切り花を長持ちさせるちょっとしたコツ|意外に知らないポイントとは

     

7.直射日光や高温を避ける

日当たりがよすぎる窓辺や、暖房の効いた気温の高い部屋は、花瓶の水に細菌が増えてしまい、花がしおれる原因となります。

切り花は玄関など暗く涼しい場所の方が、長く楽しむことができます。

「水切り」で水揚げをよくする3つの切り花長持ちのポイント

切り花がしおれてしまう原因は、葉や花から水分が蒸発してしまう水の量に対して、吸い上げる水の量が少ないことにあります。

茎が吸水しやすくしてあげることを「水揚げ」といい、水揚げの方法は植物により使い分けるとより長持ちします。

なかでも水揚げの基本と言える、「水切り」の方法をご紹介します。

1.「水中」で茎をカットする

茎の根元を水に入れて、先端から2~3cmのところでカットします。

切り口から空気が入ると導管内で気泡となり水の吸い上げを妨げてしまいますが、水中で切ることによって、切り口から空気が入るのを防ぐことができます。

また水圧により、水揚げの効果を高めることもできます。

2.茎を「斜めに」カットする

茎をカットする時は、斜めにカットします。

斜めにカットすることで切り口の断面積が大きくなり、導管の面積も大きくすることができるので、吸い上げをよくすることができます。

3.切れ味のよいハサミでカットする

カットする時には、導管をつぶさないよう切れ味のよいハサミでカットすることが大切です。

導管をつぶしてしまうと、水の吸い上げを妨げることになります。専用の花用ハサミがおすすめです。

フラワーアレンジメントなどにも使用する場合は、ワイヤーや太い枝などのカットには別のハサミを用意しましょう。

植物に合わせた水揚げ方法

ほとんどの切り花は「水切り」で水揚げをすることができますが、水揚げには植物に合わせてさまざまな方法があります。

植物に合わせた水揚げの方法をご紹介します。

枝ものには「割り」を入れる

茎の固い枝ものなどは斜めにカットするだけでなく、根元に十文字など縦に切り込みを入れましょう。

これを「割り」を入れるといいます。茎が固くてカットしにくい植物は、断面積を広くするため、ハンマーなどで根元を叩き繊維をほぐし水揚げをよくするという方法もあります。

アジサイは茎を「削ぐ」

茎が枝のように固いアジサイやビバーナムなどは、水があがりにくいため、ハサミやナイフなどで表皮を枝元から3cmほど削いであげましょう。

削ぎ落すことで、水揚げをよくすることができます。

バラや首が垂れた花は「深水」する

野の花やバラなど、花首が垂れてしまっている花は「深水」してあげましょう。数本の花をまとめて新聞紙でくるみ、テープで止めます。

茎を斜めにカットし、たっぷりの水を入れた器に1時間ほどつけておきます。

全体にしっかりと水分が行きわたり水があがったら、新聞紙を取り除きます。もう一度水切りをすれば完成です。

垂れ下がった花が自力で首を上げるのは難しいのですが、新聞紙で巻いてあげることで首の立ち上がりを助けることができます。

また新聞紙が濡れてくることで切り花を保湿して水分量を上げることもできます。

こういて花首が立ち上がると、姿が美しくなるだけでなく、水の吸い上げもよくなります。

ひまわりは「湯揚げ」する

ひまわり、マーガレット、シャクヤクなどは、切り口から有機物質出てくるので、細菌が繁殖しやすくなります。

そのため、切り口を熱湯消毒し、瞬時に給水させる「湯揚げ」という方法で水揚げをすると、花が長持ちします。

まず水切りし、花の上の方を紙でくるみます。先端の3~4cmを煮立ったお湯に15秒ほど入れ、熱湯消毒します。

すぐに冷水で冷やしましょう。この方法で殺菌の繁殖を抑えることができます。

ちょっとしたコツで切り花を長持ちさせて楽しもう

いかがでしたでしょうか。いろいろな切り花を長持ちさせるコツをご紹介しました。少し手をかけてあげるだけで、切り花を美しい状態で長く楽しむことができます。

お部屋に毎日お花を欠かさない、そんな素敵な生活も夢ではありません。ぜひ試してみてくださいね。

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