ついでに潜ってみるのもいいかもしれません。

公式サイト:ROBINSON

一生自慢できる経験を

流氷の上を歩く流氷ウォーキングならば有名ですが、ダイバーですら流氷ダイビングを知っている人は少ないでしょう。地元の人もびっくりするくらいです。そんな経験はとても貴重で、一生の思い出になります。OWD(オープンウォータダイバー)を持ち、特殊なグローブとフードさえあればだれでも挑戦することができますので、迷っているならば一度は行くべきです。おいしい食べ物という北海道の醍醐味もありますから、流氷の下という美しい景色を見に行きましょう。

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