雪で転倒や凍結の危険も!寒波の時の防災・除雪対策10選

雪で転倒や凍結の危険も!寒波の時の防災・除雪対策10選

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毎年一度は日本に訪れる大寒波。大雪が降ったり、都市部でも積雪したりして大きな被害が出ていますよね。寒波はわたしたちの日々の暮らしをストップさせてしまう災害のひとつです。

この記事では、被害を受けないために、寒波による雪が降る前に備えておきたいポイントについてご紹介します。

目次

慣れていないと危ない凍結路面を歩く3つのポイント

寒波による降雪や雨が降ったときには、路面が凍結したり雪が積もったりして歩く時の転倒の危険も高まります。寒波のときだけでなく、降雪する地域に旅行にする際にも役立つ知識をご紹介します。

1.凍結した横断歩道は危険!ゆっくり歩いて

横断歩道は、たくさんの人や車が通るため雪が踏み固められやすく、つるつる路面になりやすい場所です。

一歩踏み出すときは特にバランスを崩しやすいので、足をそっと出してゆっくりと渡りましょう。信号が点滅しているときは渡らないように。

2.靴には後付けできる滑り止めを

裏面のゴムがしっかり効く冬用の靴がなかったり、冬靴があってもゴムがすり減っていたりして滑りやすくなっている場合におすすめなのが、後から付けられる滑り止めです。

着脱も一瞬なので、室内に入った時もすぐに取り外せます。

3.転ばない歩き方のコツは「ペンギン歩き」

凍った路面で歩いても転ばないコツは、「ペンギン歩き」です。ペンギン歩きとは、小さな歩幅で、足を高く上げず、靴の裏全体を地面につけるようにしながら歩くこと。

焦らないように時間に余裕を持ったスケジューリングも大切です。

除雪が必要な時のための融雪アイテム

雪は数センチの積雪でも放置すると路面で固まり、アイスバーン化します。子供などに危険なのはもちろん、付近を通る車の事故も誘発しかねません。

よって、速やかに除雪したいところですが、雪かきはすごい重労働。

そこで、浅い積雪なら融雪剤を撒いて少しでも緩和しておくのが良いです。

融雪剤・除雪剤は場所によって使い分けて

一般的なアスファルトの道路・駐車場などが融雪・除雪の対象である場合、塩化ナトリウムか塩化カルシウムが使われます。

特に早く溶かしたい場合は塩化カルシウムが良いようですが、生物には悪い影響を与えるため、撒く方法と撒く場所に注意が必要です。

特に家庭での利用は注意が必要なので、用途と注意書きをよく読んで、適量を使用してください。

また、保管場所にも十分注意してください。

塩化カルシウム(Wikipedia):
融雪剤として撒布された塩化カルシウムは、周辺の植生にとって有害である。都市内の道路のように、周辺に植生のない場所なら問題ないが、山間部では必然的に塩化カルシウムの撒布が多頻度で行われるため、土壌における塩化物イオンの量が過剰となり、植生が衰退傾向を見せることもある。

また、道路の融雪・凍結防止目的で撒布された塩化カルシウムは水溶液となり、その上を車両が通行する際にしぶきとなり、自動車の車体や車輪に付着して、早期腐食や早期劣化の原因となる。塩化カルシウムが撒布された(とおぼしき)道路を通行した場合は、速やかに洗車すべきである。頻繁に通行する場合は、あらかじめマリン用品として出回っている塩害防止スプレーを塗布しておく予防策が有効である。

道路用・駐車場用(車周辺用)・庭用などを使いわけよう

道路用・駐車場用(車周辺用)には塩化ナトリウムか塩化カルシウムの成分が使われた商品が多く販売されています。

塩化ナトリウム・塩化カルシウム共に塩害や酸蝕が心配ですが、そのデメリットを調整し、最小限にする商品が出ています。

購入の時は車や家庭周辺で使えるものを選びましょう。

雪とけっ子は弱アルカリ性に調整されているようなので駐車場周辺でも使用可能です。

安心とはいうものの使用後、雪が溶けると白い粒が残るので使いすぎ要注意です。

融雪くんは「無塩」という商品名通り、塩化素材は使用していません。ゆえに、融雪・除雪能力が低めです。

安心してまけますが、積雪後や凍結後の融解には時間がかかるため即効性にかけます。

讃岐化成 ロードクリーン粒状は、融雪力は安定しています。非常に便利な反面、塩害の心配もあるので使用には十分注意してください。
あまり雪が降らない地域には不向きかもしれません。

破裂を防止!水道管凍結防止のための2つのポイントと備え

寒波の際には水道管の凍結にも注意しなければなりません。大丈夫だろうと何も対策をしておかず、水道管が破裂すると修理に費用がかかります。

そうならないためにしておきたい水道管凍結の対策をご紹介します。

1.家を空ける場合は「水抜き」をしてから

旅行や出張などで家を空ける場合、家の暖房を付けない日が数日続く場合は水抜きしてから出かけましょう。水道管の中に溜まっている水を出しておくことで、凍結の可能性を減らすことができます。

日中でも冷え込みそうなら外出前でも水抜きを

日中に出かける場合でも、最低気温が氷点下の場合や帰りが遅くなり冷え込みそうな場合はこまめに水抜きをしておきましょう。

水抜きの方法は、部屋の機器の説明書などを見ると書いてあるほか、賃貸であれば借りるときに管理人さんから説明を受けておきましょう。

2.蛇口を開けて少しずつ水を流し続ける方法も

水道代はややかかってしまいますが、水は流れ続けていれば凍らないため蛇口をほんの少しだけ開けて水を流し続けるというのも一つの手段です。

詳細は札幌市公式サイトへ

3.もしも水道管が凍結してしまった時のために

もしも水道管が凍結してしまった場合は、水が使えなくなってしまうため毎日の暮らしがとても大変。水道が使えないと、トイレや飲み水も出なくなってしまう場合があります。

事前に備えて他の災害でも使える、防災用の携帯トイレなどを備えておくのがおすすめです。

長期保存ができる飲料水もあると安心

生きていく上で欠かせない水は、水道が出ないからといって飲まないでいると体調が悪くなるなど身体の負担にも。長期保存ができる水があると、心持ちも安心です。

保存水と一緒に用意しておきたい!おすすめ保存食3選

寒波が来ると、鉄道が止まったり飛行機が欠航になったりするため、食べ物や日用品が品薄になることがあります。保存水と一緒に、2〜3日間の食事をまかなえる非常食があると安心です。

1.IZAMESHI Deli は素材本来の味がおいしい

 

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いつでも、どこでも、おいしく食べられるがテーマの「イザメシ」は、備蓄用としてだけではなく、アウトドアや海外旅行の携帯食としても利用されていておいしさに定評のある商品。

見た目もおしゃれで、毎日の暮らしにも馴染むデザインです。

2.長期保存できるパッケージがキュートなデニッシュ缶

 

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行列のできる京都祇園のパン屋さん「ボローニャ」発祥のデニッシュが缶詰になったデニッシュ缶は、備蓄用だけでなく、普段のおやつとしても食べたくなる優しい味わい。

雑貨屋さんなどとコラボした限定パッケージも販売されています。

詳細はBONZSHOP公式サイトへ

3.「そのまま食べられるおにぎり」は調理いらず

出典:あんしんの殿堂防災館

水もお湯もいらず、封を開けてそのまま食べられるおにぎりは特許技術により製造日より5年保存が可能。

かさばらないので持ち運びにも便利で、だしが効いた香ばしいおにぎりはほっと安心する味です。

そのまま食べられるおにぎりの詳細はあんしんの殿堂防災館公式ページへ

体調を崩さないために!お部屋の寒さ対策3選

寒波がくると室内にいてもぐっと冷え込みが厳しくなります。お部屋の中が寒いと、風邪を引きやすくなるなど体調を崩す原因にも。寒い日でもお部屋を温かく保つ方法をご紹介します。

1.寒さ対策にはまず湿度をあげることから

お部屋の温度を上げるために、まず湿度を上げるというのが意外に思う方もいるかもしれませが、同じ気温でも、湿度が高いお部屋の方が体感温度がより温かくなります。

冬場はお部屋が乾燥しがちなので、加湿器やお鍋に水を張るなどして乾燥対策をすることもお部屋の保温につながります。

手軽で可愛いペーパー加湿器がおすすめ

出典:amazon.co.jp

電気を使わず、外出時や就寝時も安心なペーパー加湿器も流行しています。インテリアにもなって可愛いアイテムです。

2.窓からの隙間風をテープでシャットアウト

お部屋の寒さの原因となるのが、窓からの隙間風。ほんの小さな隙間からでも、外の冷たい空気はせっかく温まったお部屋の気温を下げてしまうので、秋の終わり頃には対策をしておきたいですね。

たった200円でできるお部屋の寒さ対策

たった200円でできるすきまテープによる室内の保温は、簡単で安いのに効果は絶大のコスパの良い防寒対策です。さらに、モコモコのルームソックスなどを履けば寒い日でも温かく過ごせます。

3.寝る前に温かい飲み物を飲んでぽかぽか

冬の夜は寒いので、寝る前に身体を内側から温める飲み物を飲んでから寝るのも効果的です。生姜入りなどのドリンクを飲めば手足の先まで血の流れが良くなり、ぽかぽかしたまま眠りにつけます。

カフェイン入りは眠れなくなるので注意

いくら温かい飲み物でも、カフェインが入った飲み物は脳が目覚めてしまって寝られなくなるので気をつけて。コーヒーなどではなく、ホットミルクや紅茶などカフェインレスのものを選びましょう。

温度差でヒートショックにならないための2つの対策

室内でもブルブルと震えてしまうほど寒い日は、身体が急激な温度差についていけず心筋梗塞や脳梗塞で亡くなる方もいます。

ご高齢の両親などはもちろん、自身でも注意したいヒートショックの対策についてです。

1.脱衣所は服を脱ぐ前にシャワーで暖かく

ヒートショックに注意したい1つ目のタイミングは、脱衣所で服を脱ぎ浴室に入るとき。脱衣所の寒さが血圧が上がる原因になります。

小型の暖房の設置や、暖房が無い場合はお風呂のドアをあけて少し置いて寒暖差を小さくしてから入りましょう。

可愛いデザインで5000円以下の小型ファンヒーターもたくさん発売されているのでお気に入りを探すのもおすすめです。

2.お湯の温度は41度以下に設定

高温のお風呂に急につかることもヒートショックの原因になります。お湯の温度は41度よりも低く設定しておくと、体への負担が少なくなります。

詳細はOMRON公式サイトへ

都市部でも寒波にはしっかりとできる対策を

山間部が大雪になるのも大変ですが、都市部でも交通機関がストップしてしまうなど毎日の暮らしに与える被害は大きい寒波。

年に何度も来るものではありませんが、備えあれば憂いなしという言葉があるように、いつ起きても大丈夫なようにしておくことが大切です。

いざ寒波が来たときに慌ててしまわないように、今から対策をしておきましょう。

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