行きたい場所まで車で連れて行ってくれるタクシーは本当に便利ですよね。暑い日や雨が降っている日はとても助かります。
そんなタクシーは世界中に存在しますが、言語が喋れない場合は少し利用を躊躇してしまうかもしれません。
今回は、海外でタクシーを利用する前に覚えておきたいフレーズや注意点をいくつかご紹介します。
堂々としていれば怖くない
観光客を相手に少しお金稼ぎをしようとしている悪いタクシー運転手さんがいるとしましょう。
そんな運転手さんは、(A)首からカメラをぶら下げて、手にはガイドブックを持ち、そわそわと周りを見ながら歩いている人と(B)移動を希望している堂々としている人だとどちらを乗せると思いますか?
正解は(A)の「明らかに観光客」な人ですよね。海外で安全にタクシーに乗るためには、なるべく観光客であることがばれないように堂々としていましょう。
目的地が言えるように
海外でも日本と同じように手をあげてタクシーを止めます。実際に止める前に、行きたい目的地の名前や住所を確認しておきましょう。
「Where is your destination? (目的地はどこですか?)」と聞かれたら目的地の名前を伝えます。
有名な観光スポットだと名前だけでスムーズに伝わることが多いですが、場所が伝わらなかった場合は続けて住所も言いましょう。
支払いと一緒にチップを
日本では馴染みのない習慣ですが、国によってはタクシーの運転手さんにチップを渡すことがあります。旅行先がチップを支払う国なのかどうかは出発前にチェックしておきましょう。
またチップ金額やスマートな渡し方はしっかり頭にいれておくをおすすめします。
現金支払いのおつりは基本的には返ってこない
「Your total is [合計金額]. (合計[合計金額]です。)」と言われ現金で支払いをした場合、日本の感覚だとおつりが返ってきますよね。
チップを支払う習慣がある国では特にですが、海外ではおつりが返ってこないことが多くあります。
料金にチップを上乗せしてぴったり渡す
チップは約15%渡すのが基本です。例えば合計金額が10ドルだとしましょう。$10の15%は$1.50なので、チップは約$2渡すと無難です。
「Your total is $10. (合計$10です。)」と言われたら、合計金額にチップを足した$12を支払います。
ここで一つ覚えておきたいスマートな支払い方ですが、「Here you are. Keep the change. (どうぞ。お釣りは結構です。)」と言ってぴったり渡すとスムーズです。
現金で支払った際におつりが返ってこないというのは、チップを上乗せした額を支払うのは習慣だからなのです!
最後は「Thank you! Have a great day. (ありがとうございました!良い1日を。)」とお礼を言ってタクシーを降りましょう。
おつりが必要な場合は自分から言う
毎回ぴったりの現金で支払うのは難しいかもしれません。合計が$10なのに対して$20札しか持っていないとします。$8のチップは多すぎるので、その場合はもちろん一部を返してもらいます。
$20を渡して「Here you are. Can I have $8 back? (どうぞ。$8おつりをいただけますか?)」と返してもらいたいおつりの額を言います。
おつりの額を言い忘れてしまうと「多くチップを貰えたラッキー」と思ってそのまま走り去って行ってしまう運転手さんも多くいるのでご注意ください。
クレジットカード支払いでもOK
日本のタクシーと同様で、海外のタクシーでのクレジットカードで支払いが行える場合がほとんどです。
「Can I pay with a credit card? (クレジットカードは使えますか?)」と確認をしてからクレジットカードを渡しましょう。
クレジットカードが返却されてから専用の端末や伝票にチップの額を入力します。この際のチップの計算方法は現金支払いの時と一緒です。
チップだけ現金で支払いたい場合は、タクシーを降りる際に運転手さんに手渡ししましょう。
ぼったくりは自分で阻止する
観光客を狙ったタクシーのぼったくりはどの国でもよくあることです。飛行場から宿泊先など、大きな荷物を持っての長距離移動をする場合は特に注意が必要です。
ぼったくりと聞くと少し怖いイメージを持ちますが、ある程度のぼったくりは自分で阻止することができるのでご安心ください!
積極的に声をかけてくる人には注意
飛行場周辺や街をウロウロしていたら「Taxi taxi! Hey, would you like a ride? (タクシータクシー!タクシーは要りませんか?)」と親切に声をかけてくる人がいるかもしれません。
困っている自分を助けてくれる親切な人かもしれないとお願いしてしまいそうになりますが、「No thank you. (いいえ結構です。)」と断りましょう。
だいたいの合計金額を調べておく
タクシーに乗る際は、なるべく観光客であることを隠す工夫をするだけでぼったくりに合う可能性は低くなりますが、飛行場からの移動の場合明らかにばれてしまいますよね。
そんな時は実際にタクシーを利用する前に、「About how much would it cost to get to [目的地]? (いくらぐらいで[目的地]まで行けますか?)」と予想合計金額を聞いてみましょう。
住所を入力するだけでタクシー料金を計算してくれるオンラインサイトがあるので、自分でも予想金額を調べておきます。調べた金額と運転手さんが言ってくる金額が大きく違う場合は乗るのをやめておきましょう。
タクシー配車アプリを利用する
最近はとても便利な配車アプリが注目を集めています。中での人気の高い「Uber」は、「アメリカ」「カナダ」「韓国」「台湾」「シンガポール」「オーストラリア」「ニュージーランド」など世界中で簡単に利用することができます。
事前にアプリをインストールしておく
旅行に旅立つ前にスマホに「Uber」のアプリをダウンロードしておきましょう。アプリ上で「名前」「電話番号」「支払い(カード)情報」などを登録を行うと使えるようになります。
「Uber」は利用する前に合計金額が表示される上に支払いがカードで後払いになるので、言語が通じない国で焦って支払いをする必要がありません。
チップの支払いも不要なので、目的地に到着したら「Thank you! (ありがとうございました。)」とお礼を言って降りるだけです。あとから利用分の請求書がメールに届きます。
Wifiがないと使えない!
配車を利用したい時にアプリで目的地の住所を入力するだけで、現在地まで車が迎えに来てくれます。目的地情報は全てアプリで管理されているので、車に乗ってから運転手さんと会話をしなくても大丈夫です。
また進んでいる道をアプリの地図で確認することができるので安心です。一度日本で「Uber」を使ってみると、海外でもスムーズに利用できるのでおすすめです。
一つ注意点ですが「Uber」はネット環境がないと使う事ができません。日本を出発する前に海外で使えるwifiを借りておくと、現地に到着してすぐにスマホが使える様になるので便利です。また日本に限らず世界中でwifiの貸し出しをしている飛行場やお店、そしてホテルも多くあるのでチェックしてみましょう。
海外でもタクシーで楽々移動♪
海外でタクシーが自由に使えるようになるとそれだけで行動範囲が広がります。またタクシーでスマートに支払いができたらなんだかカッコ良いですよね!
ぼったくりには十分気をつける必要がありますが、ある程度の流れや会話ができるようになると、自分で危険を防げるようになります。
次の海外旅行では是非タクシーを利用してみてください♪
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