台風やゲリラ豪雨による水害が日本各地で続いています。
いざと言うときのための備えをしなくては!と考えながらもあと回しになっていたり、この地域は大丈夫だろうと考えている方も多いのではないでしょうか。
まずは自分で身を守るための備えを見直してみませんか?今回は台風などに備え、家庭で取り組める対策をご紹介します。
お家の中で準備したい台風向け防災グッズ
台風やゲリラ豪雨によって外出ができない場合や、避難してきたときにも必要な家の中で準備しておきたいものをご紹介します。
台風が来た時には強風や倒木で停電が起こったり、水道管の損傷で断水になったり、ガスの停止も考えられます。
一般的には電気・ガス・水道の順で復旧すると言われておりそれぞれに備えて準備をしておきましょう。
停電時に備える懐中電灯
台風の接近やゲリラ豪雨では強風や倒木で電線が切れたり、雷の影響で停電が起こることがあります。
真っ暗な室内では家具につまずいたり、危険なものを踏んでしまったりと予期せぬケガに注意が必要です。
そこで便利なのが懐中電灯です。枕元やリビングなどいつも目に入り、手が届くところで保管するようにしましょう。
カラビナフックデザインの充電式LEDライト
バッグなどにも取り付けておける携帯に便利なカラビナフック式のLED懐中電灯です。
手回し充電とソーラー発電ができるのでバッテリ不足を心配せずに使用することができます。
大きさも手のひらサイズで保管にも場所を取りません。3つのLEDランプで明るく非常時にも安心です。
スマホ充電もOK!ラジオ機能付き多機能LED懐中電灯
懐中電灯・ラジオ・USB充電の3つの機能が一体となった多機能の手回し充電ライトです。
停電時にはテレビからの情報収集ができないため、避難情報などを収集するためにラジオは必須です。
また、USBポートもあるのでスマホの充電も可能。手回し式充電なのでバッテリの心配もありません。さらに非常ベル付きで万が一の時にも安心です。
断水時もしっかりお水を確保
台風や大雨、強風の影響で水道管が破裂したり、マンションなどの貯水タンクの破損などで断水する場合もあります。
前述の通りライフラインが止まった時に水道が復旧するのが最後と言われているため、飲み水の確保は必須です。
普段からミネラルウォーターを多めに備蓄して置いたり、ウォーターサーバーを利用するのもおすすめです。
保存期間5年の非常災害備蓄用飲料水
鹿児島県志布志市の自然水で5年間の長期保存が可能な飲料水です。
日本全国の諸官庁や学校、病院などでも採用されています。非常用として別に確保しておくのに最適です。
折り畳めてコンパクトに使える5L給水袋
断水が続いた時に必要になる給水袋。こちらは5L入りコンパクトに折り畳むことができるので使わない時にも場所を取りません。
また、手頃な値段のため複数備えるのもおすすめです。
外出が難しい状況での非常食や調理器具
台風被害により自宅から出られなくなった場合にも生活ができるように最低でも家族全員の3日分の食料の備えが必要と言われています。
停電になった場合には冷蔵庫も使えなくなるため、生ものを食べるのは衛生的に避けるようにしましょう。
ビスケットや板チョコ、乾パンなど火を通さずに食べれる非常食や、水で調理ができるもの等がおすすめです。
水でも作れるアルファカ米
5年間常温保存ができ、水だけで調理ができる「アルファカ米」。お湯なら15分、水では60分でふんわりとしたご飯やおかゆが出来上がります。
また、いろいろな味があるので、飽きずにいただくことができます。
高い加熱能力!コンパクトなガスコンロ
約400gのコンパクトなコンロです。折り畳んで専用ハードケースに収納でき持ち運びにも便利です。
高熱効率バーナーで1Lの水を沸騰させるのに4分とお湯の準備もすぐできます。
ガス栓を開いてワンプッシュで自動点火なので電池やマッチなども不要です。
いつでも持ち出せる非常持ち出し品をしっかり準備
自宅が被災した時には安全な場所に避難して避難生活を送ることになります。
非常時に持ち出すものはあらかじめ両手が自由に使えるリュックサックに詰めてすぐに持ち出せるようにしましょう。
台風が近づく前に家の外でも準備しておきたい対策
台風が接近する前に家の外の備えも確認しておきましょう。被害を拡大させない備えが必要になります。
人命にも関わるのでしっかり備えるようにしましょう。
側溝や排水口の掃除
自宅の前やベランダなどにある側溝や排水口。台風が来た時にごみで詰まっていると水があふれてしまいます。
特に小さい排水口は落ち葉やごみなどでも詰まりが起こってしまいます。
日ごろから掃除をして水はけを良くしておくようにしましょう。
飛来物に備えて窓ガラスの補強
台風では雨だけでなく強風にも備えが必要です。
外からの飛来物の飛込に備えて窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ったり、カーテンやブラインドを下すようにしましょう。
飛散防止フィルムは台風だけでなく地震などの災害時にも有効です。
また、ベランダに洗濯ばさみや植木鉢などを置いている家庭では、台風が接近した時に飛ばされて非常に危険です。
自宅だけでなく、近隣の家の被害にもつながりますので、必ず不要なモノや飛ばされる心配のあるものは片付けましょう。
もしもの時に備える台風準備のための情報収集
いざ災害が起きた時に慌てずに行動ができるために的確に正しい情報を集める必要があります。
とっさの時に一から調べるのはとっても大変なことです。
次のような情報を事前に調べたり家族と共有しておくことが災害への備えにつながります。
家族同士の安否確認や集合場所の共有
台風やゲリラ豪雨は天気予報である程度の予測ができる場合もありますが、いつ被害が出るか完全にはわかりません。
家族が別々の場所で被災した場合にもお互いの安否が確認できるように、日ごろから安否確認の方法や集合場所などを話し合って共有しておきましょう。
災害時には携帯電話の回線がつながりにくくなる場合もあります。その際には以下のサービスの利用できます。
「171」で伝言録音する災害用伝言ダイヤル
局番なしで「171」に電話をかけると伝言が録音できます。自分の電話番号を知っている家族などが伝言を再生することができ、安否確認に利用できます。
詳細はこちら/171~災害用伝言ダイヤル(政府インターネットテレビ)(動画)
携帯電話会社各社が提供する災害伝言板
NTTドコモやKDDI、Softbankなどの携帯電話会社では大規模な災害発生時に携帯電話やスマートフォンで安否確認ができる「災害用伝言版」のサービスを提供します。
インターネット上で文字情報を登録すると、自分の電話番号を知っている家族などが全世界から情報を閲覧できるサービスです。
使用方法は利用している携帯電話会社によって違うので事前に確認しておきましょう。
避難場所や避難経路をしっかり確認
慌てずに避難するために、避難所や避難経路はしっかりと確認し頭に入れておくようにしましょう。
住んでいる地域の自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから防災マップやハザードマップを入手することができます。
豪雨・津波・火山噴火など災害の種類によっても避難場所が異なります。家族の目に入りやすい場所に張り出すなど情報共有を心掛けましょう。
台風準備をきちんとして慌てず行動
今回は自宅でできる台風災害への備えをご紹介しました。しっかり備えておけばいざと言うときに落ち着いて行動することができます。
すでに防災グッズを備えているという方も、是非この機会にもう一度足りないものはないか、使用期限が切れているものはないかなど見直してみましょう。
天気予報は時間ごとに変化する場合もあります。しっかり情報を集めて適切な対応が取れるように備えましょう。
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