毎日、1日の約3分の1から4分の1の時間使っている布団。清潔でフカフカな状態が保たれていますか?
人は睡眠中に一晩でコップ1杯分の汗をかくと言われており、布団は意外にも湿気を含んでいるものです。
湿気を吸った布団は、雑菌やダニの温床になりかねないので、いつでも乾燥している状態で通気性をよくすることが必要です。ここでは、布団を清潔に保つための乾燥や通気性をよくする方法やグッズをご紹介します。
清潔&フカフカ布団のためのお手入れ方法2選
1日の疲れを癒す睡眠は、布団が清潔でフカフカだとより気持ちよくぐっすり眠れます。布団の状態をキープするために、日々実践していただきたい干し方などのお手入れ方法をご紹介します。
カバーやシーツは必ず掛けてマメに取り換えよう
布団にカバーを掛けずに使っている方いませんか?最近では可愛いデザインの布団があるので、ついそのまま使ってみたくなりますが、掛け布団にはカバー、敷き布団にはシーツを必ず掛けてましょう。
もちろん枕には枕カバーを。また掛けっぱなしもNGです。肌に直接触れるものなので、汗を吸っています。替えを用意してマメに取り替えましょう。
布団そのものはあまり洗濯できませんが、カバーなら簡単に洗えるのでいつでも清潔にキープできます。
ポカポカの陽気でフカフカ♪天日干し
布団を乾燥させる方法として、天日干しがおすすめです。ダニの繁殖がかなり抑えられるだけでなく、何よりも天日干ししたフカフカ布団は気持ちがいいもの。
カラッと晴れてよく乾燥している日には、ぜひ布団や枕を干しましょう!
天日干しに適している時間帯
布団を干すベストの時間帯は午前10時~午後2時です。夏は日差しが厳しいので、午前中に布団の表と裏1時間ずつくらいで十分です。
日差しの弱い冬は半日干していても大丈夫ですが、午後3時を過ぎると湿気が多くなるので取り込みはお早めに。
干している布団は叩かないで!
最近ではよく知られていることですが、布団を叩くことは厳禁です。パンパン叩くと、ホコリが舞ってダニも駆除できているかのようにみえますが、実際には効果がなく生地を傷めるだけです。
ホコリは、干した後の布団に掃除機をかけて吸い取りましょう。
布団の素材別お手入れ方法3選
布団は使われている素材によって、お手入れ方法が変わります。洗濯できるもの、クリーニングに出せるもの、全く洗えないものもあります。
ここでは、素材別のお手入れ方法をご紹介します。
お手入れラクラク♡「洗える布団」
清潔感を保てるという点で、家で手軽に洗えるウォッシャブル布団に人気があります。特に汚れることが多いお子さん用の布団に向いていますね。
洗う前に、必ず布団に付いている洗濯表示の確認を忘れずに。自分で洗う時の注意点は、しっかり確実に布団を乾燥させることです。容量的に無理なら、大きい洗濯機のあるコインランドリーがおすすめ。
羽毛布団は天日干しにもカバーを
冬は暖かく夏は涼しく年中快適な羽毛布団は、高吸湿、高放湿なので、日頃のお手入れは風通しのいい日陰で干すだけで十分乾燥します。
天日干しは月に1、2回で大丈夫ですが、必ずカバーを掛けて干して下さい。布団が汚れた場合はクリーニング屋か専門の業者に出しましょう。
中には「洗える羽毛布団」もありますが、自分で洗う場合は羽毛の「片寄り」に気をつけて、干す時は必ず陰干しで!
真綿布団は陰干しかカバーを掛けよう
「高級布団」として知られている真綿布団は年中快適に使えますが、洗うことが出来ません。お手入れは、天日干しの場合は陰干しにするかカバーを掛けましょう。
放湿性があるので、室内で椅子などに掛けて宙に浮かし、エアコンを除湿で下から風を当てるようにするのもいい方法です。
布団の長期収納方法3選
布団を長期収納する場合、収納の仕方で状態が変わってきます。「久しぶりに袋から出したらカビが…」ということがないように、フカフカで清潔な布団を保てる方法をご紹介します。
注意する点は、「湿気」です。収納する前に、必ず汚れと共に湿気を含んでいないかの確認をしてしっかり乾燥させましょう。
収納袋は通気性が重要
収納袋は、専用のものや使い古しのシーツなどにくるんで、防虫剤と乾燥剤を一緒に入れる方法がベストです。不織布の袋も通気性があるのでおすすめ。
布団の積み重ね順を覚えておこう
布団を片づける時には、積み重ねる順序も大切です。マットレスや敷き布団など重いものを下に、掛け布団や毛布など軽いものを上にして積み重ねましょう。
収納場所の除湿も忘れずに
布団を収納する押し入れやクローゼットなどの湿気にもご注意!除湿剤を置いたり、スノコを床に置くなどの方法がおすすめです。また定期的に戸を開けて換気を行うと、通気性が良くなり湿気を防げます。
コレはおすすめ!布団のお手入れグッズ8選
ご紹介したお手入れ方法に役立つ便利なグッズがあります。湿気を含んでダニや雑菌が繁殖した布団を使うと、アレルギーを引き起こしたり身体の不調にもつながります。
これらのグッズを上手く活用して、清潔な布団を保ってくださいね。
省スペース♪一度に4枚干せる布団干し
室内室外どちらでも使える布団干しです。ベランダでなくても、省スペースで一度に布団が4枚干せるところがおすすめ。使わない時は折りたためるのも便利です。
花粉対策にも!布団干しカバー
布団の生地を傷めないだけでなく、花粉やホコリ、鳥のフン害などからも守ってくれるカバーです。太陽光の吸収率が高い黒色なので、干す時間が短縮できますよ。
部屋干しや靴の乾燥にも使える布団乾燥機
忙しくて布団を干す時間がない方には布団乾燥機がおすすめです。乾燥機の温風は天日干しより高温なので、ダニ対策や部屋干しにも効果的です。
冬の寒い時期には、寝る前に使ってホカホカにしておけば朝まで暖房要らず!また靴乾燥アタッチメントも付属されているので、濡れた靴を乾かすのにも使えます。
吸引力がハンパない!布団クリーナー
布団の天日干しや乾燥機の後に、クリーナーを併用して使うことをおすすめ。こちらのクリーナーは強力な吸引力でダニやアレルゲンの駆除に重点を置かれています。
温風も出るので、乾燥効果が高いのも特徴。乾燥機の役目も果たしてくれますよ。
窓付きで便利♡活性炭シート入り布団収納袋
布団を長期収納するのに便利な収納袋です。ファスナーが大きく出し入れしやすく、窓付きで中身が一目瞭然。
厚手の不織布製なので、通気性がバツグンで破れにくいです。取っ手が付いていて、持ち運びもしやすいですよ。
収納場所の除湿に♪すのこ
収納場所に布団を直に置かずに、すのこを使うことをおすすめします。すのこを置くことで、通気性が高まりますが、定期的に戸を開けて換気をしておきましょう。
万が一すのこにカビが発生したら、布団に移らないよう早めに新しいものに交換を。
天日干しでリピート出来る除湿シート
普段使いや、収納袋にも使える除湿シートです。シート型なので、掛けたり敷いたり幅広く使えます。天日干しすることで、繰り返し使えるので便利でお得ですよ。
100円ショップでも手に入る布団用グッズ
ご紹介した布団用グッズの中で、100円ショップでも買えるものがあります。不織布の布団収納袋は、毛布用や枕用などサイズが豊富。
すのこはジャストサイズで人気です。また「すのこDIY」というジャンルがあるほど、DIY界でも評判に。除湿剤については、シートタイプや置き型など種類が多いですよ。
必見!布団のお手入れの裏ワザ3選
「忙しくて布団を干せない」「布団乾燥機も持っていないし」という方に!清潔フカフカ布団をあきらめるのはまだ早いです。天日干しにかなり近づけたり、通気性を良くする方法があるのでご紹介します。
よく晴れた日におすすめの裏ワザ
布団を収納用のビニール袋に入れて、3時間ほどベランダに放置して下さい。その後掃除機で布団をよく吸い取ること。これだけで、かなりのダニ対策になります。
よりお手軽!車に放り込むだけ
上でご紹介の裏ワザのバリエーションですが、布団を車の日当たりのいい場所に入れて放置すること。たったこれだけです!この方法ならビニール袋の用意も要りませんね。干し終わったら掃除機は必ずかけましょう。
朝起きた時にチョットひと手間
朝起きた時に、掛け布団を半分めくっておいて下さい。そうすることで、通気性が良くなり寝ている間の湿気を逃がします。1日交替で頭側と足側をめくると効果的ですよ。
清潔で気持ちいい布団で健康な生活を送ろう
よく天日干しされて乾いた布団で眠ると、目覚めが良く一日元気よく過ごせます。日々のチョットした布団のお手入れで、健康的な生活が送れますので、ぜひ実践してみて下さいね。
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