陽射しの強い真夏、外出する時には日焼け止めクリームや日傘でしっかり対策しているけれど、休日のお部屋や室内の職場では特に紫外線対策をしていないという方、多いのではないでしょうか。
実は紫外線にも種類があり、1年中降り注ぎ、お部屋の中までしっかり届いているものもあるのです。
お部屋の中でも必要な紫外線対策とポイントご紹介します。
部屋の中でも注意が必要な紫外線
紫外線は波長によって、「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3つに分類することができます。
もっとも波長の短い「UV-C」はオゾン層によって守られていますが、肌の奥深く真皮まで届き、シワやたるみなどの肌老化を招く「UV-A」、肌表面の炎症を起こし、シミやそばかすの原因となる「UV-B」は、日頃から注意が必要です。
窓ガラスを通過する紫外線「UV-A」
紫外線の中でも「UV-B」は窓ガラスに吸収されますが、波長の長い「UV-A」は窓ガラスや薄いカーテン、雲も透過して室内に入ってきます。
屋外の直射日光の紫外線を100%とすると、ガラス窓から80%ほど通過するため、対策が必要になります。
紫外線対策は1年中必要
紫外線対策が必要なのは、真夏だけではありません。
紫外線「UV-A」のピークは4月から8月。しかしそれ以外の月も、ピーク時の1/2以上の紫外線が降り注いでいるのです。
そのため、1年中紫外線対策が必要となります。
一方紫外線「UV-B」は1年を通じて差が大きく、4月から徐々に増えはじめ、5月から8月がピークとなり、10月から3月は比較的少なくなります。