食欲の秋はさまざまな農作物が実って収穫の時期を迎えます。また秋は、日本人にとって欠かすことのできない「主食」の白ご飯が最もおいしい新米の季節でもあります。そこで今回は、新米で炊いたふっくら白ご飯のおともにぴったりなおいしいおかずレシピをご紹介します。
実りの秋は新米を堪能しましょう!
秋の味覚の代表でもある新米は南から順に収穫・出荷の時期を迎えます。九州や四国など早いところでは8月ごろから、関東や東北では9~10月にかけて出荷され店頭に出回ります。新米について上手な選び方と炊き方をおさえておきましょう。
鮮度が大事な新米は早めに食べきる!
新米は、乳白色でツヤツヤしていて、柔らかく粘りがあって食べると口いっぱいに甘味が広がります。収穫してから精米したての鮮度が高い状態で食べる新米は、特においしさが際立つと言われていますので、購入する際はできるだけ精米日が近いものを選ぶようにしましょう。
また新米は鮮度が大切ですので、できれば冷蔵保存をして早めに食べきることが大切です。ご家族の人数にもよりますが、多めに購入するよりも食べきれる量を何度も買う方がおいしく食べることができます。
上手に炊いておいしい新米を食べましょう
新米をおいしく炊くには、洗い方と水加減が大切です。新米は柔らかいので、ごしごし擦り合わせてお米が割れてしまわないように優しく研ぎます。2~3回水をかえながら手早くすることがポイントです。
新米は水分量が多くて炊き上がりも柔らかくなるので、いつもより少し水を減らすようにしましょう。炊飯器との相性もあるので、何度か炊いてみてちょうど良い目盛り(水分量)を覚えておくと良いですね。炊きあがったご飯はしっかりほぐして余分な水分を飛ばし、ムラをなくしておくことで、均一にふっくらとします。
常備しておきたい!ちょこっとおかず10選
1年で最も白ご飯がおいしい新米の季節には、手の込んだおかずよりもパパッと作って置いておけるちょこっとおかずで白ご飯を主役に食事を楽しむのもよいですね。野菜に昆布やツナをプラスするおかずや、ご飯にのせて食べたくなるそぼろ系などいろいろなレシピを集めました。
漬物感覚で食べるきゅうりの和え物
ポリ袋に入れたきゅうりをたたいてつぶし、塩昆布とポン酢、いりゴマ、ゴマ油で揉みながら和えた包丁も加熱調理も不要の手軽なおかずは、漬物感覚で甘い新米の炊き立てご飯によくあいます。きゅうりのほかにもナスやキャベツでもおいしく作ることができます。
たたききゅうりの塩昆布ポン酢漬け【#作り置き #包丁いらず】 by Yuu|レシピサイト「Nadia|ナディア」
白菜と白ご飯がとまらない!ポン酢和え
小さく切った白菜を砂糖と和風だしの素、塩でもみ込んでしばらくおき、出てきた水分をしっかりしぼってからツナ缶とポン酢で和えた和え物です。さっぱりしていて白ご飯の甘さが引き立つおかずで、お箸が進みます。
これは危険!無限に食べれる♪『白菜とツナのおかかポン酢あえ』 by Yuu|レシピサイト「Nadia|ナディア」
じゃこの塩気がアクセントの小松菜炒め
ザク切りにした小松菜をゴマ油で炒め、ちりめんじゃこと調味料を加えて全体に絡めるように炒め合わせ、仕上げにかつお節と白ゴマで風味よく仕上げます。手軽なおかずながら塩気のあるちりめんじゃこと香ばしいゴマ油の香りで、ふりかけのように白ご飯にのせて食べたい1品です。
作りおきやお弁当に♪『じゃこポンおかか de 無限小松菜』 by Yuu|レシピサイト「Nadia|ナディア」
ツナ缶があればパパッと作れる甘辛そぼろ
常備食材のツナ缶があれば、パパッと作ることができる新米のあったか白ご飯にぴったりの1品がこちらのツナそぼろです。フライパンにオイルごとツナ缶を入れて火にかけ、汁気を飛ばしながら炒め、調味料を加えてよく混ぜ合わせたら出来上がりです。砂糖、しょうゆ、酒、みりんはすべて同じ分量なので覚えやすくておすすめです。
ツナそぼろ by 神田依理子|レシピサイト「Nadia|ナディア」
ピリ辛でご飯がすすむ切り干し大根の炒め物
こちらも常備食材の乾物、切り干し大根を使った常備菜です。香味野菜の長ねぎを芳醇な香りでピリッと辛いゴマラー油で炒めてしっかり香りを立ててから具材を炒めるので風味豊かな1品です。ピリッとした辛さがアクセントで白ご飯とも相性の良いおかずです。
切り干しちりめんのごまらー油 by 西山京子-ちょりママ|レシピサイト「Nadia|ナディア」
旬の秋鮭で自家製フレークを作ろう
新米と同じく秋に旬を迎える鮭でぜひ作りたい自家製の鮭フレークは、添加物無しの安心安全な1品で白ご飯との相性もばっちり!新鮮な生鮭の切り身に軽く塩麹を塗って、フライパンにクッキングシートを広げて焦がさないようにじっくりと焼きます。
火が通ったら皮を取り除いて身をほぐしたらできあがりです。沢山作って少しずつご飯のおともに食べたいですね。
優しい味わいの鶏そぼろ
ヘルシーでさっぱりした味わいの鶏ひき肉を使い、調味料を加えて細かくほぐしながら炒り煮したそぼろです。きび砂糖を使えば優しい甘さが口の中で広がって、ご飯にもぴったりでおすすめです。炒り卵をのせればボリュームアップの丼にもなります。
パリパリ食感の浅漬け風サラダ
キャベツや大根、にんじん、きゅうりなどお好みの野菜を食べやすい大きさに切って塩もみし、オリーブオイルとレモン汁で和えたサラダです。浅漬けのような味わいでパリパリとした食感と野菜の旨味と塩加減が白ご飯にもよくあいます。
パリパリ浅漬けサラダ。 by 栁川かおり|レシピサイト「Nadia|ナディア」
蒲焼きダレごとをご飯にのせて!
新米と同様にこれから旬を迎え、秋を代表する味覚の1つ秋刀魚のおかずです。3枚におろした秋刀魚は丁寧に中骨を取り除き食べやすく下準備し、熱したフライパンに皮目から入れてこんがり焼き色をつけて調味料で煮絡めて仕上げます。脂ののった旬の秋刀魚と甘辛い蒲焼きダレでご飯が何杯でも♪
秋刀魚のかば焼き by 小春|レシピサイト「Nadia|ナディア」
大豆たっぷり!ご飯にあう甘辛炒め
塩気の効いたしらす干しをフライパンでカリカリに炒め、大豆の水煮と旨味たっぷりのシメジを加えて砂糖と醤油で甘辛く絡めた1品は、食感の違いを楽しめるおかずです。おいしい白ご飯に混ぜ込んでもよくあいます。
大豆としめじの甘辛炒め by 藤原朋未|レシピサイト「Nadia|ナディア」
ふっくら新米にのせて食べたい佃煮5選
新米で炊いたふっくら白ご飯に、甘辛い佃煮があれば何杯でもおかわりできてしまいますね。少し濃い目の味付けで、少量でも白ご飯がどんどんすすむ佃煮おかずのレシピです。
旨味のある素材を使用し、しっかり水気をとばしながら煮詰めることで日持ちして長く楽しむことができます。
噛むほどに旨味が引き立つ昆布のつくだ煮
出汁をとった後の昆布を千切りにして、水と調味料を加えて火にかけアクをとりながらじっくり煮て作る昆布のつくだ煮です。煮汁が少なくなったら炒りながら水気をしっかりとばして味を中まで入れていきます。噛むほどに旨味が口いっぱいに広がります。
昆布のつくだ煮 by YOSHIRO|レシピサイト「Nadia|ナディア」
沢山作って毎日食べる!しょうがのつくだ煮
ピリッとした辛味と香りがおいしいしょうがのつくだ煮はご飯のおともにぴったりです。日に日に寒くなるこれからの季節、体の中からポカポカと温めてくれるのも嬉しいですね。皮つきのまま千切りしたしょうがを砂糖、醤油、みりんのシンプルな味付けで煮詰めていきます。
しっかり水分をとばしておくので日持ちもしますので、沢山作って少しずつ食べたいつくだ煮です。
しょうがの佃煮 by 楠みどり|レシピサイト「Nadia|ナディア」
手軽に作ろう!自家製海苔のつくだ煮
海苔のつくだ煮といえば市販品のイメージですが、焼き海苔があれば食べたい!と思い立った時に簡単に手作りできます。水をかけて湿らせた焼き海苔を軽くほぐして、調味料とともに鍋に入れて弱火で混ぜながら煮詰めるだけです。
できたてのとろりとした海苔のつくだ煮は磯の香りがただよって食が進みます。
帆立入りでおいしさとボリュームアップ!
毎日の食事で欠かさず摂取したい大豆を使ったつくだ煮に、ベビー帆立を加えて風味もボリュームもアップしたこちらのレシピは、帆立の特有の食感が加わっておいしさもアップです。照りがつくよう甘辛く仕上げてあるので、白ご飯があっという間になくなるおともです。
帆立と大豆の佃煮 by 小春|レシピサイト「Nadia|ナディア」
旨味がギュッと凝縮されたしいたけのつくだ煮
つくだ煮の定番食材、しいたけは旨味とコリコリした歯ざわりがおいしい1品です。干ししいたけを使用するので旨味も栄養分も凝縮され、昆布もプラスして風味良く仕上げます。お好みで七味唐辛子をかければピリッと辛い大人のつくだ煮に。
新米とちょこっとおかずで食欲の秋を楽しむ
ふっくら甘味のある新米の白ご飯がよりおいしく感じられるお惣菜や、ちょっとのせて食べたくなるような甘辛いつくだ煮のレシピはいかがでしたか。ちょこっとおかずを作って、白ご飯を主役に食欲の秋をぜひ楽しんで下さいね。
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