4月から新生活が始まり、あっという間にゴールデンウィーク。それが終わると次に待つのは夏のお盆休みですよね。今回はゴールデンウィークと夏のお盆におすすめしたい北海道旅行について紹介していきます。
北海道と言っても日本一面積が広いためどこに行けばいいの?と迷ってしまうもの。本記事では小旅行で行きやすい道南エリアをピックアップしてお届けします。ゴールデンウィークやこの夏に北海道旅行を考えている方は是非参考にしてください。
見どころ沢山の道南エリアおすすめスポット5選
北海道の道南エリアとは渡島半島という地図上で見ると札幌から左下にあたるエリアを指します。道南で知られている見所は主に函館ですが、今回は函館の他にも訪れる価値のあるおすすめスポットを紹介していきます。
圧倒的な伝統を誇る五稜郭
函館一の観光名所が五稜郭です。幕末の1867年に建てられ築造150年を越す歴史ある建造物を見学したり、そのまわりを囲う緑いっぱいの敷地内はお散歩にもおすすめです。敷地内は四季によって表情を変え、春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色とどの季節でも楽しむことができるスポットです。
また、五稜郭タワーは高さ100メートルあり、展望室から眺める函館の街の景色は圧巻です。五稜郭の敷地内には四季折々の自然を楽しみながらゆっくりできるカフェもあります。敷地内をぐるっとまわったらのんびり過ごしてみるのも良いかもしれません。
住所: 北海道函館市五稜郭町43-9
電話: 0138-51-4785
営業時間: 4月21日~10月20日 8:00~19:00/10月21日~4月20日 9:00~18:00
おすすめカフェ: 自家焙煎コーヒー ピーベリー
自家焙煎コーヒー ピーベリーは、五稜郭の敷地内にあるこのカフェは地元市民からも人気でいつも店内は賑わっています。毎日自家焙煎するコーヒーをいただきながら、大きな窓から五稜郭の自然を眺めることが出来ます。コーヒー以外にも焼きたてのパンやシチューも頼めるので、ランチやブランチにもおすすめできます。
住所: 北海道函館市五稜郭町27-8
電話: 0138-54-0920
営業時間: 火曜-土曜8:00~18:00、日曜8:00~17:00(11~3月は9:00~)
定休日: 月曜日
とうふ白玉パフェが絶品の古民家カフェ茶房菊泉
春のパフェが新しくなりました(^_^)
今年バージョンは桜の花の塩漬けの入った桜アイスと抹茶ミルクでサッパリ感を出してまーす。
春は短いです。 pic.twitter.com/tVDFzMrqbq— 茶房 菊泉 (@sabo_kikuizumi) April 19, 2018
函館の古民家カフェ茶房菊泉。五稜郭からは車で30分程度のところにあります。函館は江戸時代の安政に開港されてる街で昔ながらの建物が立ち並ぶ一方、外国の文化が早くから入ってきたため、異国情緒溢れる町並みになっています。茶房菊泉も1921年に建てられた問屋をほぼ当時のまま使っており、木造の店内には囲炉裏も置かれておりタイムスリップしたような気分を味わえます。
おすすめメニューは、とうふ白玉パフェです。税込680円で味わえるとうふ白玉パフェは、櫻の花びら、抹茶、とうふで色付けされた3色の白玉と胡麻アイス、あんこにフルーツが入っており夏の暑さを忘れさせてくれる一品です。
・茶房 菊泉の詳細情報
住所: 北海道函館市元町14-5
TEL: 0138-22-0306
営業時間: 10:00~17:00
定休日: 木曜日(祝日は営業)
大自然の中で行う様々なアクティビティが楽しめる大沼国定公園
大沼国定公園は道南中央部に位置する新日本三景にも選ばれた自然公園です。広大な森に囲まれた大沼国定公園には100以上の小島や沼、活火山の駒ケ岳といった大自然ならではの見所が多数あります。
これらを眺めながらサイクリング、キャンプ、カヌー、乗馬を行うことができるので思い出作りにも最適なスポットです。大沼国定公園には30度を超える日は滅多にないので避暑地として利用する方も多いようです。
・大沼国定公園の詳細情報
住所: 北海道亀田郡七飯町大沼町1023-1
電話番号: 0138-67-2229
営業時間: 8:00~17:00 (7,8月は~18:00)
世界が認めたパワースポット洞爺湖でリフレッシュ
2008年にサミットが行われた場所としても知られる洞爺湖は新千歳空港から車で約1時間半。温泉と大自然が見所な洞爺湖でおすすめな過ごし方は、湖沿いの温泉街に宿泊して時間が経つにつれて表情を変える洞爺湖をのんびり眺めることです。これからの暑い季節に涼しい風を感じながら湖からのパワーを感じ心身ともにリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。
・洞爺湖の詳細情報
電話番号: 0142-75-4400 (洞爺湖町役場 経済部 観光振興課)
行き方: 新千歳空港から車で道央自動車道千歳I.C.~虻田洞爺湖I.C.
上空から湖を一望できるサイロ展望台
もちろん外でのアクティビティも豊富です。温泉街から車を約15分走らせると辿り着くのは、サイロ展望台。温泉街とは違った洞爺湖の見え方があり、絶景ポイントの一つとしておすすめです。また、ヘリポートもあるためヘリコプター遊覧で上空から洞爺湖を一望するのも贅沢かもしれません。
・サイロ展望台の詳細情報
電話: 0142-87-2221
住所: 北海道虻田郡洞爺湖町成香3-5
世界屈指の透明度の湖で水中遊覧を楽しむ支笏湖
世界屈指の圧倒的な透明度を誇る支笏湖は、新千歳空港から車で40分程度でアクセスの良いスポットです。支笏湖に行ったら絶対に外せないアクティビティは水中遊覧船です。大人1620円で乗船時間30分で綺麗な支笏湖と船から見える大自然を楽しめます。
・水中遊覧船の詳細情報
所在地: 北海道千歳市支笏湖温泉
電話: 0123-25-2031
食事処寿で北海道のチップ料理を堪能
支笏湖畔の食事処寿ってとこで支笏湖名物チップのお寿司いただいてた。ヒメマス…別名チップ、味はサーモンって感じだけど噛まずとも身が崩れていく(口の中で溶ける、ともまた違う)ような食感は独特。 pic.twitter.com/aDeW9Fhx1b
— しょうちっく (@showchick) August 10, 2015
水中遊覧を終えたら、陸に上がってヒメマスなど湖で獲れた魚を美味しく頂きましょう。中でもイチオシなのが、チップ料理です。チップとはサケ科の淡水魚で焼いても良し、刺し身でも良しな旨みたっぷりのお魚です。中でもおすすめは食事処 寿です。ちょっと贅沢して支笏湖の幸を楽しんでみてはいかがでしょうか。
・食事処 寿の詳細情報
住所: 北海道千歳市支笏湖温泉
電話: 0123-25-2642
交通: 飛行機:新千歳空港から車で約50分。JR:千歳線千歳駅から北海道中央バス支笏湖行きで約40分
定休日: 無休 11月下旬から4月上旬は休業
営業時間: 10:30~18:00 18:00~は予約営業のみ
メニュー: 一日10食限定 姫マス寿司御膳(3300円)、一日10食限定 姫マス焼セット(2200円)、支笏湖御膳(ヒメマスのフルコース 8品 5000円) 全て税抜価格
温泉天国北海道の中でも屈指の登別温泉
登別市は新千歳空港から車で約1時間で行ける温泉の名所エリアです。まず登別市で行きたいのは登別地獄谷。登別温泉最大の源泉地である地獄谷では間欠泉が湧くこともあり、白い煙が立ち込めるその風景は一番の見所となっています。
ホテルゆもと登別の100%かけ流し温泉がおすすめ
そして登別市と言ったら温泉です。登別駅からバスで15分程度の場所にある温泉街には源泉である地獄谷から来る温泉や足湯が楽しめます。中でもオススメしたいのが、ホテルゆもと登別です。
2012年にリニューアルされた客室は旅の疲れを癒やす空間がデザインされており、100%かけ流しの温泉が4種類楽しめるのもポイントの一つ。朝食付き6750円のプランから用意されているためお得に旅行したい人にもぴったりな温泉宿になっています。
・ホテルゆもと登別の詳細情報
電話番号: 0143-84-2277
所在地: 北海道登別市登別温泉町29
行き方: JR登別駅から路線バスで約15分。新千歳空港から高速道路で登別東IC下車。所要時間は約60分。
北海道のおすすめスポット道南エリアを楽しむ2つのコツ
旅行を楽しむ最大のポイントは事前準備にあります。ここでは北海道のおすすめスポットを最大限楽しむためのコツを紹介していきます。初めて北海道に行く方は旅行プランを立てる際に参考にしてみてください。
欲張りすぎない旅行プランを立てよう
北海道はとにかく広いです。北海道のおすすめスポットを巡る旅行プランを立てる際にはこの基本的なことをしっかり受け入れることが大切なのです。例えば、2泊3日旅行で行けるエリアは1-2ヶ所が良いところ。
道南エリアもまた北海道の一部とはいえ広大なので、このエリアの中でも絞っていく必要があります。上記で紹介したおすすめスポットの位置関係をよく確認しておきましょう。
行き帰りの飛行機を変える
ここでお伝えしたいのが行き帰りの飛行機プランです。道南エリアを巡る旅行の場合は、羽田空港から函館空港の往復が普通では?と思うかもしれませんが、実はスポットのまわり方によっては帰りを新千歳空港にした方が良いことも。例えば、函館に行ってから支笏湖に入ると新千歳空港の方が圧倒的に帰りが楽になるのです。
北海道のおすすめスポット道南エリアでリフレッシュ旅行
北海道小旅行におすすめな道南エリアをご紹介していきましたが、いかがでしたか?北海道には日頃の疲れを癒やすスポットがたくさんありますが、今回ご紹介したのはその中でも、目で、耳で、口で楽しめるものばかりです。全身を使って北海道を感じられる場所になりますので、旅行計画に盛り込んでみてはいかがでしょうか。
※2018年9月6日に発生しました北海道胆振東部地震の影響により、当記事で紹介した施設・スポットについて、営業時間の変更やイベント開催の有無など変更が予想されます。
各スポットの詳細情報は、各公式サイトや地方自治体の公式サイトより最新の情報をご確認ください。