近年、ハンドメイド雑貨の需要も増えてきて、裁縫や編み物にチャレンジする方が増えてきていますが、中でも気軽に始められる事で人気が高いのが刺繍。
特に必要なものが全て入っていてすぐに始められる「刺繍キット」が注目されていて、さまざまな刺繍法の中から好きなデザインを選べるのが魅力です。
そこで刺繍の基本ステッチと、刺繍レベルに合わせたおすすめ刺繍キットをご紹介します。
刺繍法でデザインも大きく変わる!
刺繍と言ってもさまざまな刺繍方法があり、その刺繍方法によって、出来上がる作品のデザインは大きく変わってきます。
まずは刺繍の基本となるステッチや、作りたいデザインに合わせたおすすめのステッチをいくつかご紹介します。
自分の作りたい作品を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
刺繍の基本!「ランニングステッチ・バックステッチ」
刺繍の基本となるステッチでよく使われるものに「ランニングステッチ」と「バックステッチ」があります。
・ランニングステッチ
縫い目がまっすぐになっていて、日本語で言うところのなみ縫いに当たる、最も初歩的なステッチです。
・バックステッチ
針を刺したところから、1縫い目ずつ戻るように縫っていくステッチで、縫い目と縫い目の間にすき間の出来ない縫い方です。
他にも基本となるステッチはたくさんありますが、この二つはよく使われる刺繍法なので、覚えておくととても便利です。
イラストのような表現が出来る「クロスステッチ・サテンステッチ」
イラストのようなデザインの作品を作りたいなら「クロスステッチ」や「サテンステッチ」がおすすめ。
・クロスステッチ
縫い目が×印になるような縫い方で、×印一つ一つをマス目のようにして縫っていくので図案が分かりやすく、初心者さんにおすすめです。
・サテンステッチ
図案の中を刺繍糸で埋めていく縫い方で、縫い目が糸でぷっくりと浮き出たような形になる時間と手間がとてもかかりますが、仕上がりがとても美しい縫い方です。
線で図案を表現するなら「刺し子・チェーンステッチ」
幾何学模様やパターン模様などをあしらった作品を作りたい時は、「刺し子」や「チェーンステッチ」などがよく使われます。
・刺し子
日本古来の伝統的な刺繍法で、最初にご紹介したランニングステッチやバックステッチを使用して作り上げる事が多く、古くから伝わる美しい幾何学模様を縫っていくのが特徴です。
・チェーンステッチ
糸を引っ掛けるようにループ状にしていく縫い方でその名の通り、鎖のような縫い目が特徴の縫い方です。
これまで紹介した縫い方の他にもヨーロッパ刺繍など、まだまださまざまな縫い方があるので、自分お気に入りのステッチを探してみてくださいね。
一通りのステッチをマスターしたい!という方には、基本の刺繍法の練習が出来るキットもおすすめです。
フェリシモ|22種のステッチをしっかりマスター「はじめてさんのきほんのき」
手軽に作れる♪初心者におすすめの刺繍キット7選
初めて刺繍作品にチャレンジする方でも気軽にチャレンジ出来る、初心者さんにおすすめの刺繍キットをいくつかご紹介します。
作品の大きさが大きくなるほど、手間と時間がかかってしまうので、最初は小さな作品から挑戦するのがおすすめです。
お手軽にできるミニチュア作品|クロスステッチストラップ
ミニチュアサイズのストラップなら手軽に出来て図案もシンプルなものが多いので、初めての作品にぴったり。
短い時間で仕上げられるので、空いた時間に楽しめます。
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