いよいよ今年も後半になり、新年が近づいてきました。
年末と言えば大掃除!
毎年計画的に大掃除をスッキリと終わらせて気持ちよく新年を迎えられていますか?
掃除が終わらず新年に持ち越してしまったという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は大掃除を始める前に準備したいチェックリストについてご紹介します。
大掃除は手順やスケジュール決めが重要
何かと忙しい年末。大掃除は効率よくきっちり済ませたいものですよね。
そんな方にはチェックリストを作るのがおすすめ。
1日で全て済ます方は1日のスケジュールを、数日に分けて行う方はいつどこからお掃除を始めるかを計画することが大切です。
まずは大掃除に向けたチェックリストを作るメリットをご紹介します。
二度手間にならずスムーズに
大掃除では掃除する箇所も多く、どこから手を付ければよいか困ってしまいませんか。
また、「床を掃除した後に照明をお掃除したら、ホコリが落ちて床をもう一度掃除することになった」とか、「家族で分担して掃除していたが、終わった個所を別の人がまた掃除していた」など二度手間になってしまうことも。
さらにお掃除する箇所に合わせた掃除道具だけ買い足せばよいので、余分な買い物をしてしまったという失敗も防ぐことができます。
うっかり忘れの防止に
一通りお掃除が終わってスッキリした♪と思っていたら、後から「あそこを掃除し忘れていた」なんて思い出すことも。
チェックリストを作っておけばやり残しやうっかり忘れてしまうということも防ぐことができます。
モチベーションアップにおすすめ
大掃除は掃除箇所も多く、時間もかかるためゴールが見えないとやる気が出なかったり、途中で手を抜きがちになってしまうこともあります。
チェックリストがあるとお掃除の進み具合が目で見てわかるため、モチベーションアップにつながります。
終わった個所を好きな色で塗りつぶしたり、好きなシールを貼ったりして埋めていくのは達成感も湧きおすすめです。
短時間で大掃除を済ませるポイント
新米ママや小さいお子さんがいる方、お仕事で時間が取れないという方など、大掃除に時間をかけられないという方も多いですよね。
1日、又は2日間など短い時間で大掃除を完了させるコツをご紹介します。
時間に制限がある分、チェックリストの作成やスケジュールの管理がより重要です。
掃除箇所の選定や、順序の決め方がポイントです。
完璧を求めない
短時間で大掃除を行う以上、隅から隅まで完璧にピカピカにするのは難しいのは当たり前です。
掃除をしたい場所も挙げればきりがありません。
あれもこれもと欲張らず、ここだけはしっかり掃除しよう!と決めてとりかかりましょう。
「1日でココまでよく頑張ったな」と割り切ってお掃除することが大切です。
いつも掃除しない場所にポイントを置いて
ここまでスケジュールやチェックリストの活用が大切とご紹介した通り、短時間で大掃除を完了させるならよりリストの作成が重要になります。
お掃除をする場所の選定は普段お掃除しないスポットを選びましょう。
キッチンのシンクやトイレの便器、廊下など普段からお掃除している場所は省き、レンジフードや冷蔵庫の内側、浴室の天井や排水溝、照明器具などをピックアップしておきます。
たくさん選び過ぎてしまったら優先順位を決めると選定しやすくなりますよ。
便利グッズを有効活用
お掃除する場所を決めたらその場所に合わせてお掃除グッズを揃えますが、便利グッズを活用するのがおすすめ。
メラミンスポンジやマイクロファイバータオルなどは洗剤を使わずに汚れも落とせる便利な商品です。
他にもシートタイプのお掃除グッズは拭くだけと簡単でスポンジを洗ったり、水拭き・乾拭きなども省くことができます。
このような時短アイテムを賢く使用するのもポイントです。
スケジュール決めは浸け置き優先に
短時間で効率よくお掃除をこなすのに浸け置き洗いは強い味方です。
人気のオキシクリーンやクエン酸などを使い数時間浸け置きすると汚れが浮いてきて、簡単にきれいにすることができます。
お掃除のスタートは浸け置きするところから始めましょう。
その後他の箇所をお掃除することができますよ。
水回りにはクエン酸
酸性の性質を持つクエン酸は水回りの水垢などアルカリ性の汚れ落としに大活躍。
クエン酸を溶かしたクエン酸水スプレーを作っておくと、キッチンや洗面台、お風呂場など幅広いか所で使えて便利ですよ。
汚れを落としたい場所にスプレーを吹きかけて方落ちするだけ。
頑固な汚れにはキッチンペーパーにクエン酸水を含ませて貼り付け、ラップでパックすると効果的。
塩素系の漂白剤を混ぜると有毒な塩素ガスが発生してしまうので、絶対に併用しないように注意しましょう。
油や皮脂には重曹
重曹はふくらし粉としても使われるので安全性が高い洗剤ですが、効果も抜群。
弱アルカリ性なので酸性の油汚れを中和して落とすことができます。
換気フィルターや五徳などには重曹を振りかけて数時間放置するとブラシやスポンジで汚れを落とせるようになりますよ。
また、お風呂の湯垢は皮脂汚れなので重曹が使えます。
お風呂の温かい残り湯に重曹を溶かすと発泡するので、洗面器や椅子などを入れて一晩漬け置きするとまとめてお掃除できるんです。
おうちの汚れをカバーする万能オキシクリーン
アメリカ生まれの漂白剤入り洗濯洗剤の「オキシクリーン」は洗濯以外にも使える板のなアイテムとして評判を集めています。
酸素の力で汚れを落とすので、素材にも身体にも優しいといのが特徴。
油汚れを分解して水に溶けやすくしてくれたり、雑菌によるヌルヌル汚れも除菌してきれいにしてくれます。
茶渋やタイルの黒ずみなどにも効果的なので、とっても万能なんです。
チェックリストに必要な項目と書き出すポイント
ここからはチェックリストを作るうえで必要となる項目と項目を書き出すときのポイントをご紹介します。
いつも掃除する場所以外にも忘れずきれいにお掃除するために、リストを作ってしっかり計画的に進めましょう。
お掃除箇所は細かいところまで書き出そう
キッチン・浴室・リビング・廊下などまずは家の中の各お部屋を書き出してみましょう。
チェックリストには大まかなスポットだけでなく、そこから掘り下げて何をどう掃除するかまで記載しておきます。
例えばキッチンであればシンク、排水溝、コンロ、換気扇、冷蔵庫、電子レンジなど。
細かい場所まで記載しておけば掃除のし忘れも防ぐことができます。
家族と手分けしてお掃除をするのであれば、掃除箇所の見落としがないか一緒にリストを作るとより安心ですね。
お掃除の順序は“上から下へ”が鉄則
掃除箇所を書き出してから順序を決めずに掃除を始めると二度手間になることも。
1日で掃除をするにしても、数日かけて掃除をするにしても順序を決めておくのも大切なポイントです。
順序を決める方法としては、「上から下へ」「奥から入口へ」が鉄則。
寝室や浴室などお家の奥から掃除をはじめ、天井から床にホコリを落とすイメージで進めましょう。
最後に玄関などを掃除すればお家から汚れを追い出すことができます。
また、浸け置き時間が必要な個所は浸け置き時間も考えて、その待ち時間にできるお掃除をスケジュールに組み込むと無駄なく時間を使うことができますよ。
必要なものを書き出して買い物リストにも活用
お掃除箇所ごとに必要なお掃除アイテムを書き出してみましょう。
わざわざ書かなくてもいいかもしれないと思うものでも必ず書き出してみてください。
掃除機やほうきなどは複数人で掃除をするときに同時に必要になってしまうことも考えられます。
その場合には順番を変えるなどの工夫ができますね。
また、消耗品や洗剤なども使う目安になるので、買い物リスト作りにも役立ちます。
家族みんなで掃除するなら役割を決めよう
複数人でお掃除を分担する場合には担当する人を記載する欄を設けましょう。
自分がお掃除するべき場所を一人一人が認識することで責任感を持って取り組むことができますよ。
作業量や日程を照らし合わせながら役割分担を決めると作業もスムーズになりますね。
早速チェックリストを準備しよう!
ここまではリストを作るメリットや書き出したい項目をご紹介しました。
さっそく大掃除用のチェックリストを準備してみましょう。
チェックリストの作り方にはいくつか方法があります。
ここからは便利なチェックリストの準備方法をご紹介します。
テンプレートを使って参考に
インターネット上で大掃除用のチェックリストのテンプレートを探すこともできます。
まずはどのような形式でリストを作っていいのか悩むという方はこのようなテンプレートを使用したり、参考にして準備するのがおすすめです。
下記のような一般的な家庭でお掃除する箇所が一覧になっているリストを使い、足りない部分を書き足したり、不要な部分を消すなどしてカスタマイズして活用することができますよ。
大掃除分担表のダウンロードはこちら/Microsoft Office
スマホアプリで賢くスケジューリングを
スマホアプリにはお掃除に便利なものも沢山あります。
スケジュール管理ができたり、お掃除の豆知識も合わせてみることもできます。
リマインダー機能も搭載“いえメンテ”
お家のメンテナンスのお手伝いをしてくれるアプリです。
お掃除だけでなく、保険や防災など様々なものをメモしたり、写真に残したりと便利に使うことができます。
リマインダー機能もあるので、大掃除のスケジュール管理にもおすすめ。
夫婦で共有できる“家事ノート”
【家事ノートって何?】
共働き夫婦向けの家事分担アプリです。家事負担をわかりやすく可視化します。
家事を記録をすれば、パートナーに通知が届きます。
そしてありがとうボタンで簡単にパートナーに感謝を伝えることができます。
またTODO機能でパートナーに家事のお願いができます。 pic.twitter.com/nPsM4wOUzQ— 【公式】家事ノート (@kajinote) 2018年4月11日
共働き夫婦におすすめの家事分担アプリです。
家事分担をわかりやすく可視化でき、記録していくことができます。
カレンダーで管理することもできるので、計画的に分担して大掃除を進められますよ。
汚れ具合が視覚化されるTo Doアプリ”Tody”
カレンダー表示ではなく、掃除の必要性がタスクごとに表示されるお掃除管理アプリです。
毎日掃除するものや年に数回などスケジュール設定できるので、大掃除リストも自動で作成できます。
汚れ具合や掃除の進み具合が視覚化されるのでモチベーションや達成感につながりますよ。
さらにほかのユーザーと掃除プランを共有したり、成果を記録して共有することもできるので、ゲーム感覚で楽しくお掃除することもできますね。
ラクラク操作で使いやすい”おそうじログ”
こちらもお掃除する場所と 周期をメモしてリマインドしてくれるアプリです。
お掃除後は2タップするだけでラクラク記録できるのがポイント。
表示順の移動も可能なので、大掃除時期には掃除する順に並び変えて使用することもできますね。
忘れやすい箇所を上位にしたり、優先度順に並び変えるなど自分で使いやすいようにカスタマイズできるのも特徴です。
シェアできて便利につかえる”魔法の家事ノート”
お掃除だけでなく家事全般を手助けしてくれる便利なアプリです。
家族構成や居住形態などの質問に答えていくだけで自分に合った家事の予定表も作成してくれます。
さらにアプリを家族でシェアできて分担を一覧で見たり、買い物リストを共有することも。
ウィジェット機能も付いているのでサクッと確認できるのも嬉しいですね。
魔法の家事ノートのダウンロードはこちら(App Store)
魔法の家事ノートのダウンロードはこちら(Google Play)
分担状況をマップで可視化”Yieto(イエト)”
家族でお掃除の分担をするのに便利なアプリです。
家事について100以上のタスクが用意されているので、自分では見落としていた箇所を発見できるかも。
分担状況をマップで可視化してくれるので、「自分だけがんばってない?!」といったモヤモヤの解消のサポートもしてくれます。
日常の家事以外にも季節や子供の成長に合わせたタスクもあるので、長く使えるのも嬉しいですね。
Yieto(イエト)のダウンロードはこちら(App Store)
オリジナルならExcelで
自分のオリジナルのリストを作るならExcelで作るのがおすすめ。
手書きも良いですが、Excelで表を作ればレイアウトもしやすく、一通り作り終わった後に色分けや掃除順に並び変えたりと表を見やすく工夫することができます。
さらに担当者ごとにソートして印刷すればそれぞれの担当が一覧になったリストを配ることも可能ですよ。
掃除リストのExcelシートダウンロードはこちら/Microsoft Office
チェックリストで計画的にお掃除を進めよう
今回は大掃除を始める前に準備したいチェックリストについてご紹介しました。
大掃除は計画せずに始めると、気がついたらあれもこれもと思った以上の時間がかかることも多いです。
事前にどこをどう掃除するかをリスト化して計画的に大掃除を進めて、新年をスッキリとした気持ちで迎えましょう。
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