海での水難事故に注意!安全に海を楽しむためにしっかり防災

     
海での水難事故に注意!安全に海を楽しむためにしっかり防災

夏は海や川などアウトドアのレジャーで楽しむ方も多い季節。特に海水浴は限られた期間しか楽しめないため、夏の定番でもあります。楽しいアウトドアのレジャーは自然ならではの予期できない事故などに遭遇する危険もあります。今回は海での水難事故を防ぐためのポイントをご紹介します。

水辺のトラブルは重大事故になりやすい

毎年夏になると海や川などの水辺で起きた事故に関するニュースをよく目にします。2017年に全国で発生した水難事故は1341件あり、トラブルに遭遇した人は1614人に上ります。

そのうち4割に当たる679人が亡くなったり行方不明となったりしていて、水の事故は重大事故につながりやすいものだということがわかります。そのため不注意による水の事故を防ぐために対策をする必要があります。

重大な水難事故は半数以上が海で起きている

2017年に発生した水難事故によって死亡・行方不明になった方の約57%が海で発生しています。次いで河川、湖沼地、用水路、プールと続きます。どのような場合で事故が発生したのかを見てみると、3割が魚とりや釣りの最中による事故で、次いで水遊びや水泳中等が挙げられます。

海水浴場では遊泳禁止区域やライフセイバーの監視があったりと安全に海を楽しむための措置もとられていますが、目の届かない場所などや、自分自身でできる防災が不十分な場合にはとても危険と隣り合わせになります。

水難事故の多くは7・8月に発生

水難事故は7月と8月の特に水に親しむ季節に多く発生しています。わずか2か月の間で起きた水難事故の件数は年間の4割を占めます。気象の変化も激しい夏だからこそ、より自然環境の特徴を理解して危険な場所や危険な行為に注意が必要になります。

しかし、残りの6割の事故は7・8月を除く10か月の間で起きています。必ずしも夏に起こるとは限らないため、いつでも水辺でのレジャーや活動などには十分に対策をしておくことが重要となります。

海での水難事故を防ぐために気をつけたい6つのポイント

ここからは海でのレジャーを楽しむ際に気をつけたいポイントをご紹介します。水難事故は自然環境の変化だけでなく、些細な不注意や無謀な行動、危険な悪ふざけなどが原因で発生することもあります。しっかりと注意をして楽しいレジャーを満喫しましょう。

1.出かける前に天候を調べる

海水浴に出かける前には必ず天気予報をチェックしておきましょう。台風が近づいていたり、風が強い日などはレジャーを中止してください。

また、天気予報がよく、海水浴場などに行ってからも天候の変化に注意して、海が荒れてきたり空が曇ってきたりと変化を感じたらすぐに海水浴などを中止しましょう。

2.健康状態には注意して

風邪気味だったり睡眠不足だったりと体調がすぐれない時や疲れがたまっているときには水泳や釣りなどは控えてください。水の中などは体に負担もかかり、余計に体調悪化させて事故につながる危険が高くなります。

海でのレジャーを楽しむなら体調が万全のときにして、楽しんでいるときにも適度に水分や塩分を摂ったり、日陰で休息をとるようにするなど体調の変化にも気を付けてください。

また、飲酒後や飲酒をしながらの水遊びや水泳、釣りなども事故につながりやすく、大変危険ですので絶対にやめましょう。

3.ライフジャケットなど防災グッズを準備

ボートでのレジャーや釣りを楽しむ時にはライフジャケットを必ず着用し、万が一転倒して海に落ちてしまった時の対策を取りましょう。小さいお子さんや泳ぎが苦手な方は海水浴時にもライフジャケットや着用するタイプの浮き輪などで対策をするのもおすすめです。

他には、万が一事故が起きてしまった時にすぐ連絡手段が確保できるように携帯電話を水に浮くタイプの防水ケースなどに入れて持ち歩くようにしましょう。

4.危険な場所を確認して近づかない


海には浅瀬から急激に深さが増す場所があったり、水温の変化が大きい場所、流れが激しい場所、海藻が茂っていて危険な場所などがあります。こうした場所には「遊泳禁止」や「危険」と表示され入れないようにしてあります。

海岸や海水浴場の掲示や標識などをしっかり確認してから海に入るようにしましょう。海水浴場の遊泳区域は「ブイ」によって示されています。遊びに夢中になってブイを越してしまうことのないように気を付けてください。

また、遊泳区域内でも流れの強さや水深など自分の体力を考えて無理のない場所で安全に泳ぐようにしましょう。

5.子供の行動にも注意

浅瀬であってもほんの少し目を離したすきに子供が転倒しておぼれたり、波にさらわれてしまうこともあります。前述の通り小さい子供にはライフジャケットや浮き輪をつけたり事故防止の対策が必要ですが、これだけで安心と考えず、必ず目を離さないようにしてください。

危険な場所へ行かないように一緒に付き添ったり、子供だけで遊ばせないように気をつけましょう。

6.土用波や離岸流に気を付ける

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海のうねりとして知られている「土用波」は夏の土用のころに起こる高くて大きな波のことで、日本の南方になる台風の影響で発生すると言われています。台風の到達よりも早く発生しますので、台風が遠いからと言って安心してはいけません。

他にも、「風浪」という白くて不規則でとがった波がみられる波も災害を引き起こすとされています。警報や注意報も気象庁から発表されますので、注意しましょう。

また、海岸線の長い遠浅の海岸では、沖に向かって「離岸流」という水の流れが発生します。この離岸流に乗ってしまうとあっという間に体が沖へ流されてしまいます。こうなると岸に平行に泳いで流れから離れないと岸に戻れません。

海岸でごみや泡が沖へ流れていくポイントを見つけたら、離岸流が発生していると考え近づかないようにしてください。

楽しい思い出作りのためにも安全に努めよう

今回は海での水難事故を防ぐために気をつけたいポイントをご紹介しました。海水浴や釣り、カヤックなど海での楽しみはたくさんあります!楽しい1日を事故で辛い思い出にしないためにも、気候や体調に注意して、ルールやマナーを守って楽しみましょう。

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