「ドライヤーは髪を痛める」と思っている方はいませんか?
まずは髪を洗った後はドライヤーで乾かすことが大切です。濡れている髪はダメージを受けやすく頭皮に水分が残っていると雑菌が繫殖する事も。
ドライヤーの乾かし方次第で美髪を手に入れる方法を紹介します。
「美髪」を作るのはキューティクル
美しく健康な髪を維持するためには、正しいヘアケアが必要です。髪が艶やかっで美しく健康かどうかは、キューティクルの状態で決まると言っても過言ではありません。
枝毛や切れ毛、パサパサと乾燥する、髪のダメージの原因の多くがキューティクルの損傷によるものだと考えられています。
ポイントになるのが乾かし方
こキューティクルは開いたり閉じたりする性質を持っており、キューティクルが閉じて整っている状態というのが、髪をもっとも美しく見せます
またキューティクルの特徴として、濡らすと広がるという性質を持っています。シャンプーの後は必ずドライヤーで乾かし、キューティクルをしっかりと整えていくことが大切です。
ドライヤーの冷風機能を生かそう
キューティクルが開いてしまっている状態は、とても傷つきやすく繊細です。この開いてしまったキューティクルは、ドライヤーの温風を当てているときも開いている状態です。
温風で熱くなった髪に冷風を当てて急激に冷ますと、キューティクルが引き締まり、髪にツヤがでます。
簡単5ステップの乾かし方
美髪を手に入れるためには毎日のホームケアがとても大切です。毎月美容室に行っているという方でも、年間で約350日はご自身でのケアが必要ですよね?
ここでは、お家で実践できる美髪ケアについてわかりやすくお伝えしていきます。全部完璧にするのは難しい!というかたは、自分のできる範囲で取り入れてみて下さい。
1.タオルドライでしっかりと水気をとる
吸水性の高いタオルでしっかりと水気を取りましょう。乱暴にゴシゴシと擦り合わせてはいけません。
頭皮を拭くようにして水分をとり、最後に毛先をタオルで挟み、押さえるよにして水分を取ればOKです。
タオルドライが不十分だとドライヤーの時間が長くなってしまうので忘れず行ってください。
2.洗い流さないトリートメントで髪を保護
ドライヤーの熱から髪を保護する必須アイテムです。さらに網目のクシでコーミングすれば髪全体にまんべんなく洗い流さないトリートメントが行きわたります。
スタイリングに使える美容師さん愛用のクシ
美容師の人も愛用している高品質なクシがあれば、美しくスタイリングできます。お金をかけたくないけど、いい品質の物を使いたいという方は是非使ってみてくださいね。
3.最初は根元&前髪から乾かす意識で
ドライの時間が短くなる、毛先の乾かし過ぎを防ぐという理由で基本的には根元と前髪からドライしていきます。
根元→中間→毛先の順に乾かすと効率的かつきれいなヘアスタイルに乾かす事ができますよ。
ドライヤーからの温風は平均で約110℃もあります。髪に近づけすぎると髪も頭皮も火傷してしまいますので20㎝は離してドライヤーをあてて下さい。
4.矯正しながら乾かす
最初に根元や前髪は乾かしていく時には左右に髪を振ったり、根元をこすったりしながら乾かしましょう。こうやって乾かすと根元のくせが和らぎくせが出にくくなるほか、髪がふんわり乾きやすいというメリットもあります。
分け目を消したい方は濡れているうちに左右に髪を振って、根元のクセを矯正しながら乾かしましょう。この工程はかなり大切で、ヘアスタイルのもち等にも関わってきます。
5.最後に冷風仕上げ
濡れ感がなくなってきたら、最後に冷風に切り替えて総仕上げ。冷風を当てるとキューティクルが閉じるのでツヤがでます。
キューティクルは上から下に向かってウロコ状に生えているので、上から30度くらいの角度でドライヤーを当てると、きれいに整います。