2月始めの季節行事、節分にはいわしを食べる風習があります。いわしの強い臭いは鬼が嫌うとされ魔除けの意味がありますが、せっかくならおいしく食べたいもの!
そこで今回は節分におすすめのいわしを使ったレシピをご紹介します。
臭みが気にならない!いわしレシピ8選
節分には「季節の節目」という意味があります。そして古くは季節の変わり目には邪気が入りやすいと考えられさまざまな邪気払いが行われてきました。
その1つに鬼が嫌がるいわしを煙を立てながら焼いたり、生臭い臭いが強いいわしの頭を玄関の軒先に柊とともに飾ったりして鬼が家に入りこむのを防ぐ邪気払いの風習がありました。
現代でも節分の行事食としていわしがありますが、強い臭いや苦味が食べづらく感じる方も多く敬遠されがち…。ですが、香りのよいハーブを使用したりタレに漬け込んだりすることで美味しく食べることができます。
ここからは、いわしの臭いが気にならず食べやすいおすすめレシピをご紹介します。
定番の味わい!甘辛い蒲焼き
いわし料理の定番、甘辛い味付けの蒲焼きです。
開いたいわしは両面に塩を振って5分ほど置き余分な水気をふき取ることで臭みも和らぎます。小麦粉をまぶしたいわしをフライパンで両面焼いたら一度取り出します。
酒、みりん、しょう油と砂糖で調味した蒲焼きタレをフライパンに入れて少しとろみがつくまで煮詰めてから、いわしを戻し入れ絡めたら出来上がりです。
ご飯にのせても良いですね。
ガーリックの香りで洋風な味わい
ニンニクの香りと香ばしいしょう油の味でいわしのクセの強い臭いが気にならない炒め物です。
手開きしたいわしに小麦粉をうすくまぶして用意し、オリーブオイルを熱したフライパンに入れて両面こんがりと焼いて取り出しておきます。
同じフライパンににんにくとキノコ類を加えて炒め、しんなりしたらいわしを戻して調味したら出来上がりです。別々に炒めることで形が崩れずきれいに仕上がります。
イワシときのこのガーリック炒め。 by 栁川かおり|レシピサイト「Nadia|ナディア」
めんたいマヨでお酒にもぴったり
明太子とマヨネーズを和えた万能な組み合わせのソースでいわしをおいしく食べる1品です。
開いたいわしを並べ、明太子マヨネーズのソースを塗り、爽やかな香りの大葉とチーズをトッピングしてトースターでこんがり焼いたら出来上がりです。
明太子とチーズの塩気でお酒にもご飯にもよくあいます。
いわしの明太マヨチーズ焼き by 福原ゆり|レシピサイト「Nadia|ナディア」
コチュジャンで韓国テイストを楽しむ
マイルドなピリ辛さがやみつきになる韓国の調味料、コチュジャンを使ったレシピです。
コチュジャンとしょう油、みりん、酒、ゴマ油をバットに入れて、開いたいわしを並べしばらく置きます。あとは皮目からこんがり焼いたら出来上がり!ゴマ油の風味と甘辛いタレでいわしがパクパク食べられます。
子供ウケ抜群!イワシのコチュジャンソース焼き by 豊田 亜紀子|レシピサイト「Nadia|ナディア」
アツアツがおいしいオーブン焼き
いわしをオーブンでこんがり焼いた洋風な1品です。
塩コショウしたイワシと、5㎜ほどにスライスしたじゃがいも、プチトマトを耐熱皿に順に並べ、粉チーズとみじんぎりのニンニクを混ぜ合わせたパン粉を振りかけて用意します。
仕上げに粉チーズをたっぷり振りかけてオーブンで焼いたら出来上がり!アツアツがおいしいメニューです。
イワシのオーブン焼き by 有川奈名子|レシピサイト「Nadia|ナディア」
缶詰のいわしで簡単♪パン粉焼き
新鮮ないわしが手に入らない時や、下処理が面倒だという方におすすめなのが、缶詰のいわし!
パン粉、チーズ、香草をまわりにまぶしてオーブンで焼くだけで、いわしの臭みもなく美味しい一品ができあがります。お子様にもおすすめですよ。
ローズマリーで香り豊かに
臭み取りのハーブとして洋風の肉や魚の料理によく用いられるローズマリーを使用したレシピです。乾燥ローズマリーなら、瓶詰されたものが身近なスーパーのスパイスコーナーにもあるので手に入れやすいです。
開いたいわしにローズマリーを散らしてオリーブオイルをかけ、フライパンで焼くだけなのでとっても手軽!レモンを絞るとおやつ感覚でパクパク食べられます。