シミ・ソバカスを薄くする成分を含んだ美白化粧品。
最近では、メラニンの生成を抑えてくれるものから美白に有効とされる成分と保湿成分がダブル配合されているものまで幅広く販売されています。
ひとくちに「美白化粧品」といっても、乾燥肌や敏感肌、あるいはメラニンの沈着度合いなど肌質は人によって違うため、どれが自分に合うのか分かりにくいもの。
本記事では、20代のお肌の特徴やスキンケア方法を解説し、20代におすすめの美白化粧品を紹介します。
20代ならではのスキンケアのポイントを押さえて、内側から発光するような輝く素肌を手に入れましょう。
- 1. 20代のお肌の特徴
- 2. 20代の美白化粧品の選び方
- 3. 20代の美白スキンケア方法
- 4. 20代におすすめの美白化粧品10選
- 4.9. 1.資生堂「dプログラム ホワイトニングクリア ローション MB」
- 4.10. 2.ロート「肌ラボ 白潤薬用美白化粧水」
- 4.11. 3.資生堂「アクアレーベル ホワイトアップ ローションⅡしっとり」
- 4.12. 4.ロート「メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水 しっとりタイプ」
- 4.13. 5.オルビス「オルビスユー ホワイト ローション」
- 4.14. 6.ちふれ化粧品「ちふれ 美白美容液W」
- 4.15. 7.無印良品「敏感肌用薬用美白美容液」
- 4.16. 8.ロート「オバジ C10セラム」
- 4.17. 9.KOSE「クリアターン ホワイト マスク トラネキサム酸」
- 4.18. 10.資生堂「エリクシールクリアローションT」
- 5. 20代から美白化粧品でケアしよう
20代のお肌の特徴
20代のお肌は、ニキビやテカり、乾燥、シミなど様々なトラブルが起きやすい状態です。
一つひとつ詳しく見ていきましょう。
20代のお肌の特徴
- 大人ニキビができやすい
- テカりやすく乾燥しやすい
- シミや小じわができる
大人ニキビができやすい
10代だけでなく、20代もニキビのできやすい年代です。
20代のニキビは10代の思春期にできるニキビと違って「大人ニキビ」とよばれるものです。
大人ニキビは特に20代後半にできやすく治りにくいといわれています。
大人ニキビができるメカニズムは思春期のニキビと大体一緒ですが、発生原因は異なります。
10代のニキビ:「皮脂」の毛穴詰まり
20代のニキビ:「角質」の毛穴詰まり
ニキビのできやすい部位も10代の頃は皮脂が分泌しやすいTゾーンなのに対し、大人ニキビは乾燥する頬や口の周りなどにもできます。
よって20代のニキビ対策は「刺激を与えないように優しいスキンケアを心がける」「刺激の少ない化粧品を選ぶ」「栄養のあるものを食べて良く寝て肌のターンオーバーを正常化させる」などが大切です。
テカりやすく乾燥しやすい
20代の肌はテカりやすく乾燥しやすい状態になりやすいです。
テカりの原因は皮脂の過剰な分泌で、乾燥肌でも起こります。乾燥肌に起こる理由は油分と水分が少ないため肌を潤そうと必要以上に皮脂が分泌されてしまうからです。
乾燥肌なのにテカるという方は、肌をしっかり潤して、水分が逃げないように油分で蓋をしてあげなくてはいけません。
「肌がテカるから」と洗浄力の高い洗顔料でゴシゴシ洗ったり、脂取り紙で頻繁に脂を取ってしまうと、必要な潤いを失うだけでなく、肌への刺激にもつながってしまいますので注意しましょう。
シミや小じわができる
シミや小じわができはじめるのも20代です。シミの原因は紫外線です。紫外線に当たると肌内部でメラニンが生成されシミとなって表れます。
シミには色々な種類がありますが、一般的なものは「老人性色素斑」です。加齢とともにできやすく日光に当たることでできるシミのため「日光性色素斑」ともよばれています。
また、海などで強い日差しを長時間浴びた後に「花弁状色素斑」という花びらのような形のシミが肩などにできることもあります。
20代後半になると、目元やほうれい線に小じわができ始める人もいます。小じわの原因は角質層の水分量の減少、表情の影響、そして紫外線です。
紫外線は肌の弾力に大切なコラーゲンを変性させてしまいます。シミと小じわを防ぐために「紫外線を防ぐ」「潤いを与える」ことが大切です。
20代の美白化粧品の選び方
20代の肌にはまだ美白は不要と思っている方もいるかもしれません。
ですが、前章で説明したように、シミができはじめるのは20代です。一度できてしまったシミを改善するには時間がかかるため、20代のうちからの美白ケアをおすすめします。
美白化粧品を選ぶ時は、20代ならではのポイントを押さえて、自分の肌質に合う続けやすい価格帯のものを選ぶようにしましょう。
20代の美白化粧品の選び方
- 肌質に合っている
- 目的に合う有効成分が入っている
- 続けやすい価格帯
肌質に合っている
まず自分の肌質に合っているものを選ぶ必要があります。肌質は大きく分けて、普通肌・乾燥肌・脂性肌・混合肌の4種類あります。
それぞれの特徴の傾向を紹介しますので、自分に合う化粧品を選ぶ際の参考にしてください。
- 普通肌・・・水分・油分ともに適量。キメは整っているが、Tゾーンの毛穴が目立つことも。
- 乾燥肌・・・水分、油分ともに少ない。キメが細かいが、小じわもできやすい。
- 脂性肌・・・水分は適量だが油分は過剰。肌に弾力はあるが、毛穴が開きやすい。
- 混合肌・・・水分は少なく、油分は過剰。キメが荒く、乾燥と毛穴トラブルが混在。
目的に合う有効成分が入っている
年代を問わず美白化粧品を選ぶ最重要ポイントは「美白有効成分」が入っているかどうかです。美白有効成分とは厚生労働省が認めたシミやソバカスを薄くする成分のことです。
日本では20種類程度が認可されています。商品の裏側の成分表を見ると、化粧品の成分の名前が記載されているので確認できます。
例えば「シミを薄くしたい」ならアルブチンやトラネキサム酸などの美白有効成分が入っているものを選びましょう。
美白には肌の保湿も重要です。保湿成分はセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどがとくに保湿力の高い成分として評価されています。
続けやすい価格帯
美白化粧品選びには、価格もポイントになります。
肌のターンオーバーは28日周期なので美白化粧品の効果が出るまでに最低でも28日かかります。少なくとも1、2ヶ月同じ美白化粧品を使いつづけることで、効果を実感することになります。
そのため、続けて買える価格帯のものを選びましょう。
値段の高い美白化粧品は有効成分が複数入っているなどして効果も高い傾向にあります。一方で、プチプラの美白化粧品は値段を気にせず適量をしっかり使えるという利点もあります。
お財布と相談して、自分が続けやすい価格帯のものを見つけるとよいでしょう。
20代の美白スキンケア方法
健康で輝く素肌を作り、それを保つためには、毎日のスキンケアが重要です。
美白肌を作るためのスキンケア方法を紹介していきます。
20代の美白スキンケア方法
- 美白肌を作るスキンケアの流れ
- スキンケアの注意点
美白肌を作るスキンケアの流れ
クレンジング→洗顔料→化粧水→美容液(もしくはパック)→乳液→クリーム
シミ・ソバカスは肌内部で作られたメラニンが肌表面に移動して色素沈着することによって表れるものです。時間をかけて生成されるシミは毎日のスキンケアで対策してあげましょう。
スキンケアの手順は、まずクレンジングでしっかりメイクを落とします。ゴシゴシこすって刺激を与えないように気を付けましょう。
洗顔料は泡立てネットなどでよく泡立てて、泡で汚れを落とすイメージで洗います。
洗顔後は化粧水で水分を与え、美容液で栄養をプラスし、乳液とクリームで蓋をします。
美容液の代わりに有効成分が含まれているパックを使うのもお肌により栄養を与えることができるのでおすすめです。
スキンケアの注意点
シミ・ソバカスのない美白肌を作るスキンケアの注意点は、刺激を避けることです。
肌をこする摩擦だけでなく、紫外線に当たることも肌にとっては刺激となります。
紫外線が原因で、肌荒れしやすくなったり炎症を起こしやすくなったりすることもあるので気を付けましょう。
次に、クレンジングはできたら30秒ほどで終わらせましょう。クレンジングは洗浄力が高いため肌内部の大切な成分まで落としてしまいます。
ニキビ対策に洗浄力の高い洗顔料などを使い続けていることも、肌の保湿成分が流れ出る原因となります。
高い美白化粧品の場合、もったいなくて少しずつしか使いたくないと思う人もいますが、少量しか使わないと効果が半減してしまいます。
化粧品の適量を使うようにしましょう。
パックも長時間貼っていると水分が蒸発していきます。パックに書かれている時間を守りましょう。たいていのパックは10~15分が推奨使用時間です。
- 肌をこすらない
- クレンジングは30秒以内
- 洗浄力の高いものを使いすぎない
- 美白化粧品は適量を使用する
- パックの使用時間は適切に
20代におすすめの美白化粧品10選
ここで、実際に20代の美白ケアにおすすめの化粧品を厳選して紹介します。
20代におすすめの美白化粧品10選
自分の肌質に合わせ、自分に合うアイテムを選ぶ際に参考にしてください。
1.資生堂「dプログラム ホワイトニングクリア ローション MB」
資生堂の人気スキンケアシリーズ「dプログラム」のホワイトニングクリアローションは、トラネキサム酸などのメラニンの生成を抑えてシミやくすみにアプローチできる有効成分を配合。
独自のビューティーバイオテクノロジーとして、酵母エキスや保湿成分でもあるグリセリンも相まって、肌細胞のターンオーバーをサポートする仕様に仕上がっています。
シミ・そばかすが気になっている人や、赤いニキビや炎症系の肌荒れが多い人におすすめです。
使用感や効果を体感したい場合は、お得なトライアルセットでお試しができます。
項目 | |
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主な有効成分 | トラネキサム酸、グリチルリチン酸ジカリウム |
内容量 | 125ml |
値段 | 4,290円(税込) |
医薬部外品 | 〇 |
お得なトライアルセットはこちらから
2.ロート「肌ラボ 白潤薬用美白化粧水」
肌ラボの白潤シリーズ」は、ドラッグストアなどで市販されている人気スキンケアラインのひとつです。
医薬部外品の薬用美白化粧水は、美白作用と潤いと同時に叶えるように作られた化粧水で、さっぱりとした使い心地が特徴。
有効成分のトラネキサム酸やビタミンC誘導体によって、肌荒れを抑えながらシミを予防します。
ヒアルロン酸やハトムギエキスなどの美容成分も含まれており、高コスパな美白化粧水を探している人にもおすすめです。
項目 | |
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主な有効成分 | トラネキサム酸、ビタミンC誘導体 |
内容量 | 170ml |
値段 | オープンプライス |
医薬部外品 | 〇 |
3.資生堂「アクアレーベル ホワイトアップ ローションⅡしっとり」
資生堂「アクアレーベル」は、手頃な価格ながら高品質なスキンケアを実現する基礎化粧ブランドです。
美白に特化したシリーズの化粧水「ホワイトアップ ローションⅡ しっとり」は、ベタつかずしっとりとしたつけ心地が特徴。
トラネキサム酸によって、メラニン色素によるシミの定着を抑制します。
また、肌を潤いで満たすベビーアミノ酸がプラスされ、保湿力も十分なので、毎日のお手入れ使いやすいでしょう。
項目 | |
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主な有効成分 | トラネキサム酸 |
内容量 | 200ml |
値段 | 1,540円(税込) |
医薬部外品 | 〇 |
4.ロート「メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水 しっとりタイプ」
ロート「メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水 しっとりタイプ」は、日常使いにぴったりの美白ローションです。
美白有効成分として高浸透ビタミンC誘導体を配合、ワンランク上の透明感へと導いてくれます。
その他、赤いニキビやニキビ跡対策としても役立つ抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムも配合され、毎日外で浴びる紫外線からのシミ、そばかす対策としても有効です。
レモンエキスやグレープフルーツエキス配合で、さわやかな香りでリフレッシュできますが、香料が苦手な人は注意が必要でしょう。
項目 | |
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主な有効成分 | 高浸透ビタミンC誘導体 |
内容量 | 170ml |
値段 | オープンプライス |
医薬部外品 | 〇 |
5.オルビス「オルビスユー ホワイト ローション」
20代女性からも支持されている化粧品ブランド、オルビスの「オルビスユー ホワイトローション 」は、
肌内部に蓄積するメラニンをしっかり対処できるよう、薬用美白成分のアルブチンを配合。
生成されるメラニン量を安定させるよう働きかけ、透明感のある肌へと導きます。
プラス成分の「W.H.アミノシールド」によりハリを高める作用が見込め、肌が薄く乾燥しがちな人にも弾力性アップが期待できます。
項目 | |
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主な有効成分 | アルブチン |
内容量 | 180ml |
値段 | 3,300円(税込) |
医薬部外品 | 〇 |
6.ちふれ化粧品「ちふれ 美白美容液W」
プチプラコスメの人気ブランド、ちふれの「美白美容液W」は、美白有効成分をダブルで配合した美容液です。
アルブチンと安定型ビタミンC誘導体という2つの成分により、メラニン生成の抑制やシミやそばかす予防などの効果が期待できます。
伸びが良いので少量で顔全体になめらかに広がり作用します。
低価格で優秀な成分を効果的に取り入れられるので、普段のスキンケアにプラスするアイテムとしてもおすすめです。
項目 | |
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主な有効成分 | アルブチン、安定型ビタミンC誘導体 |
内容量 | 30ml |
値段 | 1,210円(税込) |
医薬部外品 | 〇 |
7.無印良品「敏感肌用薬用美白美容液」
SNSなどでも人気の高い無印良品の「敏感肌用薬用美白美容液」は、ビタミンC誘導体を有効成分として配合した美容液です。
他にも5種類の植物エキスによる保湿作用が期待でき、普段から日焼けが多い人の美白対策アイテムとしておすすめします。
ベースには岩手県天然水を使用、着色料や香料、鉱物油といった刺激になりやすい成分は一切含まず、敏感肌でも安心して使えます。
項目 | |
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主な有効成分 | ビタミンC誘導体 |
内容量 | 50ml |
値段 | 1,390円(税込) |
医薬部外品 | 〇 |
8.ロート「オバジ C10セラム」
ロート製薬が誇る美容ライン「オバジ」の美容液、C10セラムは、2種類のビタミンをたっぷり配合しています。
美白作用や整肌作用が期待できるビタミンC、抗酸化作用や保湿作用を持つビタミンEが、ダブルで肌にアプローチ。
シミそばかすに加えて、肌荒れやニキビといった肌トラブルを鎮めて、肌を整えてくれます。
12mlのレギュラーサイズと26mlのラージサイズが選べるので、長くお得に使いたい場合は大容量タイプがおすすめです。
項目 | |
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主な有効成分 | ビタミンC(アスコルビン酸) |
内容量 | 12ml |
値段 | 4,400円(希望小売価格) |
医薬部外品 | ー |
9.KOSE「クリアターン ホワイト マスク トラネキサム酸」
保湿力の高さで人気のシリーズ「クリアターン」の美白タイプのシートマスクです。
有効成分としてトラネキサム酸を配合、メラニン色素によるシミを抑制して肌の透明感をアップする効果が期待できます。
フィット感の高いシート形状と極上の保湿効果も相まって、使った後はしっとりと潤いが実感できるでしょう。
週に2、3回のスペシャルケアアイテムとして、同世代の女子へのプレゼントとしてもおすすめです。
項目 | |
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主な有効成分 | トラネキサム酸 |
内容量 | 5シート |
値段 | オープンプライス |
医薬部外品 | ー |
10.資生堂「エリクシールクリアローションT」
資生堂「エリクシール クリアローションT」は、年齢肌向けのシリーズの美白化粧水です。
さっぱりタイプの「Ⅰ」と、しっとりタイプの「Ⅱ」、とてもしっとりタイプの「Ⅲ」があり、肌質や季節、使い心地の好みに併せて選べます。
美白有効成分として4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)を配合、シミそばかすを抑えて、透明感のある「つや玉」ができる肌を目指せます。
20代はシミや小じわができ始める年代なので、紫外線を浴びる機会が多い人などは、早くからのエイジングケアを意識するのが望ましいでしょう。
効果的なスキンケアアイテムを取り入れると、日々忙しくても十分な対策が叶います。
限定トライアルセットなら、お得な価格でライン商品を試せるので、ぜひ活用してみてください。
項目 | |
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主な有効成分 | 4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩) |
内容量 | 170ml |
値段 | 3,630円(税込) |
医薬部外品 | 〇 |
限定トライアルセットはこちらから
20代から美白化粧品でケアしよう
20代は、シミやそばかすだけでなく、大人ニキビや吹き出物、テカリ、乾燥などさまざまな肌のお悩みがある年代です。
20代に合った美白化粧品を選ぶには、肌質に合ったものの中で、目的に沿った有効成分を配合した商品を選びましょう。
クレンジングや洗顔は刺激の強いものを避けて、肌に水分・油分・栄養を与えてあげることがおすすめです。
また、紫外線の影響を受けやすい人などは、小じわやくすみなども出やすいので、エイジングケア作用のある美白アイテムも検討してみましょう。
化粧品はライン使いの方が効果が出やすいとされますが、気になるアイテムから取り入れることで、そのときの肌に必要なものを見つけられます。
毎日のスキンケアを楽しく続けて、年齢を問わずに美しい素肌を実現していきましょう。