毎月かかる2つの固定費の決定は慎重に
固定費は一度契約してしまうと、なかなか見直すことがありません。
固定費とは毎月決まった出費が決まっているもののことを言います。毎月出て行くお金はなるべく抑えた方が、急な出費などに備えることができますので、いかに節約するかが大事になります。
主にあげられる固定費については下記の3つに分けられます。
削ることが難しい家賃は慎重に検討する
まず一人暮らしで一番高額な固定費は家賃です。
家賃が高いことを理由に引越しをしていては、費用もかさみ大変な労力を伴います。自分の収入内で支払っていける物件を探すことが重要なポイント。
家賃は給料の手取り収入の3割ほどに収めるといいと言われています。
スマホやWi-Fiなどの通信費は格安SIMなどを導入する
スマホは今や私たちの生活に必須のツールの一つですね。固定費となる、スマホ使用料も出来るだけ月額使用料を下げたいものです。
大手3キャリアのdocomo、SOFT BANK、auに「家族割でなんとなく契約を続けている」等くらいの特別なこだわりがない場合は思い切って格安SIMに契約を変更してしまうのも手です。
月々非常に安い料金でスマホを使用することができます。通信環境も大手キャリアと、ほぼ変わることなく使用できますよ。
月によって変わる3つの変動費
変動費は、毎月出て行くお金が自分の節約加減やその時々の交際費などによって変わるもののことを言います。
変動費は努力次第で毎月減らすことができますが、節約のためだけに変動費を削ることを意識すると生活が窮屈に感じてしまいます。
ちょうどいいバランスを知ることが重要です。変動費に上がるものとして、どのようなものがあるのか見ていきましょう。
食費は自炊を習得する
なるべく自炊することは節約だけでなく、自分の健康を高めるのにも大事なことです。慣れない一人暮らしで、ただでさえ戸惑う中で自炊は難易度が高いかもしれませんね。
今はインターネットで手軽に見れる簡単なレシピサイトがたくさんあります。一度自炊を始めればさほど難易度は高くなく、慣れてきます。
コンビニのお弁当は添加物もたくさん入っていますし、何しろ節約には大敵です。
一食500円ほどの出費とされるコンビニ弁当で月の食事を賄うよりは、自分で作った方がコストを抑えることが出来るので負担にならないように自炊を心がけましょう。
水道光熱費はガス種別や電気会社が選べるところに
水道光熱費とは自分の住む家で使用しているガス、水道料金、電気代を総称してまとめた呼び方です。日本の場合、四季があるので夏と冬に光熱費が高くなる項目と安くなる項目が光熱費の中で出てきます。
「暑くても我慢する。」等のやせ我慢は禁物。特に最近は寒暖差が激しいので、自分の感じる快適な環境を望むにせよ、いずれも我慢する選択は身体を壊しかねません。
最近は電力自由化になり、ガスも自由に選べるようになりました。水道は最寄りの水道局になりますが、電気とガスに関しては、より自由にコストダウンが測れます。
新生活を始める時に、電力自由化に対応している物件かを今一度、不動産会社に聞き自分の生活にあった電力会社やガス会社を選ぶことが重要です。
夜遅く帰宅する人の場合は、夜の電気代が安くなるような電気会社もあり工夫次第でコストダウンしながら快適に暮らすことが可能です。
交際費や被服費は目標額に収める努力をする
交際費や被服費は、自分の「楽しみ」のために、窮屈な予算を設定するのも得策ではないですが楽しさを優先して使いすぎれば大幅な出費で予算オーバーになってしまいます。
新生活を始める際に、被服費と交際費の大まかな予算を決めて起き、予算を守っていく生活が大事になります。
特に洋服は着まわしがきく洋服を選んでいくことや、1パターン化しないためのコーディネート術などを本や雑誌などで学んでみることもいいでしょう。
一人暮らしには事前の生活費等のリサーチと準備が必要
新生活はワクワクしますし、新しい環境への不安もありますよね。一人暮らしを初めてする人は、まず自分の手取り収入をきちんと知り、確実にその収入内で生活することを意識しましょう。
家族はもちろん、一人暮らしをしている友達や先輩の意見も参考に、無理なく快適に過ごせる環境を整えてくださいね。