真っ青な海で潜りたい!そう思い立った時、真っ先に思い浮かぶのはきっと沖縄ではないでしょうか?青く澄んだ海と、カラフルな珊瑚や魚に会えばあなたの疲れをあっという間に癒してくれるはず♪
今回は沖縄にあるたくさんのダイビングエリアの中から、オススメスポットを3ヶ所ずつPICK UPします!
沖縄本島・恩納村エリア
沖縄の北部に位置する恩納村は、那覇空港からは車で1時間弱ほどで着きます。ダイバーに定番の人気のエリアでたくさんのダイビングポイントが存在し、船に乗っている時間も短く済む為、船酔いが心配な方や那覇などの都心部から日帰りで潜りたい方に向いているエリアといえます。
1.定番スポット!青の洞窟
恩納村は真栄田岬にあるポイント、青の洞窟ではビーチorボートのどちらでエントリーするかを決めることができます。ビーチだとエントリー後洞窟までの水中景色も楽しみながらの移動で、ボートですと洞窟入り口まで船で移動してからのエントリーです。
どちらにするかは自分次第ですので、無理の無いほうを選ぶといいでしょう。洞窟の奥まで進み入り口方向を振り返ると、真っ青に光る洞窟の穴がとても神秘的です。また、ここの魚たちはとても人に慣れていますので魚たちのほうから寄ってきてくれるところも人気の秘密です。
必要スキル:初心者~上級者までOK
平均水深:5~8m
最大水深:40m(初心者は行きません)
流れ:比較的穏やか
2.ゆっくり潜りたい方にはナカユクイ
沖縄の方言で「ひと休み」という意味のナカユクイ。こちらは砂浜からビーチエントリーするスポットで、最大深度も10m前後ととても浅いです。潮の流れもほとんどないので、ゆっくりまったり珊瑚や生物を楽しみたい方や水中写真撮影の練習をしたい方にぴったりです。
必要スキル:初心者~上級者までOK
平均水深:10~20m
最大水深:30m程度
流れ:比較的穏やか
3.中級者以上におすすめの万座・ドリームホール
恩納村エリアにある万座・ドリームホールは元は海面よりも高い位置にあった鍾乳洞が海中に沈みダイビングポイントとなりました。洞窟を通り抜けるとドロップオフになっていて、こういった場所は潮の流れが強かったりすることと、最大水深は30m前後ありますので
中級者以上からこのポイントに行くことができます。洞窟を抜けた先にはハタンポなどの魚がたくさん群れており、ダイナミックな地形や濃い魚影を楽しむことができます。
必要スキル:中級者以上から(中性浮力スキル必須)
平均水深:17m程度
最大水深:30m程度
流れ:多少あり
沖縄でダイビングといえば慶良間諸島(ケラマショトウ)
慶良間諸島は有人、無人合わせて20ほどの島々からなる諸島で、那覇から高速船で15分程度で行ける島から、1時間以上かかる島まで様々です。島それぞれに個性があり、特徴が違いますので、何度通いつめても飽きることなく沖縄ダイビングを楽しむことができます。
この慶良間諸島のうち、人気3島をご紹介します。
1.自然たっぷりの小さな島・阿嘉島(アガジマ)
小さい島で、人口は約300人の阿嘉島。小さいので車が無くとも徒歩で島を回ることもできます。人が少ない分、プライベート感も味わえ、”ケラマブルー”と呼ばれる澄み切った青い海を存分に味わえるのもこの阿嘉島の特徴。
こちらは那覇からフェリーなら1時間半、高速船で1時間弱で行くことができます。
必要スキル:初心者~上級者までOK(ポイントによる)
平均水深:10~20m程度
最大水深:30m程度
流れ:ポイントによる
2.冬には鯨にも会える!座間味島(ザマミジマ)
阿嘉島と同じく、高速船で1時間弱の場所にある座間味島は、なんと冬には鯨に会うこともできます!子育てをしに鯨がやってくるそうです。慶良間諸島の中では最も人気のエリアでもあり、その分やはりダイバーも多く訪れます。
座間味のダイビングポイントの中でも「ニタ洞窟」では珊瑚の広がる根の間にトンネルが多数存在し、晴れた日はそのトンネルに差し込む光のおかげで幻想的な景色が見られます。
必要スキル:初心者~上級者までOK
平均水深:10~20m
最大水深:20m程度
流れ:比較的穏やかなことが多い
3.ウミガメ遭遇率が高い渡嘉敷島(トカシキジマ)
慶良間諸島の西側に位置し、那覇から高速船で40分程度で到着する渡嘉敷島。最大深度も20m前後と浅く、初心者やゆっくりとダイビングを楽しみたい方に向いているといえるでしょう。観光客も本島ほど多くないため自然が守られておりとても美しい島です。
また、ウミガメ遭遇率が非常に高いと有名です♪
必要スキル:初心者~上級者までOK
平均水深:10~20m
最大水深:25m程度
流れ:ポイントによる
ダイバーに人気の離島3スポット
沖縄のまわりの離島にもダイバーたちに人気のスポットがいくつかあります。ぜひ足を伸ばして圧巻の美しさを体験してみてください。
1.圧巻の魚影の濃さ!粟国島(アグニジマ)
那覇からフェリーで2時間、またはプロペラ機で移動して行く粟国島。海況や天候によって船が出なかったり、プロペラ機も飛ばなかったりと移動には少々手間がかかりますが、それでも足を伸ばすだけの価値がある海です。
ただしそういったトラブルが発生すると自身が到着しているのに荷物はまだきていない…。なんてことになることもあるので、ダイビングの際には事前に荷物を送っておき休みに余裕を持っておくようにしましょう。
4月中旬~6月頃にはギンガメアジトルネードと呼ばれる、何万匹ものギンガメアジが群れとなって渦巻く姿は圧巻です。ドリフトスタイルのダイビングとなりますので、経験本数が50本以上であることやフロート持参必須だったりと色々な制約がありますので
事前に自分のスキルや装備で問題が無いか確認しておきましょう。
必要スキル:初心者でも可のショップも有りだが、基本は中級者以上~上級者推奨
(単独でのスムーズなフリー潜行、浮上、ドリフトダイブ経験、中性浮力スキル必須)
平均水深:10~15m
最大水深:20m程度
流れ:比較的強い(場合による)
2.スポットライトを独り占め!?宮古島(ミヤコジマ)
宮古島ダイビングで一番人気のポイントは「魔王の宮殿」というポイントです。まずネーミングに尻込みしてしまいそうですが、本当に魔王が現れるわけではないのでご安心を。(笑)こちらは風向きの関係で9~5月の北風が吹く時期のみ潜れます。
複雑な洞窟内を抜けた先に大きく拓けた空間があり、空間の天井には穴が開いていてそこから差し込む光がスポットライトのようで美しいです。是非そのスポットライトをご自身で浴びにいきませんか?
必要スキル:中級者~上級者までOK
平均水深:15m程度
最大水深:25m程度
流れ:たまに強いこともある
3.マンタに会いたいなら石垣島(イシガキジマ)
石垣島といえばマンタ!!といっても過言ではないほど、ダイバーにはマンタで有名な島です。冬場でも会えるようですが、高確率で出会えるシーズンは5月~9月上旬で、中でも7、8月がベストのようです。マンタは比較的浅いところを泳いでいることが多いので
器材を背負って下から見るもよし、スノーケルで水面から見るもよしです。
必要スキル:初心者~上級者までOK
平均水深:10~15m程度
最大水深:30m程度
流れ:ポイントによる
沖縄には他にも素敵スポットがたくさん♪
下調べをして、実際に沖縄に行き「ここに行きたい!」とリクエストしていても天候や海況で変更になることももちろんあります。希望の場所に行くことができず、残念な気持ちになるかもしれませんが、その場合はスタッフさんがその日に一番楽しめるだろうエリアを一生懸命選んでくれますので安心して身を任せましょう!
彼らは沖縄の海を知り尽くしたプロフェッショナルですから♪東京や大阪などの都心部からでも飛行機で2時間もあれば着くので、大型連休でなくとも普段の週末でささっとダイビングに行けるのが嬉しいですね。今度の週末は是非、青い沖縄の海に癒されに行きませんか?
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