冬にかけて貯蔵することで甘みがますかぼちゃは、料理からスイーツまで何かと活用できる野菜です。ハロウィンの効果もあり、鮮やかな色合いのかぼちゃのケーキやクッキーがカフェやケーキ屋さんの店頭にずらっと並ぶ様子もすっかり見慣れた秋の光景ですね。
そこで今回はかぼちゃを使ったお家で作ることができる、和洋おすすめの手軽なかぼちゃスイーツをご紹介します。
いろいろな種類のかぼちゃと栄養
夏の終わりから冬にかけてさまざまな種類のかぼちゃが店頭に並びます。ハロウィンが近づくとインテリアにも使えそうな見た目に可愛い形のものも沢山出回っていますね。
かぼちゃの収穫時期は夏がピークですが、貯蔵により甘みが増すため、食べごろは秋から冬にかけてとなります。種類豊富で栄養満点のかぼちゃの特徴は次の通りです。
西洋かぼちゃと日本かぼちゃの違い
かぼちゃの種類は大きく分けて「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」に分かれます。
日本かぼちゃは、ゴツゴツしてシワのある皮が特徴でねっとりとした口当たりです。甘さは控えめで煮崩れしにくく煮物に向いています。
一方、西洋かぼちゃは皮が滑らかで鮮やかな緑色をしていて甘みがあってホクホクした食感です。店頭に出回っている多くが西洋かぼちゃでスイーツに使用するのに使いやすい種類です。
ペポかぼちゃはハロウィンの飾りにも使われるオレンジの皮をしたものなど日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ以外の種類の総称です。
鮮やかなかぼちゃは栄養満点!
鮮やかな黄色い実のかぼちゃには、たっぷりのβカロテンが含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに替わり、抗酸化作用や粘膜の抵抗力を高め風邪予防にも効果的と言われています。
またビタミンCや食物繊維も豊富で「栄養の宝庫」とも呼ばれ、古くから冬至の寒い時期にかぼちゃを食べることで風邪を引かずに元気に過ごせると言われています。
優しい甘さのかぼちゃはスイーツにも使える緑黄色野菜!食事のメニューとしてだけでなく、おやつにも積極的に取り入れて健康的に過ごしましょう。
素朴な甘みをいかしたかぼちゃスイーツ12選
スイーツにおすすめの西洋かぼちゃを使用したレシピをご紹介します。鮮やかな黄色の色合いをいかしたものや、ホクホクした食感と素朴な甘みを堪能できるものなど、優しい味わいを楽しめるかぼちゃのスイーツをぜひ作ってみましょう。
滑らかな口当たりと優しい甘さのプリン
鮮やかなかぼちゃとカラメルの色合いがおいしそうなかぼちゃのプリンです。レンジ加熱して潰したかぼちゃを生クリームと牛乳で伸ばしゼラチンで冷やし固めたら出来上がりです。
滑らかな食感でほんのり優しい甘みと香ばしいカラメルがマッチしています。カラメルの代わりにメープルシロップやはちみつを使ってもよくあいます。
パティシエ気分で作ろう!モンブラン
裏ごししたかぼちゃにバターと砂糖を加えて滑らかにしたかぼちゃのモンブランクリームと生クリームのダブルの組み合わせた濃厚なスイーツです。モンブランクリームをしぼり出すときは、下から上の方向に均等な力で回していくときれいに仕上がります。
絞り口がなければ、ジップロックなど固めのビニル袋の端をごく細く切って絞り出しても作ることができますよ。ハロウィンにもぴったりですね。
パンプキン・モンブラン by きゃらきゃら(小林睦美)|レシピサイト「Nadia|ナディア」
フープロにお任せ!かぼちゃのチーズケーキ
フードプロセッサーで作る手軽なチーズケーキです。柔らかくしたかぼちゃから順番に材料をフードプロセッサーに加えて都度よく混ぜ合わせ、オーブンで焼いたら出来上がりです。
生クリームだけでなくヨーグルトもプラスして滑らかにしているのでさっぱりした味わいです。トッピングに余った生クリームをホイップして添えるとスイーツ感もアップです。