あなたのダイビングスタイルは?4つの特徴と楽しみ方や注意点

     

「ダイビングを楽しむ」と一言でいってはみても、人によって好みやこだわりも違ってくるもの。これからダイビング回数を重ねていくうちにあなたもそんなこだわりが生まれてくることでしょう。そこで今回は様々なスタイルがある中から4つをピックアップしその特長と、更にスタイル別の楽しみ方と注意点などをご紹介させていただきます。

4つのスタイルとその特徴!

十人十色というように、ダイビングスタイルも人の数だけ本当にたくさんあります。海の中の見え方は自分次第で自由なものです。でもまだダイビングを始めて間もない方には、自分がこれから主にどういうスタイルをベースに潜り続けて行きたいのかはっきりしていないという方もいるのではないでしょうか。そんな方へちょっとしたヒントになるように4つのスタイルの特徴をピックアップしました。

1・とにかく癒されたい浮遊派ダイバー♪

装備は最低限必要なものだけにしてカメラなどは持たず、ガイドの紹介してくれる旬な生き物や景色をのんびり堪能。そして日頃のストレスや疲れをとことん癒したい!余計なことは考えず、まるで空を飛んでいるかのようにふわふわと浮遊感を満喫したい!というタイプの方のスタイルです。

2・がっつり体育会系!大物派ダイバー

先ほどの浮遊派とは全く異なり、カンパチやマグロ、サメなどの大物に出会いたい!そういう海は大抵強い流れがありますがそんなことは微塵も気にせずガンガン泳ぐ!なんなら流れを利用したドリフトダイビングが大好き!といった感じの体育会系な大物派ダイバー。ダイビングはスポーツだ!という考えの方がこのタイプに多いです。

3・目指すはフォトコン入賞!?フォト派ダイバー

思い出に残したい!という軽い気持ちで始めた水中写真が、いつの間にか本気に!最初はコンパクトなコンデジ(コンパクトデジカメ)だったのに一眼レフを専用のハウジングに入れて持っていく人も多く、元々写真撮影が好きな方はこのスタイルにはまりやすいといえるでしょう。また、他のスタイルと組み合わせになる場合が多いです。

4・冒険心をくすぐる!レック&地形派ダイバー

好奇心が強いタイプに多いのがこのレック&地形派ダイバー。戦時中に沈んだ沈船や海底遺跡は心の奥底に仕舞っていた冒険心を呼び起こしてくれます。沈船に限らず複雑な形の根やミステリーサークルのように模様になった海底などもレック&地形派ダイバーの好みのポイントだといえるでしょう。

スタイルによって変わるそれぞれの楽しみ方

大体自分の好きな傾向が分かってはきたけれど、いまいちどうやって楽しめば良いか分からない方もいるのではないでしょうか。そんな方の為に先ほどご紹介した4つのスタイルにプラスして、それぞれの楽しみ方を提案させていただきます。

1・浮遊派ダイバーは自然をありのまま受け止める!

癒しを求める浮遊派ダイバーには一般的に真っ青で流れのない、穏やかな海がぴったりでしょう。ですが四季により変わる海中をありのまま感じていくのも悪くないです。春にはプランクトンがたくさん発生することで海が緑になったりする「春濁り」という現象が起こります。透明度が悪くもなりますので大物派ダイバーなどにはあまり好まれませんが、緑の海を堪能できるのは春限定!桜の時期にお花見を楽しむのと同じように季節によって起こる現象をありのまま感じるのもまたひとつの楽しみ方でしょう。また、魚達を観察しながら「どんなことを話してるのかな?」と想像してみると自分だけのファンタジーが出来て楽しいですね。

2・とにかくチャレンジ!大物派ダイバー

大物派ダイバーはサメや群れ、マンタなどを好みます。ただし大物狙いだとガイドさんの勘が頼りだったりすることも多いので、もちろん外す事も多いですがその外して会えなかった時間さえなんだかお預けを食らったようで楽しくなったりもします。簡単に会えるよりも今度こそ!と何度もチャレンジしてやっと会えた!という方が会えた時の喜びを増幅させてくれるでしょう。大物を狙いに行ったけれどなーんにも魚がいない…。なんて時にはガイドも他のゲストも巻き込んで水中でフィンをスケボーのようにして、のって遊ぶマリボーをしてみるのもオススメです。

3・自作写真集も作れる!?フォト派ダイバー

先ほど少し触れましたが、フォト派ダイバーは他の他スタイルと兼用になることが多いです。大物撮影がしたかったり、小さくて可愛い魚や沈船がとりたかったり様々です。ただその撮りたかった被写体をバシッと撮るだけでもいですが、例えば魚のあくびをする瞬間を待ってみたり、背景に綺麗なシダなどがはいるようにしてぼかしてと撮ればメルヘンチックな写真に♪また、ひとつの被写体を年間通して観察と撮影を続けてフォトブックなどに写真集っぽくまとめてみたりするのもいいでしょう。

4・歴史も一緒に学ぶ!レック&地形派ダイバー

戦時中に沈んだ船の数々。国内に限らず海外にもたくさん発見されており、潜れる環境にある沈船などはダイビングポイントになっていたりします。その船たちはいまでは漁礁となり、珊瑚や生え物がつき美しい姿を見ることが出来ます。けれど単純にその景色を楽しむだけではなく、その船の名前を始め歴史も知ればまた違った楽しみ方になるでしょう。

この船はどんな活躍をし、どんな最後だったのか?想像するだけでロマンが溢れます。

慣れてきた頃が要注意!

ダイビングにも慣れ始め、スタイルも定まってきた頃。実はこの時期が一番要注意時期です!過信、夢中、スキルの3つに気をつけるとより安全なダイビングライフを送れるでしょう。

1・過信は禁物!初心忘れるべからず

慣れてきた頃に一番怖いのは、自分のダイビングスキルを過信してしまうこと。50本、100本と有る程度本数を重ねた頃に「自分はもうベテランダイバーだ♪」とちょっと自信が先走ってしまい、結果器材セッティングの確認を怠りタンクのバルブを開け忘れたりエアの残チェックを忘れエア切れを起こしたりする場合があります。初心忘れるべからず!どんなに本数を重ねていても安全確認はしっかり行いましょう。

2・夢中になりすぎてロスト!?周りをしっかり見よう

水中でのスキルもある程度上達し、カメラを持って潜る方に多いのが撮影に夢中になりすぎてガイドとはぐれ完全にロストしてしまうパターンです。もう少し、まだガイドの姿が見えてるし…呼んでるけどまだもうちょっと撮りたい。と自分の気持ちだけを優先せず、ガイドの指示を聞くことはご自身の安全のためでもありますのでしっかり周りを見ましょう。

3・人間は海にお邪魔させてもらっていることを忘れないで!

有る程度ダイビングに慣れたら身に付けたいのが魚や生え物への配慮です。何も考えず岩場を掴みながら観察しているその手元には一生懸命生きている命があるのです。何も無いのを確認しながら着底する、手を着くところに生き物はいないか?珊瑚やイソバナなどをフィンで蹴ってしまっていないか?など、私たち人間は海の中にお邪魔させてもらっているのですから敬意を払えるようになるとより良いでしょう。

ダイビングスタイルは無限大!

様々なスタイルがある中からあなたはこれからどんな楽しみ方を見つけるでしょうか。好みの問題ですので正解や不正解はありません♪とはいえただ楽しむだけではなく、安全確認や周囲への配慮も忘れずマナー良くダイビングを楽しみましょう。

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