ビデオ面接とリアル面接で合否が変わる人の傾向と対策

     
ビデオ面接とリアル面接で合否が変わる人の傾向と対策

2020年の新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、採用活動でビデオ面接を導入する企業が増えています。

求職者にとっては、企業に直接出向かずに面接が受けられ、交通費や移動時間がかからないなどのメリットがあります。

このように便利なビデオ面接ですが、インターネット環境を整え、室内や服装に気を配るなど、事前準備をしっかり整える必要があります。

本記事では、ビデオ面接とリアル面接の違いや、ビデオ面接に合格するための対策、失敗しないために必要な事前準備などを紹介します。

初めてのビデオ面接を控える求職者の方はご参考ください。

この記事の要約
  • ビデオ面接は明るさや意欲が伝わるように工夫する
  • ビデオ面接はカメラの位置やカンペに注意する
  • ビデオ面接の前に実際にビデオ通話を試しておく

ビデオ面接とは?

ビデオ面接とは?
ビデオ面接とは、ZoomやSkypeなどのツールを使って、オンライン上で行う面接のことです。

ビデオ通話に必要なツールとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • 通信回線
  • パソコン
  • スマホ
  • タブレット
  • カメラ
  • マイク

新型コロナウイルス感染症の拡大防止だけでなく、遠隔地の優秀な人材を獲得できることもあり、ビデオ面接を積極的に取り入れる企業が増えつつあります。

企業、求職者の双方にメリットが大きい選考方法ですが、ビデオ面接ならではの注意点も。

ビデオ面接は画面越しでのコミュニケーションとなるため、部屋の背景や照明はもちろん、カメラの位置や表情、ジェスチャーにまで配慮する必要があります。

ビデオ面接とリアル面接で合否が変わる人の傾向

ビデオ面接とリアル面接で合否が変わる人の傾向
ビデオ面接とリアル面接で合否が変わる人には、以下のような傾向があります。

  1. 部屋の明るさなどにより暗い印象に見られる
  2. 声が小さく聞こえ自信がなさそうに感じられる
  3. 画面越しのため熱意や意欲的な姿勢が伝わりづらい

しっかり対策して、ビデオ面接の合格率をアップさせましょう。

ビデオ面接で行うべき対策

  • 対策1. 画面での姿が明るく見えるよう場所や照明を調整する
  • 対策2. いつもより少し大きな声で話すことを意識する
  • 対策3. 表情に変化をつけたりジェスチャーを交えて話す

対策1. 画面での姿が明るく見えるよう場所や照明を調整する

部屋や背景が暗いと、画面に写る求職者も暗い印象となってしまいます。

ビデオ面接で採用担当者に好印象を与えるためには、画面での姿が明るく見えるように調整することが重要です。

パソコンやスマホは、明るい場所にセッティングしましょう。

窓から上斜め45度で自然光が入る場所がおすすめです。逆光で顔に影が映ると、元気や自信がないように見えることがあります。

条件が整わなければ、デスクライトなどを上斜め45度から当てるのも効果的。背景は白い壁がベストですが、大きめの模造紙を2~3枚貼って撮影するのもおすすめです。

また、白いデスクの上にパソコンをセッティングしたリ、テーブルに白い紙を置くと、下からの反射光で顔が明るく見えます。

プロの写真家がよく使うレフ板の効果が期待できます。

対策2. いつもより少し大きな声で話すことを意識する

ビデオ面接では、普段の1.3倍ぐらいの大きな声ではっきり話すことがポイントです。採用担当者へ快活な印象を与えます。

一方、声が小さいと消極的な印象を与え、コミュニケーション能力が低いと思われるだけでなく、熱意や意欲が伝わりづらくなってしまいます。

また、声が小さいと話した内容についてミスコミュニケーションが生じる可能性も。的外れな回答だと思われたり、質問の内容が理解できていないと判断されてしまいます。

対策3. 表情に変化をつけたりジェスチャーを交えて話す

ビデオ面接で注意しなければならないことは、相手の感情が把握しにくい点。これは、求職者と採用担当者双方に言えることです。

「今話した内容に興味があるか」「きちんと理解してもらえたか」などを、画面の表情やリアクションで察することは難しいです。

求職者の反応が薄いと採用担当者は不安になります。マイナスの評価をされる可能性も。

そのため、ビデオ面接では普段より表情に変化をつけたり、ジェスチャーを交えて話しましょう。感情表現を豊かにすることがポイントです。

普段よりも1.5倍くらいの反応で伝えることがおすすめ。

また、採用担当者の話に、「はい」と返事をするだけの求職者は多いですが、意思はなるべく表情や言葉で伝えましょう。

リアル面接と異なるビデオ面接ならではの注意点

リアル面接と異なるビデオ面接ならではの注意点
ビデオ面接をリアル面接と同じように考え、準備をせずに臨んだ結果、失敗してしまう人は少なくありません。

求職者が「自分はこう見えているだろう」と思っている姿と、採用担当者が見ている画面上の姿とでは、ギャップがあることも多いです。

リアル面接と異なるビデオ面接ならではの注意点をご紹介します。

リアル面接と異なるビデオ面接ならではの注意点

  • カメラの位置が低いと見下ろすように写ってしまう
  • スマートフォンを持ちながらだと映像が揺れてしまう
  • 用意していたカンペを見ながら話してしまう

カメラの位置が低いと見下ろすように写ってしまう

最近のパソコンは、ディスプレイの上部にカメラが付いています。

ビデオ面接を行う際、顔よりカメラの位置が低いと、見下ろすように写ったり、あごが上がって偉そうに見えてしまいます。

ビデオ面接では、カメラと目線の高さを同じにすることがポイントです。

高さが足りない場合は、本などの上にパソコンを乗せて調整しましょう。

スマホでビデオ面接を受ける場合は、専用のスマホスタンドを使い、目線の高さにカメラをセッティングしましょう。スタンドは100円ショップなどでも購入できます。

採用担当者にしっかり顔が見えるように視線とカメラの位置はまっすぐ、姿勢を正し、上半身がきれいに映る距離を保ちましょう。

スマートフォンを持ちながらだと映像が揺れてしまう

ビデオ面接は、音声や画像が安定しているためパソコンで受けることがおすすめです。

スマホやタブレットでも問題ありませんが、手で持ちながらビデオ面接を受けるのはNG。

ビデオ面接の所要時間は、およそ30~60分。その間ずっと手で持ち続けることは、難しいでしょう。

手が疲れて映像が揺れたり、落として余計なノイズが入る可能性もあります。

スマホを壁に立てかけることもおすすめできません。カメラの角度調整が難しいうえ、万が一倒れた場合に大きな音が立ってしまいます。

スマホやタブレットでビデオ面接を受ける場合は、三脚やスマホスタンドなどで固定し、自分の顔がきれいに映っているか事前にしっかり確認しましょう。

用意していたカンペを見ながら話してしまう

ビデオ面接で見えるのは、カメラが写す範囲に限られます。そのため、カンペを準備して面接を受けることも可能です。

志望動機や自己PRなどは、カンペがあればよりスムーズに、分かりやすく話せるというメリットもあります。

しかし、不自然な目線の動きや話し方から、何かを見ながら話していることが採用担当者に気付かれてしまう可能性は高いです。

どうしてもカンペを使いたい場合は、カンペをカメラの近くに配置したり、目線の延長にある壁に貼り付けるなど、目線が不自然にならない工夫しましょう。

また、カンペはすぐに内容を確認できるよう箇条書きにすると良いです。

ビデオ面接中はカンペを意識せず、しっかりカメラを見て受け答えすることがポイント。

カンペに頼り切りにならないよう、リアル面接と同様に話す内容を事前に準備しておくようにしましょう。

ビデオ面接に失敗しないために必要な事前準備

ビデオ面接に失敗しないために必要な事前準備
ビデオ面接は小さな画面の少ない情報の中で、採用担当者にいかに好印象を与えるかがポイント。

リアル面接にはないポイントやコツがあり、少しの油断が失敗に繋がることもあります。

ビデオ面接に失敗しないために必要な事前準備をまとめました。

ビデオ面接に失敗しないために必要な事前準備

  • 事前にインターネットの通信環境やマイクのテストを行う
  • 室内の余計なものが映らないよう背景を考慮する
  • ビデオ面接にふさわしいアカウント名やプロフィール写真
  • ビデオ面接の10分前にはログインして待機する

事前にインターネットの通信環境やマイクのテストを行う

ビデオ面接は、事前にインターネットの通信環境やマイクのテストを行いましょう。

例えば、Wi-Fiを使ってインターネットに接続する場合、電波が弱くて「画面が固まる」「音声が途切れる」などのトラブルが起こる可能性があります。

事前に家族や友人とビデオ通話を試し、以下のようなことに不具合がないか確認しておきましょう。

  • 通信環境
  • マイクの音声
  • 映像

ビデオ面接で使うマイクは、求職者の声だけでなく、周囲の雑音も拾ってしまいます。近所の子供の声や、町内アナウンスなどにも注意が必要です。

マイク付きイヤホンは周囲の音を拾いにくいので安心。ヘッドホンマイクは音が聞こえやすく人気がありますが、マイク付きイヤホンよりも値段が高いです。好みに合わせて選びましょう。

室内の余計なものが映らないよう背景を考慮する

ビデオ面接では、室内の余計なものが映らないよう背景を考慮することが重要。

ビデオ面接があると分かっているのに部屋が片付いていないのは、だらしなく、非常識な印象を与えることも。

また、背景にプライベートなものが映っていると面接担当者の関心が分散され、肝心の自己アピールなどをしっかり聞いてもらえない可能性があります。

ポスターや趣味に関わるもの、脱ぎっぱなしの服などは片づけるか、画面に映り込まないように注意。布や紙で一時的に隠しても良いです。

ビデオ面接にふさわしいアカウント名やプロフィール写真

ビデオ面接に使用するツールによっては、事前にアカウント名やプロフィール写真を作成する必要があります。

プライベート写真や好きなキャラクターをプロフィール写真にしている人は、要注意。採用担当者が誰だか分からなかったケースも。

ビデオ面接にふさわしいアカウント名や、プロフィール写真にしておきましょう。

  • アカウント名はあだ名などではなく本名で設定する
  • プロフィール写真は履歴書に添付した写真と同じものを使うなど、一目で求職者本人だと分かる写真を設定する

ビデオ面接の10分前にはログインして待機する

リアル面接では10分前行動が基本ですが、ビデオ面接も同じです。

ZoomやSkypeでは、画面上でログイン状況が分かるため、ギリギリにログインすると時間にルーズな印象を与えかねません。

開始直前に慌てないよう10分前にはログインして待機しましょう。面接に臨む姿勢や時間を守る誠実さが伝わります。

ビデオ面接とリアル面接の違いを知って準備・対策しよう

ビデオ面接とリアル面接の違いを知って準備・対策しよう
ビデオ面接で重要なことは、事前準備です。

通信環境やパソコン、ビデオ通話のツール、マイクなどの操作に慣れておくと、落ち着いてビデオ面接に臨めます。

また、面接を行う部屋や照明、カメラの位置などにも気を配ることで好印象も得られます。

ビデオ面接は事前の準備を整えておけば、苦手意識を持つ必要はありません。

今後の就職・転職活動では、ビデオ面接がさらに増えることが予想されます。

しっかり準備・対策をして、希望の企業の内定を勝ち取ってください

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