ダイビング・ライセンスを取得し、そろそろ自分の器材を持ちたい!けれど何から手を付け、一体どんなものを選べば良いのか分からず悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。安かろうが、高かろうが大切なお金に変わりありません!失敗しないために最初に揃えておくと良い器材5つと、その選び方のポイントをご紹介いたします。
My器材デビューにぴったりなアイテム5選
器材は大きく分けて重器材と軽器材の二つです。重器材とはBCD、レギュレーター等を指し、軽器材はマスク、スノーケル、フィン、グローブ、ブーツ等を指していて、重器材ほど高価で5万円~30万円以上のものも。
一方軽器材は比較的安価なものも多くあり、物にもよりますが安いものだと数千円のものから3万円程度ですので初めて自分の器材を購入するなら軽器材の方がオススメです。重器材はメンテナンスもこまめにしておかないと水中トラブルの原因にもなりますので
年間の潜る回数によっては購入せず、ショップできちんとメンテナンスされたダイビングの重器材をレンタルで使えたほうが安心という考え方もありますので、まずはファッションアクセサリーともいえる軽器材のみ揃え、とにかくたくさん海に行って楽しみましょう♪
マスクのタイプは大きく分けて2つ
マスクには一眼タイプと二眼タイプが存在し、どちらも鼻を覆う構造になっています。これはマスク内に進入した水を排水したり、深度が深くなるごとに受けるマスク内の圧力を圧平衡するために必ず必要な構造です。また、視界確保するためにも無くてはならない大切な器材です。
近年では可愛らしいフレームデザインのマスクもたくさん販売されており、水中で可愛く見えるマスク選びも女性にとっては重要ですね。
2・視力の悪い方は二眼マスクが○
一眼マスクに比べるとほんの少し視界が劣るかもしれませんが、目が悪い方はレンズがそれぞれ独立している二眼マスクが良いでしょう。例えば左右で視力が違う場合でも、左右それぞれでレンズの度数を変えることができるのは二眼マスクのメリットといえるでしょう。また、一眼マスクに比べて種類も豊富ですので好みのマスクを見つけやすいかもしれません。
あると便利!マスクカバー
補足ですが、マスクの素材は多くのものがシリコンで出来ており、髪に絡みやすくなっています。特に髪の長い方はマスクカバーを付けておけば着脱時に髪が絡む心配も無く楽に行える上、他の方とマスクを間違えることもなくなりますし、様々な柄が販売されていますのでオシャレとして付けておくのも良いでしょう。
緊急時の必須アイテム!スノーケル
スノーケルは息継ぎをしなくても顔を水につけたまま泳ぎ、呼吸することが出来るアイテムです。ダイビング時に携帯していない方も中にはいらっしゃいますが、ご自身の安全の為に持っておいたほうが良いでしょう。
もしも、ダイビング中にタンクの空気も無くなってしまった時にスノーケルがあれば、呼吸するために水面に顔を出そうと立ち泳ぎ等せずとも顔を水につけて楽な姿勢で呼吸しながら迎えを待つことができます。そういった緊急時に備えた重要なアイテムでもあります。
1・昔ながらのストレートタイプ
ストレートタイプは昔からよくある、名前の通りまっすぐな形状のスノーケルです。ホームセンターなどでも売られているものも有り、比較的安価です。こちらの方がしっかり呼吸しやすいというメリットもありますが、慣れていないとスノーケル内に水が入りやすく排水もしにくいと感じる方もいるでしょう。
2・初心者でも使いやすい!ドライスノーケル
ドライスノーケルは先ほどのストレートタイプと比べるとトップ部分に自動開閉する水圧弁がついているのがわかります。この排水弁のおかげでスノーケル内に水が入りにくくなっているので初心者でも使いやすく人気のタイプです。最近のモデルのほとんどは、このドライスノーケル仕様になっています。
フィン&ブーツは大きく分けて2タイプ
フィンにはストラップタイプとフルフットタイプがあります。ダイビングシーンによって最適な形状のフィンがありますので両方持っておくも良し、普段潜る海に適した方だけを購入し、もし違う方のフィンが適した海に行く場合はレンタルするという方法もあります。それぞれのフィンに対し適したブーツも変わります。
1・着脱楽チン♪ストラップフィン
ストラップフィンはフィンのかかと部分がストラップになっていて、バックルで着脱できるタイプです。一番良く使われているのもこのタイプで、ビーチでもボートでもどちらでも使いやすいです。ただし着脱時にバックルが外れて水中に落としてしまったり、壊れることもありますので優しく、丁寧に取り扱いましょう。また、このフィンではシューズタイプのブーツが適しています。
1-2・岩場も安心のシューズタイプのブーツ
シューズタイプのブーツですとソールがしっかりしていますので、ごつごつした岩場を歩くときや移動が必要なダイビングポイント時、船までの移動時にもサンダルなどは履かずにこのブーツをそのまま履いていく、なんてことも出来ます。
2・しなやかなキックが可能♪フルフットフィン
フルフットタイプのフィンは歩いてエントリー口に移動するビーチダイビングにはあまり適しておらず、主にボートダイビング時に適しています。フルフットフィンは裸足、もしくは薄手のソックスタイプのブーツの上に履くフィンですのでシューズタイプのブーツに比べるとゴツゴツとした岩場などを歩くのは困難です。ですがフルフットフィンのピタっとした密着感は心地よく、フィンキックも楽に行うことができます。
2-2・ピタッと密着!ソックスタイプのブーツ
ピタッと足に密着している、まさにソックスのようなブーツがこのブーツの特徴です。ウエットスーツと一緒で保温効果もありますので足も冷えにくいですし、ウエットスーツとフィンの隙間を無くすことによって浮遊しているクラゲの触手などで肌を傷つけることも防げます。
その他あると尚良し!なアイテム2つ
上記でご紹介しました軽器材の他に、無くても良いけれどあったほうがより良いアイテムを2つ厳選しましたのでご紹介します。
手指の保護に必須のグローブ!
手の保護、生物やクラゲの触手などから手を守るために大切なグローブ。流れのあるダイビングのときなどは特に、岩場につかまりながら移動するなんてこともありますので、素手だと傷だらけになってしまいます。出来れば指先が無いタイプではなく、しっかり守ってくれるタイプを選びましょう。
安全管理が出来るダイブコンピューター
水中で自分の今いる深度や、ダイブタイム(潜水時間)、安全停止時のカウントダウン等を管理してくれる腕時計状のコンピュータです。もちろん普通の腕時計としても使用できます。ご自身の安全の為にも役立ちますし、ログ付け時に詳しい記録もしやすいので購入すると便利でしょう。
安価なものだと3万円程度からありますが、ショップによってはレンタルもありますのでご自身の潜る頻度等によって購入を検討しましょう。
器材は大切なあなたのバディです♪
一生懸命選んだご自身の器材は、これからあなたと共に潜り続ける大切なバディ♪大好きなカラーで揃えてみたり、後々にはウエットスーツ等も合わせて全身コーディネートしたりして水中でもオシャレを楽しめます。使用後は必ずしっかり真水で塩抜きをし、メンテナンスをして長く大切に使えるようにしましょう。
こちらの記事も読まれています
[nlink url=”https://arvo.showcase-tv.com/2317/”]
[nlink url=”https://arvo.showcase-tv.com/3170/”]