デリケートゾーンの保湿と臭いをケアするおすすめクリーム10選

デリケートゾーンの保湿や臭いをケアしてくれるクリーム。最近は、保湿成分にくわえ、低pHやパラベンフリーなど低刺激のクリームが人気です。

ひとくちに「デリケートゾーンクリーム」といっても肌質や使用感は個人差があります。自分に合っているデリケートゾーンのクリーム選びに悩む人も多いもの。

そこで本記事ではデリケートゾーンのケア方法からクリームの選び方を解説していきます。

デリケートゾーンをケアして女性の魅力アップ

20・30代になったらデリケートゾーンのケアを開始すると良いといわれています。

お顔の肌の悩みは友だち同士で情報交換ができますが、デリケートゾーンの悩みは人に話しにくいものです。

デリケートゾーンに関する日本人女性の意識やデリケートゾーンのチェック方法を紹介します。

大切なパーツなのにケア頻度は低い

デリケートゾーンは大切なパーツですが、日本人女性はデリケートゾーンへの意識が低いといわれています。

性的なパーツでもあるので、自分で触って確認したり鏡で見たりするのは恥ずかしいものです。アンダーヘアは伸び放題ということも少なくありません。

顔や体は多くの人が専用のソープやアイテムを使ってケアをしています。

でも、デリケートゾーンは専用のアイテムを使ってケアをしない人も多く、乾燥や肌荒れを起こしてしまうこともあります。。

大切な自分の身体の一部ですので、デリケートゾーンのお手入れ方法を見直してみることをおすすめします。

目で見て状態をチェック

デリケートゾーンの状態を確認するには、鏡を使ってご自身の目で見て確認してみましょう。

デリケートゾーンは他人のものを見る機会はなく、どんな作りになっているかはイラストでしか見たことない人も多いはずです。

女性器は凹凸が多く、洗いにくいパーツです。自分の目で見て触って、どのあたりが洗いにくくて汚れがたまりやすいかチェックしましょう。

トイレの後にこすって拭いていたり、専用でないソープで洗っていたりする場合は、乾燥や黒ずみをおこしてしまうケースも多いです。

デリケートゾーンのケア方法

デリケートゾーンには専用のケアが必要です。

乾燥を防ぎ臭いトラブルも軽減させる方法を紹介します。

普段の生活でも気を付ける｜デリケートゾーンのケア方法

尿をした後はティッシュを下から押し当てるようにして拭き取りましょう。ゴシゴシとこすると黒ずみや乾燥の原因になります。

デリケートゾーンの皮膚はまぶたより薄いため、摩擦に弱くまさにデリケートな部分です。

洗い方にも注意が必要です。

デリケートゾーンの洗い方

• 皮膚が薄いのでこすりすぎは禁物、洗浄剤を泡立ててやさしく洗う
• しわの間や裏側など汚れのたまりやすい場所はしわを広げながら丁寧に洗う
• 前方から洗い肛門は最後に
• 女性の場合、膣の中までは洗わない（膣には自浄作用があるため）

引用：くすりと健康の情報局｜第一三共ヘルスケア

刺激を与え続けるとメラニン色素が沈着してしまうので、優しく丁寧な拭き取りや洗浄を心がけましょう。

pH値の低いソープで洗う｜デリケートゾーンのケア方法

一般のソープはデリケートゾーンを洗うには刺激が強いものです。デリケートゾーンのpH値は、3.8～4.5の弱酸性です。

そのため。デリケートゾーンを洗うときはpH値の低い専用ソープを使うようにしましょう。

膣は粘膜でできています。目の粘膜周辺を洗うイメージで低刺激の専用ソープを使って優しく洗うようにします。

「デリケートな部分だから洗いすぎないようにしなくては」と考えてしまいますが、デリケートゾーンは排せつ物の汚れがたまりやすい部分でもあります。

膣は自浄作用がありますが、それ以外のパーツはきちんと洗うようにしましょう。

保湿する｜デリケートゾーンのケア方法

顔を洗った後は、化粧水や乳液、クリームを塗って保湿します。デリケートゾーンも同じように保湿が必要です。

洗顔後のつっぱった肌が潤ってふっくらするように膣周辺も保湿してあげると潤ってぷっくりします。

デリケートゾーンは顔の皮膚や目の周りの粘膜と違い、下着やナプキンなどの摩擦が多く、蒸れやかゆみなどのトラブルも起こりがちなパーツです。

乾燥を防ぐことでトラブルの予防につなげましょう。

会陰マッサージもおすすめ｜デリケートゾーンのケア方法

会陰マッサージとは膣と肛門間のマッサージのことです。膣周辺はストレスを受けると緊張してこわばってしまいます。

会陰マッサージは膣の緊張をやわらげるので、エイジングケアや出産準備としてもおすすめされています。

出産を控えている20・30代の女性は、デリケートゾーンのケアに会陰マッサージを取り入れてみるのも良いでしょう。

臭い防止ケアをする｜デリケートゾーンのケア方法

デリケートゾーンは汚れや恥垢がつきやすく蒸れて臭いも出やすいパーツです。

専用ソープで丁寧に洗ったり、外出時には専用ミストで汚れを拭き取ったりして清潔にするようにしましょう。

臭い防止用のクリームでケアするのもおすすめです。

VIO脱毛をする｜デリケートゾーンのケア方法

アンダーヘアがないと臭いはこもりにくくなります。蒸れにくくなるのでかゆみも起こりにくくなります。

いきなりVIO脱毛をする勇気がない人はVラインの脱毛から始めてみるのもひとつの方法です。

エステティシャンや医療従事者であっても他人にデリケートゾーンを見せたくない人は、家庭用VIO脱毛器を使うと自宅で気軽に脱毛ができます。

デリケートゾーンのケアアイテムの選び方

「顔の化粧水の選び方は分かるけどデリケートゾーン用クリームの選び方は分からない」という人は多いはずです。

デリケートゾーンのケアアイテムを選ぶときの2つのポイントを解説します。

膣内のpHに近いものを選ぶ

デリケートゾーンクリームなどのケア用品を選ぶなら膣内のpH値に近いものを選びましょう。

一般の固形石鹸はpH値が10前後でアルカリ性のため洗浄力が強すぎます。良性菌まで洗い流してしまいバリア機能を弱めてしまいます。

バリア機能はキープして大切なデリケートゾーンをいたわってあげましょう。

アンダーヘアが濃いならテクスチャーは軽めに

アンダーヘアの脱毛をしておらず、濃い毛が生えている人は軽めのテクスチャーのクリームが塗りやすくておすすめです。

こってりしたテクスチャーだと、クリームが毛についてしまい皮膚までつけにくくなります。

デリケートゾーンの保湿ケアクリームおすすめ5選

デリケートゾーンの保湿ケアのおすすめクリームを5商品紹介します。

国内製造で天然成分が配合されたものや添加物不使用のものなどを厳選してピックアップしました。

5位　イルミルド製薬「freem」

出典：Amazon

美白と保湿のできるイルミド製薬のクリームです。デリケートゾーンをはじめワキやひじ、ひざ、顔など全身に使用可能。

国内工場・国内製造で品質にこだわった商品です。伸びがいいので少量で使えます。

合成着色料不使用、鉱物油不使用、紫外線吸収剤不使用、ノンアルコール、ノンパラベン、ノンサルフェートで6つの無添加です。

保湿成分は、メタクリル酸ステアリル共重合体、アロエエキスなどを贅沢に配合しています。

4位　ビオトゥルム「フェミニンクリーム」

出典：omochabako

デリケートゾーンの肌を柔らかくして乾燥や不快感のない肌に仕上げるクリーム。

pH値3-4のオーガニックの乳性由来「ラクトインテンシブアクティブコンプレックス」が肌に潤いを与えます。

高品質な植物油で吸い付くような柔肌に整えてくれます。

25年間以上にわたりオーガニック食品とオーガニック化粧品に携わってきたマルティン・エヴァースが設立したドイツ「ビオトゥルム社」のクリームです。

3位　モディッシュ「ラ ファム デリケートクリーム」

出典：モディッシュ

pH値5.10の弱酸性で肌に優しいデリケートクリームです。デリケートゾーンのバリア機能と肌の再生をサポートします。

質の高い天然オイルが配合されていて、肌になじみやすくとろけるような質感も魅力。

脱毛後のケアにも使え、美白にアプローチする21種類の植物エキスも配合されています。

デリケートゾーンの脱毛後や乾燥ケア、美白など、デリケートゾーンのお手入れが1本でできる優れものです。

2位　石澤研究所「アルジタル デリケートハイジーン ニアウリクリーム」

出典：石澤研究所

化粧品成分の経皮吸収率が高いデリケートゾーンには高品質なものを選びたいものです。

本商品は15種類の植物成分でデリケートゾーンを守るリッチなクリーム。肌を優しく保護するグリーンクレイなどが、刺激に弱いデリケートゾーンを保護します。

伸びがよく、肌になじませたらサラサラしてべとつきません。爽やか香りと爽快な使用感で夏にもピッタリです。

お試しで使いたい方やお出かけ先でケアしたい方向けに10mlで500円のミニサイズが展開されているのもうれしいところです。

1位　サンルイ・インターナッショナル「アンティーム　ホワイトクリーム」

出典：アンティーム

デリケートゾーン専用の保湿・美肌クリームです。Vラインや乳首、ワキなどをしっとり潤します。

オリーブオイルなど自然原料が皮膚に栄養を与え、柔らかく柔軟性のある肌へと導きます。

保湿効果にトウキ根エキスなど日本人女性に合う和漢エキスを配合。天然の植物原料にこだわり抜いた1本です。

使用方法は、すり合わせて温めた手の平の上に、100円玉サイズを取り、手で優しく塗りこむだけ。気軽に日常的に使えます。

デリケートゾーンの臭い対策クリームおすすめ5選

デリケートゾーンは蒸れなどが原因で臭いトラブルのおきやすい部位です。専用クリームを使って日頃のケアを心がけましょう。

5位　G-Place「ナチュラムーン デリケートケア」

出典：G-Place

日本で製造されているデリケートゾーン専用クリーム。成分はすべて天然由来です。

肌によくなじむテクスチャーで、1滴ずつ出せるドロッパーボトルに入り。

ニオイトラブルの原因である雑菌の繁殖を抑えるため、殺菌と制菌作用に期待のできる沖縄県産の月桃やミントが配合されています。

黒ずみケアや乾燥対策にも使用可能です。ブラジル原産カンディアの木から採取でき抗酸化作用をもつ「ビサボロール」が素肌に透明感を与えます。

4位　シンクライズマーケティング「デオプラスラボ プラチナム」

出典：シンクライズマーケティング

柿タンニンを40倍配合して24時間99.99％殺菌できるデリケートゾーン用クリーム。ワキなど全身に使うことができます。

5種類の天然引き締め成分が配合されていて、臭いの原因である汗を抑えてくれます。

無着色料、石油系界面活性剤無添加、パラベン無添加、オイル無添加で身体に優しい成分でできています。

医薬部外品です。

3位　美彩「AQUA DEO-アクアデオ-」

出典：AQUA DEO

日本国内で製造されていて30g入りの約1カ月使えるデオドラントクリームです。

2種類の有効成分と8種類の天然成分が配合されています。無添加・無香料。

有効成分は、抗菌作用のある「イソプロピルメチルフェノール」と臭いの原因になる汗を抑える「パラフェノールスルホン酸亜鉛」を配合。

低刺激製法を採用していて、合成香料・着色料・鉱物油・石油系界面活性剤・パラベン・紫外線吸収剤・オイルは一切使用していません。

医薬部外品です。

2位　Pubicare organic「フェミニン スポットクリーム」

出典：Pubicare organic

世界一厳しいと言われているオーストラリアのオーガニック認証「ACO」を取得している「ピュビケアオーガニックブランド」のデリケートゾーン専用クリーム。

天然由来成分100%でオーガニック成分高配合です。ショーツの摩擦や蒸れなどで起こりやすいデリケートゾーンのトラブルを優しくケアします。

クローブオイルやパパイヤ果実エキスが肌荒れに働きかけて、タイムエキスが清潔にキープ。ニオイケアのできる機能性アイテムです。

ひきしめ成分にクローブオイル、潤い成分にパパイヤ果実エキスなど自然由来の良質な成分を配合しています。

1位　MAPUTI「オーガニックフレグランスホワイトクリーム」

出典：MAPUTI

オーガニック成分が主成分のデリケートゾーン専用クリーム。pH値は6前後の弱酸性で、日本国内で製造。

抗菌・抗酸化作用に期待できるローズマリー葉エキスがデリケートゾーンを清潔にキープし、消臭効果をサポートします。

カテキンの一種を贅沢に含んだチャ葉エキスも消臭効果に期待できます。ロングフレグランス成分が含まれているので臭いが気になりません。

夜の入浴後に塗ると、翌日は1日中いい香りが続きます。

石油系界面活性剤、パラベン、合成着色料、鉱物油、アルコール、シリコン、合成ポリマーの7種類が不使用です。

番外編：気軽に使えるスプレータイプのおすすめ3選

ペーパーなどに吹きかけて気軽に使えるスプレーもあります。

特に、生理中の臭いが気になる時には、外出中にも利用できるスプレータイプがおすすめです。

おすすめアイテムを3つ紹介します。

3位　ステラシード「クイックピュア ミスト」

出典：ステラシード

ボタニカル成分が配合された消臭ミストです。オリーブ果実油やハイブリッドサフラワー油、イランイラン花油などを厳選して配合。

無添加処方で、パラベンフリー、石油系界面活性剤フリー、アルコールフリー、無着色、合成香料不使用、無鉱物油です。

ミストは、弱酸性の低刺激でアレルギーテスト済み。インドレモングラスやカキタンニンなど食べることのできる成分が配合されています。

ティッシュに含ませて拭き取るだけなので、手軽に使えるのもうれしいところです。肌が敏感な生理の時も使用可能です。

2位　PEACH JOHN BEAUTY「デリケートデオスプレー」

出典：PEACH JOHN

下着メーカー「PEACH JOHN」が展開しているブランド「PEACH JOHN BEAUTY」のデリケートゾーン用エチケットスプレー。

生理中の臭いや汚れなどのケアに使うことができます。保湿成分も配合されているので、使用後はさっぱりとリフレッシュ。

日本人女性の肌質とニーズに応えたオーガニックコスメで、遺伝子組み換えの原料も使用していません。

使い方は、直接吹き付けてティッシュで拭き取るだけ。原材料は、日本国産で無農薬のフルーツとハーブを使っています。

1位　BCL「ウーマンエッセンシャルズ リフレッシュ スプレー」

出典：BCL

伊勢丹オンラインショップでも販売されているリフレッシュスプレー。デリケートゾーンの臭いの原因である汚れを取り除く植物由来の成分が配合されています。

グリセリンが肌に潤いを与え、しっとり柔らかく整えてくれます。肌に優しいパラベンフリーでpHコントロール設計。

世界的な有機認証機関「Ecocert認証」のオーガニック認証を受けた保湿成分を配合しているので肌荒れも防止。

3プッシュほどをティッシュなどに吹きかけ、デリケートゾーンを優しく拭き取って使います。

保湿と臭いケアで大切なパーツを美しく

デリケートゾーンの保湿と臭いのケアクリーム10選を紹介しました。手軽に使える臭い対策のスプレータイプも3商品解説しています。

デリケートゾーンは大切なパーツですので、20・30代のうちからケアをするようにしましょう。今から始めれば、年齢を重ねても美しさをキープできるはずです。