肌寒くなってくるこれからは、鍋料理がおいしい季節ですね。温かいお鍋を囲みながらの食事は会話も弾みます。
お鍋によく合う鶏肉は、美肌に効果的といわれるコラーゲンがたっぷりで、いろいろな味付けとも相性がよくボリュームもあり、低価格とあって鍋には欠かせない具材です。
そこで今回は、鶏肉が主役の低コストでお腹がいっぱいになる人気鍋レシピをご紹介します。
コラーゲンたっぷりの人気鍋レシピ7選
鶏肉にはムネ肉やモモ肉、手羽先やレバーなどさまざまな部位があり、それぞれ低カロリー高タンパクで栄養価の高い食材としても知られています。
なかでも手羽や骨付きの部位には、美肌効果が期待できるタンパク質の一種「コラーゲン」が多く含まれているのが特徴。
コラーゲンは水に溶けだしやすく、ビタミンCと一緒に食べると吸収率が高まるといわれています。
ビタミン豊富な野菜などの具材と一緒にじっくり煮込み、汁まで食べる鍋料理は鶏肉の栄養・うま味を残さず味わうのにピッタリ。
ここからは、コラーゲンたっぷりで食べ応え抜群の鶏鍋レシピをご紹介します。
とろとろ豆腐の豆乳コラーゲン鍋│女子に嬉しいメニュー
鍋に使用する手羽中は、手羽先のとがった部分を取り除いた部位のこと。肉は少なめですが柔らかい肉質で、手羽先に比べて低カロリーです。
骨付きなので、鶏肉の出汁が出て美味しいお鍋になります。スープにコラーゲンがたっぷり溶け込んで美肌効果も期待できますよ。
ピーラーで食べやすく薄切りした根菜類でビタミンやミネラルを、豆乳と豆腐で大豆イソフラボンも摂取できるため、女子に嬉しいメニュー。
とろとろの豆腐で体の芯まで温まります。
身体ポカポカ♪薬膳鍋│薬膳食材たっぷりで温まる
薬膳鍋で使用する手羽元は、筋肉質で低脂肪。太い骨からとれる出汁は鶏のうま味を凝縮した味わいです。
生活習慣病にも効果があるといわれるクコの実や松の実などの薬膳食材、体を温める生姜やニンニクをたっぷり使ったスープは絶品。
同じく体を温めるといわれるカブや長ネギなどの野菜と、ホロホロになった手羽元の相性も抜群でスープごと飲み干したい、冬におすすめの鍋です。
サムゲタン風鍋│丸鶏で歓声があがる
年末の忘年会など家族や友人が多く集うような時におすすめなのが、こちらのサムゲタン風鍋です。
丸鶏を1羽まるごと使用するので豪華でおもてなし感も上がります。
丸鶏をじっくり煮込んだ出汁にはコラーゲンがたっぷりで、身の中にはもち米が入って食べ応えもばっちり。薬膳効果も期待できますよ。
鍋の蓋をあけると食卓に歓声があがり、盛り上がること間違いなしです。
特にクリスマスシーズンになると丸鶏が手に入りやすくなるので、ぜひ楽しみたい鍋です。
山盛り野菜のピリ辛鶏なべ│野菜の水分だけで仕上げる
焼き色を付けた鶏モモ肉から染み出たたっぷりのうま味と、野菜の甘味を堪能できる鍋です。
余分な水分を入れず野菜の水分のみで作るのでうま味が凝縮されています。
コチュジャンでピリ辛に仕上げることで体もぽかぽか温まる、冬にピッタリのお鍋です。
野菜の水分だけ!山盛り野菜のピリ辛鶏なべ by さいとうあきこ|レシピサイト「Nadia|ナディア」
鶏肉と水菜のオリーブオイル鍋│オリーブオイルのコクと風味を堪能
柔らかくジューシーな鶏もも肉を使用し、オリーブオイル香る洋風鍋はいかがですか。
ピーラーを使って薄く削いだ根菜と水菜は火が通りやすいので、時短レシピにもなります。
鶏のうま味をしっかり吸い込んだシンプルな味付けに、オリーブオイルを加えると風味とコクが上がります。
輪切りのスライスレモンは、見た目と味のアクセントにぜひ入れましょう。
締めにはごはんとチーズを加えてリゾット風がおすすめです。
鶏肉と水菜のオリーブオイル鍋 by 北島真澄|レシピサイト「Nadia|ナディア」
鶏肉入り草鍋│塩麹でふっくら!鶏モモ肉を味わう
青梗菜や豆苗など青菜野菜がメインの草鍋。大きめに切った鶏モモ肉を加えることで出汁にコクが出てうま味が染みわたります。
鶏モモ肉は塩麹をもみ込んで1時間ほど寝かせておくとふっくら柔らかくなり、味に深みがでますよ。
たっぷりの青菜野菜と鶏肉で美肌効果も期待できるヘルシーなお鍋です。
草鍋(鶏肉入り) by 横田 尋香-ひなちゅん|レシピサイト「Nadia|ナディア」
手羽先とにらの食べる生姜スープ鍋│下処理で食べやすさアップ
手羽先は骨と骨の間に切り込みを入れて開きます。骨から身が外れやすく食べやすくなりますよ。
下処理した手羽元を、皮目を下にして焼き色をつけてから、しめじや野菜などの具材と水分を加えて煮込みましょう。
最初に焼き色をつけ、さらに少量の水で蒸し煮にすることで、素材のうま味が引き出されてコクがアップします。
仕上げはこんがり焼き色の手羽先が見えるように鍋の中心に出して盛りつければ、見栄えもよく美味しそうな仕上がりになります。