秋冬に植えて春に咲かせる初心者向きの球根5種と育てるコツ

     
秋冬に植えて春に咲かせる初心者向きの球根5種と育てるコツ

春と言えばお花がいっぱい咲く風景を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。お家のお庭やベランダをお花で華やかにしてみませんか。

種よりも育てやすい球根は、これからの寒くなる時期に植えて春きれいに花を咲かせるお花が沢山あります。そこで今回は初心者の方でも扱いやすい球根から育てる春咲きのお花をご紹介します。

種より扱いやすい春咲きの球根

子どものころ学校で球根からお花を育てたことがある方も多いのではないでしょうか。球根はある程度養分を蓄えているため、種から育てるよりも失敗が少なく、園芸やガーデニング初心者の方にもおすすめ。また、水耕栽培ができるものもあり、水やりだけで咲くような強い球根も多いのもポイント。

一般的に春植えや秋植えがあり、秋植えの球根はこれからの涼しくなってきてからの季節が植え時です。

失敗しにくい球根の選び方

園芸店やホームセンターで球根を見に行くと、どれも同じように見えますが、失敗しないようによく見て選ぶことが大切です。球根を選ぶときのポイントはこちら。

・大きくて重みがあり、硬くしっかりしているもの

・外皮が割けたりせずきれいなもの

・傷や害虫の痕跡などがないもの

痛んでいるものや状態が良くないものを選んで植えてしまうと、土の中で腐ってしまうことも多いので、しっかりと選んで購入しましょう。

秋植え球根は寒さに当てることが大切

春に花を咲かせる秋植えの球根は耐寒性があるので育てやすいのがポイントですが、寒さに当てることで温かくなったころに花を咲かせます。

まだ気温が高いうちに球根を植え付けると、土の中で蒸れて腐ってしまうことも。適温はお花の種類によっても違いますが、初秋よりは秋が深まってからの植え付けがおすすめです。

また、植木鉢やプランターで育てる場合、植え付け後に温かい室内に持ち込んでしまうと開花しないこともあるため、寒い外気に当ててゆっくり待ちましょう。

日当たりが良く水はけの良い場所を

球根は基本的に日当たりと風通しが良い場所を好みます。また、水はけが悪い場所は腐りやすくなるため、花壇などに庭植えする場合は雑草を取り除き球根の5~6倍くらいの深さまで掘り起こして耕しておきましょう。

土の中の小石や根も取り除いておいてくださいね。

さらに球根は弱酸性の土を好みますが、日本の土壌は酸性が高いため「もみ殻くん炭」や「草木灰(そうもくばい)」を混ぜて中和させておきます。これを植え付けの1・2週間ほど前に行っておくと良いでしょう。

植木鉢やコンテナの場合は鉢の底にネットを敷き、水はけを良くする鉢底石を入れてから、市販の球根用培養土を入れればOK。浅い鉢の場合には鉢底石を入れずに培養土だけ入れておけば大丈夫です。

「庭植え」は深く&間隔を空けて

花壇やお庭に球根を植え付けする場合には、前述の通り球根の5~6倍の深さまで土を耕し土壌を作ったら、球根の3倍ほどの深さに植え付けします(ユリの場合は4倍)。

そして次の球根を植える位置は球根3つ分の間隔を空けて植えるようにします。

鉢植え・プランターは根の張る余地を確保

鉢植えやプランターなどの場合には深さもないので根を張る余地を持たせるため浅めに植え付けましょう。球根を植える深さは球根の0.5~1個分の深さで、球根1個分くらいの間隔を空けて並べます。あまり密集させ過ぎると根が張れなくなったり水はけも悪くなるのでできるだけ間隔を空けさせましょう。

初心者にも育てやすいおすすめの秋植え球根5選

ここからは秋冬に植え付けする秋植え球根の中でも、園芸初心者におすすめの種類のお花をご紹介します。

種類によっては、きちんと植えて手入れすることで翌年以降も楽しめるものもありますので、是非しっかり育てて長く楽しみましょう。

1.植えっぱなしでも花が咲きやすいアネモネ

花色が白・赤・ピンク・青など様々で、一重咲きや八重咲など種類も豊富なアネモネ。耐寒性が強く開花期も長いのが特徴です。

水はけと日当たりの良い場所に植え付けし、多肥にならないように管理すれば植えっぱなしでもまた花を咲かせてくれます。

10月以降が植え付けの適期ですが、乾燥させた球根を植える場合には、乾燥しきっているためそのまま植えると急激に水を吸い過ぎて腐ってしまいます。

まずは軽く湿らせたバーミキュライトに球根を埋めて数日かけてゆっくり給水させてから植え付けをしてください。11月以降など気温が下がってからの植え付けの場合は給水させなくてもOKです。

また、アネモネの球根は形が独特で、尖っている方から根が出ます。そのため上下を間違えて植えないように注意しましょう。

アネモネの詳しい育て方はこちら/みんなの趣味の園芸へ

2.お気に入りの花を見つける楽しさがあるチューリップ

春を感じるお花の代表格ともいえるほど知名度も人気も高いチューリップ。実は5000を超える品種があるというほど種類豊富で、一重咲き、八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲き、パーロット咲きなどがあります。

球根を購入するときに好みのものを見つけるのが楽しみになりますね。

チューリップの植え付けは10月中旬~11月中旬がおすすめ。翌年以降も咲かせたい場合は密植せず間を空けて育てましょう。

1月ごろまでは芽が出てきませんが、この間も根は伸びています。根を傷つけると育たなくなるので、掘り返したりせず待ちましょう。

チューリップの詳しい育て方はこちら/みんなの趣味の園芸へ

3.春の訪れを感じさせてくれるクロッカス

開花時期が2~4月と早春の日を受けて一斉に咲くクロッカスは春の訪れを感じさせてくれるお花です。

草丈5~10cmと小さいながらも存在感があり、キュートで親しみのある姿が人気。水栽培もできるほど水やりをすればしっかり育つ初心者でも育てやすい球根です。

日当たりと水はけがよいことが大切で、日当たりが悪いと球根が太らないので、芽が出てからは半日以上日が当たるところを選びましょう。また、生育中は極端に土が乾かないように注意して水をたっぷり与えてくださいね。

クロッカスの詳しい育て方はこちら/みんなの趣味の園芸へ

4.白い花弁に緑の斑点が愛らしいスノーフレーク

スイセンに似た葉にスズランのような下を向いたベル型の花を咲かせるスノーフレーク。白い花弁の先端に緑の斑点があって愛らしいお花です。

一花茎に1~4個の花を咲かせてくれます。病気や害虫にも強いため初心者におすすめの球根です。

植え付けの適期は9月中旬~10月中旬ですが、11月下旬くらいまでは植え付け可能です。水やりは土が乾いたらたっぷり水を与えるようにしてください。

スノーフレークの詳しい育て方はこちら/みんなの趣味の園芸へ

5.積雪が多い地域でも育てられるヒヤシンス

チューリップや水仙などと並んで春の花としてポピュラーなヒヤシンス。ボリュームのある花と、強い香りが特徴です。クロッカス同様に水栽培にも適していて扱いやすい球根です。

耐寒性が強いので、積雪が多い地域の庭植えでも育てることができます。球根に十分な養分が蓄えられているので日陰でも咲きますが、翌年以降もお花を咲かせるなら日当たりが良い場所を選びましょう。

根が30cmほどのびるため、庭植えをするときには深くよく耕して柔らかい腐葉土などを混ぜておきましょう。鉢植えの場合には球根の先が出るくらいの場所でOK。しっかり根が張るスペースを確保しておきましょう。

ヒヤシンスの詳しい育て方はこちら/みんなの趣味の園芸へ

上手に育てて華やかな春を楽しみに

今回は秋冬に植え付けして春に咲くおすすめの球根と、失敗しにくい育て方をご紹介しました。寒い冬を超えてきれいに咲くお花は一段とキレイで華やかです。

また、しっかり育てば休眠と生育を繰り返し、数年に渡って花を咲かせてくれます。この機会にガーデニングを始めてみようという方は、是非球根の植え付けに挑戦してみてくださいね。

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