だんだんと寒さが厳しくなり、温かいこたつや鍋物が恋しい季節になってきました。
お部屋の寒さ対策は万全でしょうか?
今回は、部屋の寒さ対策や防寒のためのおすすめグッズをご紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね。
【寒さ対策】お部屋を暖めるおすすめ暖房器具6選
お部屋全体を暖めるためには、ストーブやエアコンを使用しましょう。
しかし、お部屋や生活スタイルに合ったアイテムを選ばないと、暖まりにくかったり思わぬ事故につながることも。
暖房器具を選ぶときに重視したいポイントをおさえて、快適なお部屋にしましょう。
1.エアコンはコスパ・安全面ともに万能
コストパフォーマンスで選ぶならエアコンがおすすめ。
エアコンは電気代がかかるというイメージもありますが、近年は省エネに力を入れている機種が多く販売されています。
機種や部屋の広さにもよりますが、1時間当たりの電気代はおおよそ5.3円。石油ファンヒーターやオイルヒーターに比べかなり安くなっています。
火を使わないので火傷の心配もありません。
2.オイルヒーターなら空気を汚さないから安心
柔らかい暖かさが特徴のオイルヒーターは、暖まるまでに少し時間がかかります。
ですが、風を使わないので室内にホコリが舞うことがなく、アレルギーの方も安心して使えます。
また、ガスや燃料を使用せず、電気エネルギーを熱源としているので空気を汚すことがありません。
熱源部分が熱くなり過ぎないので火傷をしにくく、転倒防止・操作のロック機能など安全を重視した機能もついています。
3.ひとつは持っておきたい石油ストーブ
石油ストーブは灯油を燃料とする暖房器具で、電気を使わないので停電時や万が一の災害時などにも活躍します。
冬は乾燥しがちですが、ストーブの上でお湯を沸かせば加湿器代わりになるのもポイント
ときにはお鍋を置いてじっくり煮込み料理したり、お芋を焼いたりもできますよ。
4.足元から温めるホットカーペット
特に冷えやすい足元はホットカーペットで温めましょう。
ホットカーペットに併用するラグは、保温効果の高いものにすると、さらに効果的。
ラグの購入時には、ホットカーペット対応のラグかどうか確認してくださいね。
ジョイントマットでフローリングからの冷えを防ぐ
必要な部分に必要な広さだけ敷くことのできるジョイントマットは、狭いところにも敷けて便利です。
キッチンや廊下など、ホットカーペットを敷けない部分にも使え、電気代もかかりません。
コルクタイプやカーペットタイプ・クッションタイプなど、種類も豊富にあるので、お好みで選ぶことができます。
5.ハロゲンヒーターはピンポイントで温める
キッチンやトイレ、洗面所など暖房が行き届かないために冷える場所や、足元などを部分的に温めたいときにおすすめなのがハロゲンヒーター。
スイッチを入れればすぐに温かくなるのも特徴です。
熱を持つタイプのヒーターを選ぶ際は、小さいお子さまやペットに注意して使用してくださいね。
6.省電力で温まるこたつ
昔から、形を変えつつ使われ続けている暖房器具・こたつは、足元から温まり、電気代も安いと近年再注目されていて、海外からも人気が出てきていると言われています。
1人~ファミリー用とテーブルの大きさも選べますし、ダイニングテーブルタイプのこたつも販売されています。
生活スタイルに合わせて選べ、こたつ布団などで部屋の雰囲気を変えることができます。
【寒さ対策】暖房効率を上げるおすすめグッズ11選
せっかく暖房器具を使っても、外からの冷気が影響してなかなか暖まらないなんてことはありませんか。
ちょっとの工夫で冷気を防ぎ、暖房効率を上げて節電にもなる防寒おすすめグッズをご紹介します。
気になるグッズがあったら試してみてくださいね。
1.プチプチ(緩衝材)を貼り付ける
通称プチプチと言われる緩衝材は、100均でも購入できるお手軽アイテム。
窓にプチプチ(緩衝材)を貼り付けることで外気と部屋の間に空気の層ができ、冷気を遮断し、外気の影響を少なくします。
低コストでできる寒さ対策です。
2.すきまテープで冷気の侵入を防ぐ
窓枠付近からのすきま風が気になる方は、ホームセンターなどで購入できるすきまテープが便利。
すきまが気になるところに貼り付けるだけで、ひんやりした風を防ぐことができます。
窓だけでなく、ドアにも使えるので、部屋の気密性が上がり、暖かい空気を逃がしません。
使いたい部分にぴったりあった太さのテープを選ぶとより効果的ですよ。
3.断熱シートで外気温に影響されにくいお部屋に
窓専用の断熱シートなら外からの冷気を遮断し、部屋の暖かい空気を逃がしにくいです。
デザイン性の高いものや目隠し効果のあるものもあるので、お部屋の雰囲気を壊すことなく寒さ対策ができますよ。
4.遮熱カーテンで熱を逃さない
暑い夏の日に外からの熱を遮断してくれる遮熱カーテン。実は防寒にも効果があります。
外気温の部屋への影響を減らし、かつ暖かさを保ってくれます。
夏も冬も、季節を問わず使えるうれしいアイテム。
足元の冷えが気になるときは、窓の下から侵入する冷気を防ぐため、丈が長めのカーテンにするとよいでしょう。
5.カーテンレールからの冷気の侵入を防ぐ
カーテンを変えてみたけどまだ寒さを感じるというときは、カーテンレールやサイドに注目してみてください。
通常、カーテンレールと窓にはすきまがあります。カーテンを選ぶ際は、すきまを埋めるようにドレープの多いものを選びましょう。
また、カーテンレールの上部はタオルや布などをかぶせることで冷気の侵入を防げます。
遮光や防音にも役立つカーテンレール専用カバーも販売されています。
6.暖房効率アップのビニールカーテン
掃き出し窓は大きいので冷気が室内に伝わりやすくなっています。
さらに冷気は下にたまるので、床とカーテンの裾の間から部屋に冷気が入ってきてしまいます。
カーテンと窓の間に長めのビニールカーテンを取り付けることで、冷気の侵入を抑えて暖房効率をアップさせることができます。
日中はカーテンを開けていてもビニールカーテンだけ使えば光を遮らず、穏やかな光が差し込みますよ。
7.冷気ストップパネルなら取付も簡単
ビニールカーテンをつけるのが大変、取り付けるレールが足りないという方にはパネル式のものもおすすめです。
パネルを広げて窓際に立たせるだけなので取り付けがとっても簡単。
窓のサイズに合わせカットしたり、角度の調整もできますよ。
8.サーキュレーターで暖かい空気を攪拌
エアコンやヒーターとの併用使いで高い効果を発揮するのがサーキュレーター。
エアコンやヒーターではどうしても温まりにくい箇所が出てしまいますが、サーキュレーターで部屋の空気を攪拌する事で、温かい空気を満遍なく行き渡らせる事ができます。
うまく使えば、エアコンの設定温度を下げても快適に過ごせるようになり、電気代の節約にもなります。
9.スチームタイプの加湿器を使う
冬の乾燥対策として欠かせない加湿器ですが、超音波で水を分散させるタイプは部屋の温度を下げてしまうことがあります。
スチームタイプの加湿器であれば、部屋の温度を下げずに使用できるので、暖かさを保ちたい場合はスチームタイプを選ぶとよいでしょう。
部屋の乾燥は喉を傷めたり、ウイルスが活性化するなど体調面にも不安をもたらします。
暖房器具によっては部屋をますます乾燥させてしまうこともあるため、部屋の温度を保って上手に加湿しましょう。
10.ドアの下に挟んで隙間風ストップ
せっかく暖かくしたリビングも、ドア下からの隙間風でひんやり…
そんなときに役立つアイテムが、ドアの下に挟んで使う隙間風ストッパーです。
工具やテープなどは不要、ハサミで簡単にカットでき、ドアのサイズにピッタリ合わせられます。
ドアや部屋全体の雰囲気を壊さないデザインも魅力。
柔らかい素材なので、ペットや赤ちゃんのけが防止にも◎です。
11.お部屋を区切って暖房効率アップ
ワンルームのお部屋や、広いリビングで暖房効率が悪いと感じるお部屋におすすめのパーテーションです。
冷気を遮断し、暖かい空気が逃げるのを抑えてくれます。
ツッパリ棒で取り付けるので賃貸などのお部屋でも傷をつけずに取り付けられたり、不要になったら子供部屋など違う場所の仕切りとして活用することもできますよ。