窯元めぐりは、その名の通り焼き物を作っている窯元を訪れること。
作業している様子や窯を見学して、作家さんたちとお話ができることがあるのも魅力です。
ギャラリーでは気に入った作品を購入することもでき、雑貨屋さんやECショップには並ばない素敵な作品に出会えるおすすめの窯元を、5つの産地をメインにご紹介します。
ガラスのような滑らかさ!有田焼でおすすめの窯元3選
有田焼は佐賀県有田町とその周辺の地域で作られる磁器のことさします。有田焼は400年もの歴史があり、食器や工芸品など受け継がれる伝統は人々に愛されてきた証。
中でも、現代の暮らしにフィットする、デザインもおしゃれな窯元をご紹介します。
1.現代的でおしゃれなデザイン「2016/」が素敵
伝統的な有田焼に海外のデザイナーの感性を加え、まるで食器とは思えないようなスタイリッシュな作品が数多く揃う佐賀県有田町の有田焼ブランド「2016/」。
日本だけでなく世界の日常に溶け込むデザインで、観光客も多く訪れます。
アクセス:有田駅から車で5分
「創ギャラリーおおた」で有田焼きカレーを
2016/が入る有田焼のショッピングモールアリタセラの中にあるカフェが「創ギャラリーおおた」です。店内には有田焼の作品が飾られ、ゆるやかな時間が流れます。
全国駅弁ランキング1位にもなった出有田焼カレーをぜひご賞味ください。
アクセス:三代橋駅から徒歩5分
2.「六音窯(ろくねがま)」の優しい作品にほっこり
素材感を生かした長崎の六音窯さんの作品は、落ち着いた色味で見ているだけでリラックスできるような器です。
繊細なデザインは、器というよりもはやアートと言ってもいいかもしれません。
アクセス:長崎県営バス横山頭バス停より徒歩20分
六音窯が好きな方は水谷和音さんの作品も
天草の磁器土を使いつくる水谷和音さんの器は、盛る料理がおいしく見える魔法の器です。日々の食卓に、ティータイムのおやつなど、毎日使いたくなりますね。
3.今村製陶の「jicon」は素朴でおしゃれ
有田焼「jicon」は、創業350年の今村製陶がデザイナー大治正典さんを迎えて立ち上げた有田焼ブランドです。
素朴だけれど洗練されたデザインや色合いが見る人を魅了します。
アクセス:有田駅から徒歩15分
粗さが魅力♡信楽焼でおすすめの窯元3選
陶器に灰がふりかかってできる自然釉が魅力の信楽焼は1250年の歴史を誇る、日本の暮らしと共に受け継がれてきた日本六古窯のうちのひとつです。
信楽焼のたぬきの置物は、あまりにも有名ですよね。
1.くつろぎ楽しみ体験できる滋賀の「Ogama」へ
1250年の歴史をただ守るだけでなく、それぞれの時代に合わせて進化してきた信楽焼。
明山窯が運営するOgamaでは、信楽焼のコーヒーカップでお茶したり、作家さんの展示を購入したり、職人さんに教えてもらいながら作陶体験ができます。
地元の食材を使ったスイーツも見逃せない
併設されているOgamaカフェでは登り窯の風景を見ながらゆったりとしたひとときを過ごせます。使われているのは信楽焼の器で、気に入ったらショップで購入も可能です。
アクセス:SKR信楽高原鉄道 信楽駅から徒歩約15分
2.味わいのある粉引きの陶器「古谷製陶所」
「どのような料理も引き立て、自由におおらかに使うことができる」そんなコンセプトの白い器を作っているのが古谷製陶所です。
温かく品のあるデザインで、老若男女問わずお使い頂けます。
アクセス:SKR信楽高原鉄道 信楽駅からタクシーで約15分
こちらの記事も読まれています