お盆の帰省に喜ばれるお土産のアイデア&知っておきたいマナー

お盆の帰省に喜ばれるお土産のアイデア&知っておきたいマナー

お盆休みに帰省する時、ほとんどの人がお土産を持参します。特に泊りがけでの帰省の場合は「数日お世話になります」という意味合いもあります。またお仏壇のある家ならお供えも必要です。

お土産に何を選ぶかは何かと気を遣うものです。特に結婚して初めての帰省をむかえる新婚さんは頭を悩ますところですね。そこで帰省のお土産を選ぶポイントや商品、マナーなどをご紹介します。

普段なかなか会えずに久しぶりに顔を合わすお盆の帰省。喜んでもらえるお土産を選びましょう!

帰省時にお土産を選ぶポイントやマナー

まずお土産はお菓子などの「消えモノ」がおすすめです。何か物を贈る約束をしたという以外は、食べてなくなるものが一番です。

また相手の好みの把握も大切です。甘いものが苦手な人にスイーツや、禁酒している人にお酒など選んでしまわないようにしましょう。

これまでの何気ない会話から情報収集できればベストですね!お土産を選ぶ際のポイントは「相手に喜んでもらえるか」ということです。

また兄弟や親せきなどが集まることも想定して、切り分けの手間が要らない皆で分けられるようなものがおすすめ。金額については、1000円~3000円が相場です。

生ものや要冷凍保存のお土産は避けよう

お土産に日持ちのしない生ものはおすすめできません。賞味期限を確認して、日持ちのする品物にしましょう。

またアイスクリームなどの冷凍保存のものも避けてください。わざわざ冷凍庫に入れるスペースを空けさせることになり、相手に迷惑をかけてしまいかねません。

お土産の熨斗についてのマナー

お土産の熨斗については「堅苦しいから要らない」という家もあれば、親戚がたくさん集まる家では誰が持ってきたものか分かりやすいので付ける方がいい場合もあります。

「熨斗紙をつける」というのは「格を上げる」意味合いでもあります。付けるか付けなくていいのか分からない場合は付けていくことをおすすめします。

お店で熨斗紙を付けてもらう時に包装紙の中にかける「内熨斗」か外にかける「外熨斗」か聞かれますので、「外熨斗」にしてもらいましょう。

外熨斗であれば、熨斗紙の必要がなければ外せるからです。熨斗書きについては、お盆までなら「暑中お伺い」、お盆過ぎであれば「残暑お伺い」としましょう。

「暑中見舞い」「残暑見舞い」でも構いませんが、「見舞い」は目上の者が目下に対してのねぎらいの言葉なので「お伺い」の方がベストです。

お供え物の熨斗は必須

お土産として渡す品物の熨斗は必ずしないといけないものではありませんが、お供え物には必要です。まず、お供え物の包み紙は地味目の色にしましょう。

お店の人に「お供え物です」と伝えると、地味な色目の包み紙にしてもらえるので大丈夫です。その上に「掛け紙」と呼ばれる黄色と白の水引きが印刷された紙をかけてもらいます。

熨斗書きは「御供」としてもらいましょう。お店の方はプロなので「お供え物」であることをキチンと伝えれば、きっちりしてもらえますのでご安心を。

実家へのおすすめのお土産

嫁として最も気を配るのが、義実家へのお土産ですね。その地域の風習、またはその家独自のしきたりがある場合があります。

一番の情報源である夫に聞くのがベストですが、その情報源が頼りない時は思い切って義父母に直接尋ねましょう。

「お供えは要るのか」「親戚は集まるのか」など知らなくて当たり前なのですから、素直に質問することをおすすめします。

忙しくて電話している時間がなかったり、どうしても聞けない場合は次にご紹介する内容を参考にしてみて下さい。

1.父母の好きなもの

好きなものを贈られて嫌がる人はいないでしょう。義実家だと「好きと伺ったので」と言いながら渡せば、義父母への気遣いも伝わります。

ただしあまり高価なものは、相手への負担にもなるので止めておくのが無難です。

2.テレビなどで話題のものや流行のもの

テレビやネットで話題になったり流行のものなども、話のネタにもなり場が盛り上がるのでおすすめです。特にその地方では手に入りにくいものなら、より一層喜ばれることでしょう。

トランプ大統領も味わったクッキー

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あのトランプ大統領が来日した際、ディナーを楽しんだ高級鉄板料理「うかい亭」。そのうかい亭のクッキー詰め合わせが人気を呼んでいます。

話題性十分なのでおすすめです。個別包装にはなっていないですが、いろとりどりの詰め合わせはどれも美味しそうですね。ネットでも買えますよ。

購入はうかい亭公式オンラインショップへ

3.そこでしか手に入らない地元の特産品

実家から遠く離れて住んでいる人には、地元の特産品などもおすすめです。

お酒好きなら地酒や地ビール、スイーツ好きなら地元の人気店のお菓子など。「あれ美味しかったからまた買ってきて」などうれしいリクエストをされるかもしれませんね。

自分の実家へのおすすめのお土産

自分の実家へのお土産は、両親の好きなものなどはよくわかっているので決めやすいですね。

ただ既婚の兄弟姉妹が同居の場合は、そのご主人もしくは奥さん、つまり義理の兄弟姉妹にもお世話になるわけなので、お土産選びは気を配りたいところ。

普段から両親がお世話になっているお礼の意味合いもあるので、彼もしくは彼女の好きなものを選ぶことをおすすめします。

お供え物として持参する場合のお土産

お仏壇のある家への帰省にはお供え物は必ず持って行きましょう。初めての帰省の場合は、お土産とお供え物の両方持参することをおすすめします。

お供え物の渡し方については、勝手にお仏壇の横に置くのはマナー違反です。

義母もしくは母親にまず「お仏壇にご挨拶させてもらっていいですか?お供えさせていただいていただきます」と断りを入れ、お線香をあげてからお仏壇の横に置きましょう。

お供え物におすすめの品物

出典:amazon.co.jp

親戚がたくさん集まる家なら、中には毎年決まったお供え物をする人がいることもあります。そういう人と品物が重ならないよう、前もって聞けるのであれば義母もしくは母親に聞いておきましょう。

お供え物の包み紙に派手なものはNGなので、品物自体もあまり奇をてらったものよりも老舗の定番商品が無難です。とらやの羊羹の詰め合わせなどがおすすめ。

また帰りに皆で分けて持ち帰る家も多いので、個別の箱入りなのもいいですね。

甥っ子姪っ子が喜ぶ顔が見たい♡お子さん向けのお土産

出典:amazon.co.jp

親戚がたくさん集まる家では、甥っ子や姪っ子も多いですね。一度にたくさんの子どもが集まれば、おやつを用意するのも大変。そういう状況を想定して、小さいお子さんが喜ぶようなお土産を選ぶというのもいいですね。

暑い夏でも遊びまわるお子さんたちには冷たいお菓子などがおすすめです。常温で持って行って冷蔵庫で冷やすタイプのプリンやゼリーなどが喜ばれます。

ひと味違うお土産にしたい人におすすめの一品

今までご紹介してきた中で「お酒は飲まないし甘いものも苦手」「毎年同じようなお菓子ばかりで」と、まだ決められない人におすすめのお土産をピックアップ。

何も変わったお酒や好みが分かれるお菓子だけがお土産ではありません。いつも食べたり飲んだりしているものでも十分お土産になります。

ポイントは「ランクアップ」。「欲しいけど自分で買ってまでは…」と思えるようなちょっと高級なものをおすすめします。

銀座千疋屋のストレートジュース

出典:amazon.co.jp

高級なフルーツジュースなどはいかがでしょうか。銀座千疋屋のストレートジュースは、良質な果物を使っているからこそ砂糖や香料不使用が可能な100%ストレート果汁です。5種類6本入りのお得なセットです。

テレビなどで話題の「茅乃舎だし」

 

出典:久原本家

最近の「出汁ブーム」でも特に人気なのが、久原本家の「茅乃舎だし」です。出汁はお味噌汁に始まり、あらゆる和食に使えるので便利です。

出汁の取り方やレシピが載っている冊子が同封されているところも、もらった側にはうれしいところ。こちらはフリーズドライのお味噌汁やスープが4点ついた贈答用セット。

ネット注文でも熨斗などの対応が可能なので、お供えにもおすすめです。

購入は久原本家公式サイトへ

お土産は自分本位ではなく相手を想って選ぼう

お土産を選ぶ時、よっぽど味の嗜好が同じであるとか親しくしていて好みを把握している状況を除いて、「自分が好きだから相手も喜ぶ」という考えはあまりおすすめできません。

たまたま好みが一致することもありますが、万が一違った場合のことを考えると、相手の嗜好や食生活にドクターストップがかかっていないかなどを十分考慮して選ぶようにしましょう。

「この間もらったアレ、美味しかったからまたお願いしたい」なんて言ってもらえれば大成功ですね。

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