新型コロナウイルスの影響により、収入減が叫ばれている現在、住宅ローンの支払いが大きな負担になっているのではないでしょうか。
とはいえ、実際どんな対策を取ればよいのが分からない方も多いはず。
そこで今回は、オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を運営する、株式会社MFSにて行われた「新型コロナウイルスによる住宅ローン返済への影響」に関するアンケート調査結果をご紹介していきます。
併せて今からでも間に合う対策法をご紹介しますので、住宅ローンの返済でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
すでに世帯収入減ははじまっている
住宅ローン返済中の男女483名にアンケートを行ったところ、「世帯収入がすでに減った」と回答した方は31.3%、「今後減りそう」と回答した方は30.0%。
半数以上の世帯が収入への影響を感じていることが分かりました。
減少額は「5〜10万円」という回答が最も多く、影響を受けている年代は30代が約4割。
若い世代ほど収入への影響を受けていることは、注目すべきポイントです。
減少の原因は、「会社側の都合による労働時間の縮小」が約8割。
働き盛りの30代の残業代が減ったことにより、収入が減少していることが推測されます。
約7割が住宅ローン返済に不安
住宅ローンの返済が「とても苦しくなっている」「やや苦しくなっている」という回答は、すでに39.6%です。
「今後苦しくなりそう」と回答した方も28.4%。
今後の住宅ローン返済について約7割もの世帯が何らかの不安を感じているようです。
約8割は住宅ローン問題に未対策
住宅ローンの返済になんらかの不安を抱えている人のうち、実際に解決方法を検討または実行した方は、たったの22.6%という結果に。
残りの約8割近くの方が、何も対策できていないのが現状です。
一方で新型コロナウイルスの収束には「1年以上かかる」と考えている方は34.0%。
今後もしばらく影響があると感じているにもかわからず、対策をまだうてないでいる方のほうが圧倒的に多いようです。
実際にはどんな対策法があるの?
実際の対策として検討・実行した方法で最も多かったのは「金融機関への返済猶予についての相談」です。
次いで「住宅ローンの借り換え(変動金利へ)」が具体的な方法としてあがりました。
外出自粛が求められる現在、実際に金融機関に足を運び相談するにはハードルが高く、具体的な借り換えの相談ができない…という方も多いのが実態ではないでしょうか。
そもそも借り換え対策とはどういうもの?
住宅ローンの借り換えとは、今借りている住宅ローンを他の住宅ローンに乗り換えることです。
メリットは、今借りているローンよりも、低い金利のローンに借り換えることで負担を軽減することができること。
ただし、借り換えにあたっては諸費用がかかったり、審査が必要になります。
そのため、総体的にシミュレーションして、メリットとデメリットを踏まえて検討することが大事なポイントです。
「モゲチェック」は借り換えプランを無料提供中!
現在、住宅ローンサービス「モゲチェック」では、借り換えプランを無料で提供してくれるサービスを行なっています。
通常、借り換えプランの相談には、別途コンサルティング料がかかるもの。
しかし、新型コロナウイルス収束の目処がたつまでは、無料で利用できるとのこと。
借り換えの際に必要となる住民票などの公的書類も、代行で取得してくれるサービスもあるそうです。
具体的な借り換えプランには下記のようなプランがあります。
教育ローンやマイカーローンなどの住宅ローン以外のお借り入れを、住宅ローン借り換えと同時に、返済期間(最長35年)と同期間に借り換えできる。
ローンの返済期間を延ばすことにより、毎月の返済額を大きく削減。
住宅ローン借り換えで発生するメリット額分を、先に現金として受け取ることが可能。
通常、メリット額は毎月返済額分から削減される形となるため、現金でまとめて受け取ることは不可。
このプランでは、毎月削減される返済額分を新たな借り入れの原資として、新規借り入れを行う。一般的なカードローンの金利水準よりも低く借り入れできることがポイント。
※両プランともに金融機関と提携をし、フラット35を利用した借り換えとなります。
プランの詳細についてはこちら/モゲチェック公式サイト
借り換えなどの対策を活用。少しでも不安を減らそう!
ただ漠然と住宅ローン返済への不安を抱えているよりも、一歩踏み出して借り換えなどの対策を検討してみてはいかがでしょうか。
実際に借り換えするかどうかは総合的な判断が必要ですが、具体的に検討することで、不安が解消される場合も。
自宅にいる時間が長い現在、ネットを使って借り換え方法について調べてみることもおすすめです。