台風が接近したら!防災気象情報活用してしっかり防災行動を

     
台風が接近したら!防災気象情報活用してしっかり防災行動を

初夏から秋にかけて、日本では特に台風や前線の影響で様々な自然災害が発生しやすい季節です。

このような災害を防止・軽減するために気象庁により「防災気象情報」が発表され、注意や警戒を呼び掛けています。

まずは台風や大雨によってどんな警報・注意報が発表されるのかを知り、適切な行動がとれるように備えましょう。

防災気象情報を正しく理解して行動に活かす

台風や大雨などによる自然災害が近年続き、大規模な被害が出ています。

こういった自然災害は予測もしにくく、いつ起こるかも分からないため、国や都道府県などの行政が行う対策だけではなく、私たちも自らが災害に対する備えをして、危険を感じたら早めに避難するなど、自分の命を守る行動を起こすことが重要です。

気象庁から発表される気象警報や注意報などの「防災気象情報」を他人事のように何となく見ていませんか?

このような警報や注意報にはどのような種類があり、また、その時私たちがとるべき行動をご紹介します。

3段階に分かれる「防災気象情報」

「防災気象情報の種類」(気象庁ホームページより)

防災気象情報は上の図のように「特別警報」「警報」「注意報」の3種類に分かれます。

これは大雨や暴風などによって発生する災害の防止・軽減のために段階的に分けて発表のタイミングを調整し、効果的な防災活動の支援を行うためです。

また、災害に結びつくような激しい現象が発生する恐れがある場合には1日~数日前から気象情報を発表し、経過や予想、防災上の留意点などを解説しています。

早め早めの防災行動をとることが命を守ることにつながります。こういった警報や注意報などを効果的に利用してどのような行動をとるべきかを考えましょう。

危険を感じたら自主的に行動を!

防災気象情報が気象庁から随時発表されますが、土砂災害などは正確な予想はしにくいため、警報や注意報の発表が間に合わない場合も考えられます。

そのため、自分の命は自分で守るという観点から、危険を感じたら注意報や警報が出ていなくても自主的に防災行動に移ることが望ましいとされています。

心構えを一段と高め危険な場所をチェックしておく

実際にはどのような行動を起こせばいいのでしょうか。

まずは台風や大雨の場合には海岸や川、崖などの危ない場所には近づかないようにしましょう。

避難するときに危ない場所の近くを通らないように国や市区町村から発行されているハザードマップを確認した上で、避難場所と避難ルートの情報を家族で共有します。

他にも台風が接近する前に雨戸を閉めたり、雨戸のないガラスには飛散防止シートなどを張るなどして飛来物にための補強をしましょう。

自宅のベランダに植木鉢や洗濯ばさみなど飛んでしまいそうなものがある場合には、室内にしまってください。

停電や断水などに備えた防災セットの準備も台風が近づく前に準備しておくようにしましょう。

災害時に発令される「避難情報」

市区町村では警報などを受けてハザードマップに基づく危険な対象地区の住民に対して「避難準備情報」「避難勧告」「避難指示(緊急)」の発令を検討します。

よく耳にするように感じますが、これらの意味を理解して正しい行動がとれますか?

ここからはこういった避難情報が発令されたらどうしたらいいのかをご説明します。

「避難準備・高齢者等避難開始」でいつでも避難できる準備を

これから被害が出る可能性がある地域に対して避難勧告や避難指示(緊急)を発令することが予想される場合に「避難準備・高齢者等避難開始」の指示が発表されます。

この時は、避難に時間を要すると考えられる人(ご高齢の方・障害のある方・乳幼児等)は避難を開始しましょう。

対象外の方もいつでも避難ができるように準備を開始してください。

「避難勧告」が出たら速やかに安全な場所へ

災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合に「避難勧告」が発令されます。

避難勧告が発令されたら速やかにハザードマップなどで確認した避難所へ避難ルートを使って移動しましょう。

また、地下空間にいる人は速やかに安全な場所へ移動しましょう。

「避難指示(緊急)」は直ちに命を守る行動を

災害が発生したなど状況がさらに悪化し、人的被害の危険性が非常に高まった場合に「避難指示(緊急)」が発令されます。

この時にまだ避難をしていない場合は直ちにその場から避難してください。

外出することでかえって命に危険が及びそうなときには、自宅内のより安全な場所に避難をしてください。

もしもの時の情報収集を

上記のような避難勧告等の情報は必ずしもこの順番で発令されるものとは限りません。

「防災気象情報」同様に、発令されていなくても身の危険を感じる場合には速やかに避難を開始しましょう。

常に最新の情報を得るためにテレビやラジオで情報を入手するなどの他、携帯電話やスマートフォンでも避難情報を得る方法があります。

情報料無料の携帯電話会社緊急速報メール

docomoやau、SoftBankなど各携帯電話会社の緊急速報メールのサービスを無料で利用することができます。

基本的には申し込み不要の場合がほとんどですが、受信設定などがOFFになっている場合もあるので、もう一度設定を確認しておきましょう。

docomo/緊急速報「エリアメール」

au/緊急速報メール

SoftBank/緊急速報メール

避難情報や気象情報を一括で得られる防災アプリ

スマートフォンを利用している方におすすめなのが防災アプリです。

災害や気象情報を地図で確認出来たり、各地の避難情報や現住所に合わせた避難所などをお知らせしてくれるなど一括で様々な情報を得ることができます。

Yahoo!/防災速報

一般財団法人 日本気象協会/わが家の防災ナビ

NHK/ニュース・防災アプリ

災害時に役立つ政府公式SNS(Twitter)

東日本大震災直後、電話がつながりにくい状態が続いた際に、ソーシャルネットワークサービス(SNS)が情報伝達の手段として広く活用されました。

しかし、近年は誤情報やデマなどが拡散されてしまう場合もあります。災害時に役立つ手段としては政府公式のTwitterアカウントをフォローするなど公式の情報を活用するようにしましょう。

首相官邸(災害・危機管理情報)@Kantei_Saiga

首相官邸(被災者応援情報)@kantei_hisai

総務省消防庁@FDMA_JAPAN

防衛省@bouei_saigai

内閣府防災@CAO_BOUSAI

気象庁@JMA_kishou

災害には何よりも備えが必要!

今回は防災気象情報や避難情報の種類と、発令されたときに取るべき行動をご紹介しました。

警報や注意報が発表されたときには不急不要の外出は避け、外出している人は天候が荒れる前に帰宅するように速やかな行動をしましょう。

また、市町村から発令される避難情報も他人事と考えず、早め早めの行動を起こすことが大切です。

慌てず行動に移すためにも、防災セットや非常食、ハザードマップの確認など、台風や大雨など万が一の災害に備えて日ごろからしっかり備えるようにしましょう。

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