先々の不安定な経済状況を心配するニュースが多い毎日。(2020年5月10日時点)
職場復帰に向けて、お子さまの保育所入園を検討している方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お子さまを保育所に入園させるための活動「保活」についてご紹介していきます。
保活を始める前に!基礎知識をチェック
まずは、保活を始める際の基本となる知識を確認していきます。
保育所の種類や認定を受けるにあたっての区分など、基本情報をしっかり抑えておくことが大切です。
保育所の種類
保育所には幼稚園・保育所・認定こども園・地域型保育の4種類があります。
小学校以降の教育の基礎をつくるための幼児期の教育を行う学校
【保育所】対象:0〜5歳
就労などのため家庭で保育のできない保護者に代わって保育する施設
【認定こども園】対象:0〜5歳
幼稚園と保育所の機能や特長をあわせ持った、地域の子育て支援も行う施設
【地域型保育】対象:0〜2歳
保育所(原則20人以上)より少人数の単位で、0から2歳の子どもを保育する事業
それぞれに対象年齢や利用できる時間、利用できる保護者の制限があります。
地域型保育についてはさらに細分化されているので、詳しくは内閣府のホームページを確認してください。
認定の区分と保育料
それぞれの施設を利用するにあたっては、お住まいの市町村から認定を受ける必要があります。
その認定区分や保護者の所得に応じて、保育料が決まる仕組みになっています。
認定区分を確認する
認定は1号認定・2号認定・3号認定に分かれ、それぞれの認定に応じて利用できる施設が異なります。
自分がどの区分にあたるかについては、上記の図で確認することができます。
また、認定区分により利用できる施設は下記の通りです。
【2号認定】保育所・認定こども園
【3号認定】保育所・認定こども園・地域型保育
(※1) 幼稚園には新制度に移行しない幼稚園もあります。その園を利用する場合は、認定を受ける必要はありません。
保育料について
保育料は、認定区分や保護者の所得に応じて、国が定める上限額の範囲内でそれぞれの市町村が定めます。
保護者の所得は、市町村民税所得割課税額などを基に算出される仕組みです。
多子(たし)世帯やひとり親世帯などの場合は、保育料の負担軽減があるのもポイント。
きょうだいで利用する場合は、最年長の子どもから順に2人目は半額、3人目以降は無料となります。
認定区分によって、多子(たし)計算のカウント方法が異なるので、詳しくはお住まいの市町村へ確認するか内閣府のホームページでチェックしてください。
保活には情報収集が大切
保活に必要な基本情報をチェックしてきましたが、基本情報だけでも細かい規定がたくさんあります。
基本的には、市町村に問い合わせたり、内閣府のホームページを確認するなど自ら情報をキャッチしに行くことが必要です。
続いては、保活のためにどんな情報が必要なのかをご紹介します。
入園のための選考基準を知る
認可保育園に入園するためには、それぞれの市区町村によって選考基準があります。
まずは、この基準をしっかり理解することが重要です。
基準については、自治体のホームページや市区町村役場の入園案内の窓口で「入園案内」を入手しましょう。
入園案内には、入園のための条件や、選考基準の詳細が掲載されています。
基本的には「保育園に入る必要性が高い家庭」から優先的に入園できるようなしくみです。
その優先順位は、「選考指数」と呼ばれる点数によって決まります。
選考指数の点数が高いほど、保育の必要性が高いとみなされます。
まずは選考基準をもとに、自分の世帯がどの程度の点数になるのかを知ることからはじめましょう。
通うことのできる保育所を調べる
自宅や職場の近くの通える保育所がどれくらいあるのかも、大切なポイントです。
保育所を調べる際には、保育所までの距離・保育時間・気づいたことなどをリスト化しておくと、あとで比較検討しやすくなるのでおすすめ。
また、認可保育所は国や各自治体から運営費の補助金がでているため、保育料が比較的安いケースが多く、倍率が高いのが現状です。
認可保育所に入園できなかった場合に備え、認可外の保育所についても候補に入れておくことが大切です。
自治体によっては、入園倍率をホームページに掲載しているところもあるのでチェックしてみてくださいね。
保活スケジュールを把握する
できれば妊娠中から保活をはじめるのがおすすめです。
体調に配慮しながら行うことが大切ですが、何歳から保育所に入園させるかなども含めて検討しておきましょう。
認可保育所の申し込みは、翌年4月入園の場合で、10月から11月頃に始まる自治体が多いようです。
結果の通知はだいたい2月頃です。
なお、自治体によって、入園申し込みの時期は異なります。
早めに日程やどんな書類が必要なのか確認しておくと安心です。
保活にFiika(フィーカ)がおすすめな理由
以上のように、保活においては情報収集がキーポイントです。
ただ、自治体のホームページや保育所の案内だけでは分からない情報もたくさんあります。
実際に保育所に通わせている先輩ママや、保活中のママに聞いてみたい!と思うことも多いはず。
そんなときに活用できるおすすめのアプリが「Fiika(フィーカ)」です。
おすすめポイント①|自宅近くの保育所探しが簡単
Fiika(フィーカ)のアプリを使えば、自宅近くや引越し先などの住所から、近くの保育園リストをすぐに入手することができます。
自宅から1〜15kmの範囲で指定可能なので、徒歩・自転車・車で通うことができる保育園にしぼった検索が可能。
認可保育園だけでなく、認証保育園、認定こども園、企業主導型保育園などの認可外保育園も閲覧できるのも嬉しいポイントです。
住所をタップするとスマホ端末の地図アプリで保育園の場所を確認することもできるので、見学にも行きやすくなりますね!
おすすめポイント②|公式情報だけでは分からない情報が交換できる
近隣地域で実際に保活をしていると、公式の情報だけでは分からない保育園情報を交換したいと思うこともあるはずです。
そんな時、Fiika(フィーカ)アプリ内のマッチングタブ機能を使えば、ママ友になったママの中で保活中の人だけを探すことができます。
同じ境遇のママ友と情報交換ができるのは心強いですよね!
おすすめポイント③|近所の“気の合う”ママ友が探せる
自宅からの距離や趣味、ママスタイルなどの情報でママを検索することができるので、気の合うママ友を探すことができるのもポイント。
住んでいる場所・趣味・経歴などの自身についての情報を選択すれば選択するほど、似た境遇のママとのマッチングがしやすくなります。
Fiika(フィーカ)アプリの基本情報
Fiika(フィーカ)アプリは、現在iOSの方のみダウンロードが可能です。
Android向けのアプリは、現在開発中とのこと。
LINEから友達登録をすると、準備ができ次第案内が届くので、登録しておくとよいかもしれません。
アプリに保活をサポートしてもらおう
今回は保活について、詳しくご紹介しました。
保活には、積極的な情報収集が欠かせません。
妊娠中の体調を考慮しながらの保活はなかなか大変なもの。
便利なアプリを活用して、少しでも効率良く情報収集してみてはいかがでしょうか。