お年寄りがいる家の防災対策!被害を減らすための14の備え

     
お年寄りがいる家の防災対策!被害を減らすための14の備え

これからますます地域に増えるお年寄り。大きな災害が起きた時に、逃げ遅れて被害を受けやすいのが、お年寄りや身体にハンデをお持ちの方、妊婦さんや子供など自力では逃げられない人々です。

自分の親や祖父母はもちろん、地域に住むお年寄りを、いつ訪れるかわからない大きな災害から守るためにできる防災対策をご紹介します。

お年寄りの非常用リュックに入れておきたい6つのアイテム

身体が思うように動かず、避難するのにも時間がかかるお年寄り。避難する際は、負担なく移動できる軽い荷物である必要があります。

非常用品の中でも特に、お年寄りが防災リュックに入れておきたいアイテムをご紹介します。

1.噛まなくても食べられるレトルトのおかゆ

出典:amazon.co.jp

とろりとやわらかく炊き上げられた薄い塩味のついたおかゆは、おいしく消化にも良いレトルト保存食です。お子様や、大人も食欲がない時などにおすすめです。

2.口腔ケアは命を守るためにも大切「入れ歯洗浄剤」

災害時は、まず命にかかわる救命救急への対応が優先されますが、避難生活が長引くと、高齢者は特に、歯みがきなどの口腔内をきれいにするケアも重要になります。

歯磨きが十分にされないと、口腔内の細菌が食べ物や唾液と一緒に誤嚥された時に肺炎を引き起こす可能性が高まるためです。

詳細はSUNSTAR公式サイトへ

3.避難所での生活で不自由しないための「杖」

普段杖を使いながら歩いている方は、避難所で杖がないと行動が制限されて不自由な思いをしてしまうため、折りたたみできるタイプの杖などを避難リュックに入れておくと安心です。

災害でバタバタしていると介助を頼むのも億劫になるため、運動不足で新たな体の不調を起こさないよう対策しましょう。

4.いつも飲んでいる薬が2〜3日分あると安心


お年寄り一人一人によって必要なものは変わってきますが、毎日服用している薬がある方は、あらかじめ防災リュックに2〜3日分をストックしておくのがおすすめです。

5.避難生活が長引いた時のために「お薬手帳」

避難生活が長引き、用意していたお薬がなくってくると、災害救助を行なっている医療チームから薬の処方を受ける必要があります。

薬の名称や必要量などをお医者さんに正確に伝えるのはお年寄りでなくても困難なこと。

正しい処方を受けるために用意しておきたいですね。

6.耳が聴こえにくい方は「補聴器」も

耳が聴こえにくい方は、災害時の必要な防災無線や呼びかけなどがしっかりと聞こえるように補聴器の予備も入れておいて下さい。しっかりと動作するかも時々しっかりメンテナンスしましょう。

「地震」に備える家の中の3つの防災・減災対策

家にいる時に災害が起き、普段使っているものが身を危険にさらすものになることも。そうならないために、日頃からできる防災グッズを使った対策をしておいてください。

1.家具の転倒防止をして身を守る


地震の時に大きな家具が倒れてきて下敷きになって命を落とされる方もいます。そのために、まずは家具が倒れない対策が必要です。

お年寄りの方自身での設置が難しい場合は、息子や娘・近所の人などに頼んで設置してもらいましょう。

2.家電が揺れで落ちてこない対策を

家電は意外と重たいもの。家電が揺れで落ちてきて怪我をしたり、落ちて破損した破片で怪我をしたりすることもあります。

耐震ジェルの厚さは3mmほどなので普段の生活では目立たずインテリアも気になりません。

3.食器棚の中のものが落ちないように扉をロック

地震の揺れで食器棚などの扉が開いてしまい、中から食器類が飛び出し割れてしまった映像を目にしたことはないでしょうか。

赤ちゃんが食器棚でいたずらしないように作られたベビーガードは地震対策としても使えます。

「大雨・台風」に備えるための3つの防災・減災対策


異常気象によって年々被害が増えてきた大雨や台風による被害。同じ場所で長時間雨が降り続くことで、川が氾濫したり、土砂災害の危険も高まるので注意が必要です。

1.畑や川・海には近づかせない!高齢の方は特に注意

お年寄りの方が、自分の畑や船の様子などが気になって見に行き、被害に遭うケースが少なくありません。

高齢者の方は、危険とはわかっていながら外に出てしまうこともあります。

普段からの会話の中で、災害時には決して危険な行動は取らず、命の方が大切だと伝えていきましょう。

2.逃げ遅れないよう早めに準備!近所で声を掛け合って

車などの移動手段がないお年寄り、特に一人暮らしのお年寄りは自分で逃げる手段がなく、川が危険水位になったり、土砂崩れの警報が出たりしても逃げられないことも。

避難する際は、自分の家族はもちろんですが近所のおじいちゃんやおばあちゃんにも一声かけるだけで救える命があります。

市町村から発令される避難情報にはレベルがある

水害や土砂災害などの自然災害が発生したとき、あるいは発生する可能性があるときに発令される避難情報には

  • 避難勧告
  • 避難指示(緊急)
  • 避難準備・高齢者等避難開始

の3つのレベルが存在しています。上の方になるにつれて緊急性・危険性の高い避難情報となるため、お年寄りは最初の「避難準備・高齢者等避難開始」の情報が出た時点で避難を始めましょう。

詳細はニュートン・コンサルティング公式サイトへ

3.もしも浸水し逃げ遅れたら家の高い階層へ逃げる

もしも急激に増水するなどして逃げ遅れてしまい、避難場所に逃げるのが危険と判断される場合は、家の中の少しでも高い場所に避難して助けを求めましょう。

何よりも、大雨が予想される時、または予報が出ていなくてもこの雨量はおかしい、危険だと感じた場合は早めに避難行動を開始することが大切です。

どう連絡を取る?災害時に高齢者も使える2つの連絡方法

お年寄りの中には、携帯電話を持っておらず固定電話でしか連絡を取ることができないという方もいます。

けれど固定電話は停電になると使えなくなったり、回線が混み合っていると全く繋がらなかったりと災害時には使用できないことも。

そんな時に離れて暮らす親やおじいちゃん・おばあちゃんと連絡を取る時に使える方法を共有しておいて下さい。

1.「シニアセキュリティSOSボタン」で家族に異変を伝える

離れて暮らすご両親などが心配な方は、何か緊急事態が起こり電話も難しい場合に、ボタンひとつでSOSを伝えられるSOSボタンの使用がおすすめです。

ACアダプタのほか、電池でも動かすことが可能で、ハンズフリーで会話できるPHSとしての機能も備えています。

ただし、災害時は電話が繋がりにくくなることもあるので注意が必要です。

詳細は株式会社日照平野公式サイトへ

2.災害用伝言ダイヤル(171)は声の伝言板

災害用伝言ダイヤルとは、地震、噴火などの災害の発生により、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。

連絡を取りたい方の電話番号宛に、安否や居場所などメッセージを残すことができます。

災害用伝言ダイヤルは毎月体験利用ができる

災害用伝言ダイヤルの存在は知っていてもいざという時に使い方が分からなければ意味がありません。

災害用伝言ダイヤル(171)は、毎月1日と15日に体験利用ができます。実家に訪れた際などに、一緒に練習してみてはいかがでしょうか。

詳細はNTT東日本公式サイトへ

※上記公式リンク内にある「ホーム>最下部にある企業情報 > 災害対策 > 災害への取り組み > 災害用伝言ダイヤル(171)」のページをご確認ください。

日ごろから顔を合わせて関わることも防災のひとつ

災害時、お年寄りの被害を減らしたり少なくしたりするための対策をご紹介してきましたが、ものではなく人との繋がりが命を救うこともあります。

普段の挨拶をきちんとするだけでも、何かあった時に周りの人たちが気にかけてくれたり、異変に気づいてくれたりする場合があります。

リアルな人との繋がりが希薄になってきたと言われる現在ですが、いざという時に助け合える関係を築いておけると良いですね。

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