災害が多い日本。近年では今まで経験がなかったような大雨や暑さなど、いつどこでどんな災害が起きるかわからないですよね。
小さなお子様のいるご家庭では、避難したときに手に入りにくいものもあります。
家族みんなが健康に、避難の負担を少しでも軽くするためにも準備しておきたい、赤ちゃんやお子様用の非常食をご紹介します。
非常食を最大限活用するためのコツ2選
非常食は毎日のように使うものではないですよね。
けれど、いざ災害に遭ってしまったときに蓄えていた非常食があまり美味しくなかったり、口に合わなかったりということも十分考えられます。
すでに購入した方もこれから購入を考えている方にもおすすめな、購入した非常食を最大限に生かす方法をご紹介します。
1.ローリングストックで定期的に在庫を入れ替え
ローリングストックとは、普段の生活で非常食の食材を消費し、定期的に消費しながら買い足していくという方法です。
蓄えている間に賞味期限が切れてしまっていたということも防ぐことができ、お子様も非常食の味に慣れておくことができます。
2.防災ピクニックで本番をはじめての経験にしない
お子様のいるご家庭におすすめなのが、防災ピクニックです。
防災ピクニックは、避難所となっている公園や施設などに行き、実際にそこで非常食などを食べてみること。
大人も子供も初めての経験や環境は少なからずストレスになるものです。
実際に災害に遭ってしまった時が、初めての利用とならないように一度ピクニックをかねて実践をしてみましょう。
災害時手に入りにくい赤ちゃんの非常食3選
大人用の非常食がまだ食べられない赤ちゃん用の食事は、緊急時には特に確保が大変です。
お腹が空いた赤ちゃんは、災害だからと言って待ってはくれません。
そんな新生児のお母さんに用意しておいてほしい、赤ちゃん用の非常食をご紹介します。
1.使い切りタイプのミルクで衛生的
災害時には大きなミルク缶を持ち運ぶのは大変ですよね。そこでおすすめなのが、キューブタイプやスティックタイプのミルク。
避難所などでも缶にほこりなどが入る心配もなく安心です。
使い捨てのほ乳瓶もあるとなお安全
災害時は、ほ乳瓶を消毒するのも大変です。そんな時にあると安心なのが使い捨てのほ乳瓶。
電気やガスが止まっていればお湯も沸かせないこともあるので、湯沸かしボックスやアウトドア用のガスコンロがあると万全です。
2.「おかゆ」はバラエティも豊富で大人も食べられる
お好みで色々な味が楽しめる尾西のアルファ米は、離乳食の赤ちゃんはもちろん大人でも楽しめる種類の豊富さが魅力です。
梅がゆ味からドライカレー味まで様々な味で、単調になりがちな非常食にも彩りが生まれますね。
3.キューピーの離乳食は瓶入りでそのまま使える
災害が起きてすぐのライフラインが復旧する前は水の確保すら困難なことも。
そんな時でも使えるのがキューピーから発売されているベビーフードの瓶詰タイプです。スプーンさえあれば食べさせられる手軽さが魅力!
食欲がない日も!甘味でエネルギー補給できる非常食3選
大人よりも慣れない環境でストレスを感じやすく、不安をうまく言葉にできないため小さなお子様は、災害のストレスで食欲がなくなってしまうことも。
そんなとき、食べ慣れた甘味があれば何も食べないよりはエネルギーを補給することができますよね。
そんなおすすめの甘味の非常食をご紹介します。
1.はごろもフーズのフルーツ缶詰でビタミン補給
誰もが一度はスーパーなどで見かけたことがある、はごろもフーズの朝からフルーツシリーズ。
種類も豊富にあり、ほどよい甘さと酸味でさっぱりします。
賞味期限は36ヶ月なのでローリングストックで日頃から食べ慣れておくのが良いでしょう。