藍色と聞いてどんな色を思い浮かべますか?日本人にとって特別な色“藍”は生活のどのシーンにもなじみ、存在感がある魅力的な色です。
この藍の魅力を体感できる藍染め体験スポットが沢山あります。今回は埼玉、東京など関東で1日体験できるスポットを厳選してご紹介します。
ジャパンブルーと呼ばれた藍染の魅力
藍四十八色という言葉があり、一言で藍色といっても古くからその微妙な違いで異なる名前で呼ばれてきました。
平安時代までは宮廷や上流貴族が身に着ける高貴な色とされ、江戸時代には庶民の間でも広がり、着物・作業着など様々なものに使われるようになりました。
明治時代に日本を訪れた外国人からはジャパンブルーとも呼ばれ、日本人にとって特別な色になっていきました。
2020年に開催される東京オリンピックのエンブレムにもこの藍色が使われています。
年数をかけて魅力が増す藍染
この藍の魅力は「生きている」ことと言われています。
染めてから数年は赤みを帯び、5年ほどかけて色が落ち着き、10年後には繊維の奥に入り込んで深みのある色になり20年後にはいっそう冴えて鮮やかに美しくなります。
また、木綿や麻、絹などどんな生地にもよく染まり、布の耐久性をアップさせます。色の濃淡で剛健にも上品にもなる表情豊かな変化も魅力です。
実用的な面でいえば虫や蛇を寄せ付けないことや、保温性に優れて肌荒れも起こしにくいため、山や畑仕事から赤ちゃんの衣服にまで幅広く使われるようになりました。
初めてでもOK!気軽に関東の藍染体験を♪
ココからは関東で気軽に藍染が体験できるスポットをご紹介します。自分で染めた作品は世界で1つの一点ものです。
使い込むほどに風味を増す色合いも魅力の藍染。記念になるだけでなく、その後も変わっていく色を楽しむこともできるのでおすすめです。
【東京】観光中にも立ち寄れる/和なり屋
浅草駅から徒歩8分の場所にある藍染と機織りの工房「和なり屋」。
日本の文化の入り口となることをコンセプトに、国内外のお客様を対象に気軽に藍染体験ができる工房となっています。
手ぬぐいやハンカチ、Tシャツやトートバッグなど好きな生地を選び、ビー玉やラップ、輪ゴムで絞ってデザインを作ったら濃さが2種類ある藍で染めていきます。
藍染体験時には洋服が汚れないようにエプロンやグローブを2重に着用し、靴が汚れないようにシューズガードも着用します。
観光の途中に立ち寄った時にも汚れを気にせず安心して体験ができます。また、対象年齢は3歳以上と幅広い年齢の方が対象なので、家族での体験もおすすめです。
【住所】東京都台東区千束1-8-10
【お問合せ】03-5603-9169
【神奈川】野外博物館で気軽に体験/川崎市立日本民家園
川崎市にある日本民家園は古民家の野外博物館です。東日本の代表的な民家や水車小屋、船頭小屋、歌舞伎屋台など25件の建物を鑑賞できます。
敷地内にある伝統工芸館では気軽に藍染体験ができます。
川崎市の紺屋の技術を継いで8基の「藍がめ」を管理しています。ハンカチ染め体験では無地のハンカチに糸で模様をつけて染めていきます。
持ち込みでの染色もできますよ。
伝統工芸館のみの入館の場合には入館料無料で、体験の費用だけで利用することができます。
【住所】神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-1
【お問合せ】044‐900‐1101
【千葉】江戸の街並みも楽しめる/千葉県立房総のむら
房総のむらでは、古墳群や里山環境を保護し、江戸時代から明治時代にかけての商家の街並みや武家屋敷、農家など景観や自然環境も含めて再現されています。
また、このような施設で原始古代から近代までの伝統的な生活様式や技術を体験することもできる博物館になっていて、藍染め体験も定期的に開催されています。
紐で縛ったり板で締めて模様を施して染めていきます。予約体験となっているので、気になる方は日程を確認し早めに予約しましょう。
【住所】千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
【お問合せ】0476-95-3333
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