めがねは、目が悪い人だけでなく、おしゃれめがねとしてファッションに取り入れる方も増えていますよね。お店に行くと色々な形のフレームやカラーがあって悩んでしまうもの。
より魅力的に見えるフレームに出会うため、失敗しないめがね選びのコツをご紹介します。
めがねは人の印象をがらりと変える!
めがねをかけていない時と、かけているときではその人の印象ががらりと変化しますよね。さらにめがねをかけていても、違う形状のものを選ぶだけで“賢い”とか“クール”など様々な印象を与えることも。
めがねは顔の一部と言っても過言でないほど大切なアイテムです。しっかり選んでお気に入りの1本を見つけましょう♪
めがねが似合う似合わないの基準は
よく「自分はめがねが似合わない」と悩んでいる方も見受けられますが、それは選び方を知らないからかもしれません。めがねが似合う・似合わないの基準は自然に見せれるかどうかです。
めがねをかけた印象を自然に見せるには“黒目の位置”がキーポイント。レンズの中央に黒目が来ていると自然に感じますが、黒目の位置が上すぎたり下すぎる場合には頼りない印象や違和感を感じます。
外すぎると離れ目のように見えたり、逆に内側すぎるとより目のように見えてしまいます。これらの問題はフレームの大きさや形状を変えるだけで解消されることがほとんどです。
後悔しないために事前の準備が大切
これからめがねを買おうと考えている方は、お店に行く前にまずはめがねへの関心を高めておきましょう!周りの人や雑誌のモデルさんなどめがね姿が素敵な人を探してみてください。
あんなの良いな、こんな形面白いななどと興味がわいてきます。自分の印象を簡単に変えられるツールなので、自分がどのようになりたいか、周りからどんな人に見られたいかなどを想像しておくのもポイントです。
また、すでにめがねを持っている方は、これまでに買っためがねを振り返って、なぜ使わなくなったか、何が気に入らなかったかなどをおさらいしておくと改善したいポイントが見えてくるでしょう。
STEP1 サイズを決める
ここからは、似合うめがねの基本的な選び方を2段階に分けてご紹介します。大きすぎたり小さすぎるめがねは黒目の位置がずれやすく違和感を与えます。
自分の顔やパーツのサイズをしっかり確認してピッタリのものを選びましょう。
顔幅≒フレーム幅が理想的
まずは顔の横幅についてです。横幅は顔の一番広いところを指します。めがねのフレームを選ぶときに顔の横幅と同じもの、又はやや狭めのものを選ぶとバランスが整って見えやすくなりますよ。
縦サイズはバランスを意識しよう
顔の縦幅は眉間からあご先までの長さを指します。自然に見せるには顔の縦幅の1/3以内に合わせるのがポイント。よりインテリジェンスに見せるなら眉間から鼻先までの2/3以内に合わせるのがおすすめです。
横幅や縦幅が合っていても黒目の位置が上下に偏る場合にはフレームの鼻幅が合っていないことも。レンズとレンズの間のブリッジ部分の幅も選べるようになっているので、チェックしてみてくださいね。
STEP2 フレームの形状を決める
サイズの選び方がわかったら、フレームの形状を選んでみましょう。このフレームの形でも印象ががらりと変わります。理想のイメージに近づけるためにも大切なポイントです。
丸顔の方にはシャープなものを
優しい印象を与える丸顔さんにはフェイスラインをスッキリと見せてくれるフレームがおすすめです。
スクエアタイプや、上部にポイントのあるハーフリムなど縦幅の狭いシャープなものを選んでみましょう。逆にオーバルタイプなど丸みのあるものを選ぶと優しい印象を強調してくれます。
三角顔の方はなだらかなラインを
シャープな印象の三角顔さんには柔らかく優しい印象をプラスできる画像のようなボストンタイプやオーバルタイプなど丸みのあるなだらかなラインのフレームがおすすめ。
あごのラインが細い方は、めがねが強調されやすいので、縦幅の浅いものやフチなしのものなどを選ぶとシャープな印象が強調できますよ。
面長の方は縦幅が深いものを
面長さんにおすすめのフレームは、縦長の印象を感じさせないように比較的縦幅のあるソフトなラインのものです。
例えば画像のようなウェリントンタイプや、ボストンタイプなど。他にはクールな印象を与えるフォックスタイプも縦幅のあるものを選んで合わせてみましょう。
四角顔の方は太めのはっきりしたものを
メリハリのあるフェイスラインの四角顔さんは、あえて曲線的なフレームを選ぶと柔らかく優しい印象を与えてくれます。オーバルやウェリントンなどのフレームがおすすめです。
少し太めの存在感のあるプラスチックフレームを選ぶと顔を引き締めて見せる効果もありますよ。
お店で失敗しないめがね選びの5つの鉄則
自分の顔のサイズやタイプに似合いやすいめがねのイメージができたでしょうか。何となくイメージができたらお店へ行ってみましょう!
お店に行くと様々なフレームのタイプがあるだけでなく、ニュアンスの違いやカラーなど更に迷ってしまうかもしれませんね。
そこでここからはお店でしっかり自分好みのものを選ぶためのポイントをご紹介します。
1.恥ずかしがらずに接客を受けよう
めがね屋さんに行くと店員さんに声を掛けられたりすると緊張してしまうという方も多いのではないでしょうか。
しかし、何百とあるフレームの中から感覚だけで自分に合う1本を見つけるのは至難の業です。めがねのプロである店員さんとコミュニケーションをとりながら理想を伝えることが近道にもなります。
2.この形と決めつけずかけてみよう
顔の形に合わせたおすすめのフレームの形状などをご紹介しましたが、お店に行く前から「絶対にこの形でこの色!」と決めつけたりはせずに、複数のタイプを選んで試しにかけてみましょう。
顔の形や肌の色など人それぞれなので、「思っていたより良い!」とか、「ちょっと違うなぁ」など自分の好みがそこで発見できるかもしれませんよ。
さらに気に入ったものはキープしていきましょう。キープしながらフレーム選びを続けると自分の好みが見えてきます。
3.チェックは全身鏡で
めがねをかけた姿は必ず全身鏡で確認するようにしましょう。全身のバランスをチェックすることで印象が変わって見える場合もあります。
真正面以外にも横からの姿など多角的に確認しておくと、買ってから失敗したということが防げますよ。
4.髪型や服装を変えて確認
鏡でチェックするときにはいろんな角度でチェックするのが大切ですが、女性であれば髪を下ろしてみたり、束ねてみたりと髪型を変えてみたりしても似合うかもチェックしてみましょう。
さらにジャケットを着た時と脱いだラフな姿の時でも似合うかを確認するのもおすすめです。
5.写真に撮って客観的に見てみよう
最終的に数本に絞ることができたら、スマホなどで写真に撮って確認するのもポイント。鏡に映った姿は左右が反転した状態なので、写真に撮ると客観的な視点で自分の姿を確認することができますよ。
おすすめめがねブランド4選
最後に、おすすめのめがねブランドをご紹介します。手頃な価格で気軽に購入できるブランドから、高品質でデザイン性も抜群のブランドまで様々です。特長や価格帯なども含め、めがね選びの際の参考にしてみてくださいね。
1.めがねのマイナスイメージを払拭させた「JINS(ジンズ)」
全国区で名が知れているJINSは、「めがねは高い・ダサい・時間がかかる」などのマイナスイメージを払拭させた革新的なメーカーです。
レンズセットで5,000円(税別)から購入することができるだけでなく、世界トップクラスのレンズメーカーの薄型非球面レンズを標準搭載するなど品質も自慢です。
さらにブルーライトカットのめがねやマグネットで組み合わせを変えられる商品など機能的なものも展開しています。店舗数も多いので、気軽に試しに行けたり、購入後の保証も調整や修理などが受けられるのも嬉しいですね。
2.コラボレーションも人気「Zoff(ゾフ)」
価格帯が5000円台から9000円台と気軽にめがねが買えるゾフ。人気モデルや雑誌、キャラクターなどとコラボレーションしたアイテムが支持を得ているため、女性からの人気も高いのがポイントです。
他にもクラシックモデルなど、流行に合わせた新商品も続々と登場し、ファッション性が高いことも人気を後押ししています。
3.レトロが好評「OLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)」
1986年にロサンゼルスで設立されたオリバーピープルズは、流行中のレトロなヴィンテージフレームが好評です。特にラウンド型が魅力的で、60年代を思わせるようなヴィンテージ感がファッションに取り入れやすいと人気を得ています。
価格帯は1万円台から4万円台となっていますが、ファッション性も高く、使い勝手も良いので1本あると長く愛用することができますよ。
4.国内外から高い評価を得ているブランド「増永眼鏡」
めがねの聖地としても知られている福井県鯖江市で1905年に設立された増永眼鏡。福井県に初めてめがねの製作を伝承したとされる老舗店で、高度な技術やかけ心地、品質や軽さなど全てにおいて一流と国内外で高い評価を得ています。
「本物」のめがねを手に入れたいという方には是非持っておきたいブランドですよ。
自分の理想にあった1本を見つけてめがねを使いこなそう
今回は失敗しないめがねの選び方のコツをご紹介しました。ファッションやその日の気分に合わせて使い分けることもできるめがね。なりたい自分をイメージしながら選ぶことで、よりおしゃれに取り入れやすくもなりますよ。
目が悪くて毎日めがねをかけるという方は、長い付き合いになる相棒ですので、コレ!という1本をしっかりと選んでみましょう♪